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横浜・川崎の注文住宅なら鬼塚工務店

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完成現場見学会のご案内

2022年09月09日 13:00   Category : ニュース

鬼塚工務店が造った大切なお客様のご新居を

注文住宅をご検討中の方に向けて、特別にお披露目します。

 

■日時:

2022年9月23日(祝・金)受付時間10:00~16:00

2022年9月24日(土)    受付時間10:00~13:00

 

■場所:横浜市鶴見区東寺尾 (駐車場はございません)

※詳細な住所につきましては、ご連絡いただいた方にのみご案内いたします。

 

■参加方法

①電話(045-620-3925)受付時間09:30~17:30

②弊社メールアドレス(reception@onizuka-koumuten.jp

※参加代表者の氏名と参加希望日時を記載のうえご連絡ください。

③弊社インスタグラムのダイレクトメール

※参加代表者の氏名と参加希望日時を記載のうえご連絡ください。

(最終受付日時は、9/22(木)17:30迄とさせていただきます。)

 

皆様のご参加お待ちしております!

 

お客さまインタビュー動画をアップいたしました!

2022年08月31日 17:07   Category : ニュース

今年4月にお引渡しさせていただいた横浜市戸塚区I様にご協力いただいたお客さまインタビューです。

家づくりに至った経緯、当社との出会い、完成までのエピソード、そして住み心地までお応えいただきました。

ぜひご覧ください。

台風による営業時間変更のお知らせ

2022年08月13日 09:59   Category : ニュース

本日8月13日(土)、台風8号の影響により、大変恐縮ではございますが、営業時間を15時までとさせていただきます。
お客様の帰路や安全を鑑みましての変更となりますので、何卒ご了承の程、宜しくお願い致します。

 

尚、翌日14日(日)は通常通り営業予定です。

 

お客様には大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

 

「たった2台のエアコンで、夏も冬も快適な家」アップしました!

2022年07月27日 16:02   Category : ニュース

7/22金曜日、炎天下の中、お引渡し前のお住まいにお邪魔してきました。

このお宅は、夏のエアコンと、冬の床下エアコンのたった2台だけで、夏も冬も快適に過ごすことを目指したお住まいです。

外気温35℃を超える中、室内は1‐2階どのお部屋も快適に過ごせる25℃前後をキープしています。

その模様を、動画で撮影しました。

ぜひご覧ください。

省エネ住宅が義務化されます

2022年07月12日 10:22   Category : ニュース

建築物省エネ法の改正案が、先月13日、国会で可決されました。
これにより、2025年から、この法律が定める省エネ基準を満たさない住宅は、建築できなくなります。
では、その基準とは何か?
大きく二つあります。
1つ目は、一次エネルギー消費量基準、
2つ目は、外皮性能基準。
さっぱりわかりませんね。
簡単にご説明いたしましょう。
ひとつめの一次エネルギー消費量基準とは、住宅内で使われる、照明、換気、冷暖房、給湯、その他の家電で使われるエネルギーを、一定の基準以下に抑えてください、というもの。
要は、省エネ機器を使ってね、ということです。
照明、給湯、換気は、その設備ごとに、省エネ性能の数値があるので、足し合わせます。そのほかの家電は、いちいち足し合わせるのは現実的ではないので、住宅の床面積で自動計算します。
残るは、冷暖房。
冷暖房も省エネ性能の数値がありますが、それだけで使うエネルギーを測ることはできません。
冷暖房が使うエネルギー量は、住宅性能により、大きく異なります。
ここで必要になるのが、建築物省エネ法の2つ目の基準となる外皮性能です。
外皮とは、住宅の外側を覆う、屋根、壁、床、窓等のこと。
この外皮から、どれだけ熱が出入りするかによって、冷暖房で使うエネルギー量が変わってきます。
さらに外皮性能は、2つに分かれます。
1つ目は、どれだけ外気との熱の出入りを抑えられるか?いわゆる断熱性が高いか?ということです。この性能の単位を、UA値と言います。
2つ目は、夏のエアコンに関していうと、いくら断熱性を高めても、日射熱がサンサンと入ってきたら、輻射熱により冷房の効きが悪くなります。
その日差しによる熱の取得率をあらわす単位を、ηAC値(イータエーシー値)と言います。
要は、熱の出入りを抑えるために、断熱材をしっかりいれて、日射熱を遮断する工夫をしてくださいね、ということです。
冒頭のお話に戻ると、建築物省エネ法の改正により、このUA値とηAC値の基準をクリアした上で、一次エネルギー消費量の基準を満たさないと、2025年から家が建てられなくなります。
一次エネルギー消費量基準は、省エネ機器を使うことで解決します。
大切なのは、外皮性能を決めるUA値とηAC値。設備機器は買い替えが効きますが、外皮性能はひとたび建ってしまったら、変更することができません。
だから、どうせ建てるなら、性能の高い家を建てるのが、正解だと思うのです。
家のUA値とηAC値を算出した結果は、このように出てきます。
上の表の、最初の赤線で囲んでいる数字が横浜市の基準で、UA値0.87w/㎡K、ηAC値2.8%です。
いすれもこれを下回る必要があるのですが、この事例では、0.40w/K㎡K、1.3%とクリアしています。
2025年からこの基準(UA値0.87w/㎡K、ηAC値2.8%)をクリアすることが義務化されますが、実は2030年になると、さらに厳しくなって、UA値の基準値は0.6w/㎡Kになる予定です。
ご存知の通り、日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指しています。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにするということ。
それを目指すには、日本の今の住宅の断熱性はあまりにも低く、このままではとても達成できません。とはいっても、そんなに急には対応できないだろう、ということで、現実的な落としどころを探っている状況です。
もし、これから家を建てようと思っていて、あまり家の性能について、重視していないとしたら、3年後には建てられない家を建ててしまうことになるかもしれません。
それは、けっこうまずい。
なんらかの理由で、売却する必要が出たときに、その時にはもう建てることができない性能の低い家として、売り出すことになります。
既存不適格物件となると、住宅ローン控除も使えず、買う側からすると、とても買いにくい物件となってしまう可能性が高いのです。
そのまま住み続けるにしても、夏暑く冬寒い!と感じる可能性が高く、快適に暮らせるとは思えません。
というわけで、これから家を建てる方にとって、住宅の性能は絶対に無視できない、もっとも重視すべきポイントの1つなのです。
地球温暖化が進むいま、鬼塚工務店は、家の性能を高めることがもっとも重要だと考え、日々取り組んでいます。
重要だと考える家の性能は、断熱性だけではありません。
耐震性も、気密性も、同じくらい重要です。
ご興味がありましたら、家づくり相談会にいらしてください。
詳しくご説明いたします。
相談会は予約制です。
皆さまのご来社を心よりお待ちしております。

