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冬至前日の床下エアコン体感レポート@横浜市緑区

2025年01月13日 17:28   Category : ニュース

動画でご覧になる方はこちらからどうぞ。

冬至の前日となる12/20の朝、お引渡し前の横浜市緑区、N様邸にお邪魔しました。

晴れ渡る青空に、引き締まった印象の外観が印象的です。

お邪魔したのは朝日がまぶしい朝9時ころ。

天気予報によると、朝9時の気温は、5℃。体の表面は冷たさを感じるものの、駅から歩いてきたので体の芯は温まっています。

そんな状態で玄関を開けると、アールの下がり壁が並ぶ、可愛らしい家族用玄関兼シューズクロークに正面のルーバーが印象的。

足を踏み入れると、じんわりと温かさが体を包みます。

玄関に置いた温度計は、21℃をさしていました。ご入居前の人の気配がない工事中の現場で、この暖かさはなかなかのもの。

暮らしが始まれば、人の体温やお料理、給湯などによる熱の使用で、もう少し上がると思われます。

こちらの玄関ホールは、エスタコウォールという漆喰を使った塗りで仕上げています。

アールの下がり壁と、塗り仕上げの手作り感が、ナチュラルな風合いを醸し出します。

19帖のリビングは、MAX約6メートルの高さがある勾配天井まで、吹き抜けになっています。ご家族のコミュニケーションに一役買いそうな、アイアンの手摺がある開放廊下や、2つの部屋に取り付けた室内窓。

ちょっとワクワクします。

 

床材は木肌が美しい無垢のオーク。

この床の下にエアコンからの暖気が通り、家全体を温めています。

床下エアコンのもう一つの魅力は、フローリングに無垢材を使えること。

一般的な床暖房は、床材に無垢の木を使うことが出来ないのです。

 

さて、キッチンに置いた温度計、安定するまでしばらく置いて確認すると、その温度22℃。

ちょうどよい具合に温まっています。

こちらは、キッチンを横から見たところ。右隅に見えているのが床下エアコン暖房です。奥様が立たれるキッチンの床下にも当然ながら暖気が届いています。

このキッチン、特筆すべきは、レンジフードの壁面に据えたタイル。

マットな風合いと照りのあるタイルを織り交ぜています。本物のタイルが使われている空間は、重みが増します。

 

見た目だけでなく、家事動線にもこだわっています。

脱衣室兼ランドリールームをキッチン横にレイアウトし、炊事をしながら、洗濯作業も同時にこなせます。

インテリアテイストもキッチンとはガラリと代わり、清潔感のあるホワイトで。

天井吊り下げ物干しを活用し、たっぷり干せる乾燥室も兼ねています。床に見えるガラリで、床下からの暖気を引っ張ってきているので、脱衣室もポカポカ。ヒートショックの心配は全くありません。

こちらは吹き抜けに面する2階の開放廊下。夏も冬も右上に見えるシーリングファンで空気を循環させています。

2階の開放廊下に置いた温度計、こちらも21.1℃。

ほぼ1階のカウンターキッチン上と同じ温度です。

温度計の上に設置されているエアコンは、夏場に活躍する冷房用のエアコンです。

特に冷える冬日の朝などは、補助的な暖房としてもご活用いただけます。

夏場の冷房は、この位置からリビング全体に涼しい風を届けます。

さらに反対側から見ると、

開放廊下は寝室につながります。

空間全体を冷やした冷気は、扉の上に設けたファンから取り込まれ、居室も冷やします。

ご家族によっては、寒いと感じる場合もあるでしょうし、不在のお部屋は冷気は必要ありませんね。

そんな時は、ファンのスイッチを切ればオーケーです。

ちなみに、右の写真の正面、グレーの扉はトイレです。

トイレの空調は居室と切り分けます。

さて、2階のお部屋の室温も測ってみました。

左手正面、室内窓の見える居室、窓は閉まっています。扉も閉めた状態での温度は、18.5℃。

さすがに、1階リビングと同じようにはいきませんが、寒いとは感じませんでした。

「やっぱり寝室にもエアコンが欲しい!」というときのために、設置できる下準備は整えています。

こちらは、在宅でお仕事ができる書斎。この書斎にも、夏の冷気を届けるファンがついています。

本棚右の扉の向こうは、ウオークスルークローゼット。

その奥に寝室があります。お仕事が深夜に及んだとしても、ご家族に配慮した、ちょうどよい距離感だと思います。

ウォークスルークローゼットの先、こちらが主寝室。

室内窓があると、明るい上にヌケ感があり、広く感じます。

窓からはリビングも望めます。

2階の廊下には、あると便利な洗面化粧台を設けました。

コンパクトなサイズにピッタリのミラーや照明が見つかりました。

一方、お手洗いは、グレーと木目のツートーンで渋め。スタイリッシュに仕上がっています。

 

今回のお住まいは、床下エアコン暖房と冷房用エアコンのたった2台で、夏冬を快適に暮らせる空調を整え、エスタコウオールや無垢のオークの床、名古屋モザイクのタイルなど素材にもこだわりながらインテリアデザインを仕上げ、家事動線にもこだわっています。

 

延床33坪と、一般的な広さでありながら、3つの寝室に書斎、開放感のあるリビング、収納を兼ねた家族用玄関、脱衣室兼ランドリルームを確保しました。

 

まさに、快適性、使いやすさ、本物の素材を使った見た目の美しさを兼ね備えた素敵なお家に仕上がっていると思います。

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