夏の小屋裏エアコン体感会開催!

2022年06月27日 17:36   Category : ニュース

梅雨時にもかかわらず、猛暑が続くと思ったら、梅雨があけました。長い夏のはじまりです。

先週の金曜日、お引き渡しを前に、横浜市保土ヶ谷区で建築中の現場に行ってまいりました。

このお宅には、冬の床下エアコンに加え、夏は一台のエアコンで、吹き抜け空間と1階部分全体を冷やす吹き抜けエアコンを設置しています。

まずは冬の床下エアコンはこちら。

ペニンシュラキッチンの前、カウンター下部にあるのが、冬に活躍する暖房用の床下エアコンです。

そして夏用のエアコンはこちら。

シーリングファンの右手にあるエアコン。

ここからの冷気が1階全体、下がり壁で仕切っている洗面室にも行き渡り、快適な室温をキープします。

最近のエアコンはとても性能が高く、一般的な家庭用エアコンで、家中まるごと冷房を行き渡らせることも可能です。

当日も30℃を超える真夏日でしたが、家の中に入るとひんやり涼しく、リビングの裏側にあるこの洗面室もしっかりエアコンが効いていました。

ただし、このようにエアコンの冷気を隅々まで効かせるためには、気密性、断熱性が高いことが大前提なのです。

今回のお住まいの気密性=C値は、0.5㎠/㎡。

国が定めていた次世代省エネ基準=C値5.0よりも、隙間が1/10しかなかったということです。

隙間がそんなに大きかったら、いくら冷やしても、涼しさをキープできないのはご想像いただけると思います。

断熱性は現在計算中ですが、同じ仕様で今回のお宅よりも窓が多かった他のお客様の家がUA値0.53でしたので、おそらく0.5位になると思われます。

横浜市の省エネ基準は、UA値0.87ですので、仮に0.5とすると、4割ほど断熱性が高いということになります。

「隙間が小さく、熱の出入りが少ない家を建てて、冬は床下エアコン、夏は小屋裏エアコン各1台だけで冷暖房をまかなう」というのがいま考えられる、最も省エネかつコストパフォーマンスの高い冷暖房のあり方だと思っています。

小屋裏にエアコンがあれば、インテリアの美観を損ねるシロモノ家電のエアコンをリビングに置く必要がありません。

また、直接あたる冷房の風は不快ですが、小屋裏から一階に注がれる冷気は、風を感じることなく、本当に爽やかです。

初期費用も全館空調と比べたら段違いですし、エアコンを各部屋に揃えるより安あがりです。

「本当に小屋裏のエアコンで、1階を冷やすことなどできるのだろうか?」

このように疑問に思われる方、多いと思います。

百聞は一見にしかず、当社のショールームで体感できます。

昨年夏に撮影したサーモグラフィーの様子です。

外気温34.6℃の時、小屋裏エアコンで涼むリビングは27.5℃。

ほとんど温度ムラがありません。

 

冷たい空気は、上から下に動きます。

だから、家の一番高いところ=小屋裏に設置する必要があるのです。

 

これからますます、夏の冷房、冬の暖房が家づくりの大きなテーマになることは間違いありません。

ぜひ一度、体感しにいらしてください。

体感会は完全予約制です。

お申込みは、お電話か問い合わせフォームよりお願いいたします。

「住宅展示場3割削減」

2022年06月16日 07:44   Category : ニュース

6/11の日経朝刊の1面、注文住宅業界第三位の大和ハウス工業に関する記事です。

要約すると、コロナ禍、昨年度の展示場来場者数はコロナ前の2019年比、5割減少。

来場をきっかけにした成約割合も、それまで5割だったものが3割まで低下。
展示場運営には、年間3~5000万円のコストがかかるため、効率が下がったので見直すことになったそうです。
全国に197戸の展示場があるので、仮に1棟年間4000万円の維持費がかかるとすると、約80億円。

1年間に同社が建てる注文住宅の数が5000件と言いますから、一件あたりの負担額は160万円にもなります。
これを3割削減すれば、単純に1件50万円ほど削減できますね。

ご存じのとおり、モノの値段がすさまじい勢いで上がっているので、無駄なコストはカットして、建築資材等の値上がり分を吸収していこうという狙いがあります。

効率の悪くなった展示場を減らす一方で、ホームページを起点とした契約割合を増やすことを目指します。

昨年度、同社に建築を依頼した全5000件のうち、ホームページを起点にした契約は1割程度。

4年後には2割にまでふやす考えだ、とも伝えています。

ちなみに当社の場合は、紹介を除けばほとんどすべての方が、ホームページをみてご来社いただいています。

 

なんでこんなにホームページからの契約割合が少ないのでしょう?

たぶん、ダイワハウスさんを始めとする大手ハウスメーカーのことは、TVcmや看板などで知っているので、わざわざホームページで探すということはしないのでしょう。
展示場に行ったり、情報誌やポータルサイト経由で資料請求をすれば、営業マンがついて、1から10まで詳しく説明し、納得すれば契約、お引渡しまで担当してくれます。

大量に広告宣伝をして認知度を上げ、展示場や資料請求で個人情報をお預かりしたら営業マンが契約を目指して日々営業をかけていく。

この方法だと、広告費と営業マンの人件費を削減することはなかなかできないと思いますが、そんな中でコスト高の住宅展示場を削減するダイワハウスさんの取り組みは、うまくいけば金額を下げる効果が期待でき、お客様にとってもメリットのある挑戦だと思います。

一方で、モノの値段が上がっている今、お客様が気を付けなければいけないのは、家の価値を下げるコスト削減が行われていないかチェックすることです。

住宅展示場や営業マンなどのコスト削減は、家の価値を下げるものではありません。
しかし、例えば乾燥材を使わなければいけないところに、安い生木を使えば、家の価値を損ないます。

こんなコスト削減は、絶対に受け入れられません。

ものの値段が上がり競争が激しくなってくると、やってはいけない、あるいはやるべきでないコスト削減の手段に、住宅会社が手を染めてしまう可能性が高くなります。

もちろん、こういう時代ですから、良心のもと「これはやらなくても大丈夫」と判断してカットする場合もあるでしょう。

この違い、お客さまにはなかなかわからないと思います。

ではどうすればよいか?

 

それは、ご家族が長く安心して安全に暮らすため、絶対に外すことができない、耐震性、気密性、断熱性に関しては、第三者による性能の評価を得ること。

耐震性なら耐震等級、気密性なら実測C値、断熱性はUA値という指標があります。

それらを数値ではっきりさせる=住宅の性能を明示してもらうことです。

住宅の性能が確認できれば、特にこだわりのない細かな部材に目を光らせる必要はありません。

一番よくないのは、口頭で「耐震等級3相当の強さがあるから大丈夫です」

この言葉には、何の意味もありません。

日本人は人間関係に波風を立てたくない方が多いので、こういうあいまいな言葉に、つい納得してしまいがち。

でも、心を鬼にして、耐震性、気密性、断熱性に関してだけは、数値で断言してもらうようにしましょう。

 

これから家を建てる方は、ますます家を建てるためのコストと価値のバランスがシビアになってきます。

目先の安さに惑わされず、大事なことが守られているかどうか、見極めることを心がけてください。

当社は今までも、「無駄な経費を使わずに、お客様の家をよくすることにお金を使おう」という号令のもと、取り組んでまいりましたが、厳しい時代を迎え、今まで以上に緊張感をもって「いい家をどこよりも安く!」ご提案できるよう精進してまいりたいと思います。

超高断熱を実現する、ツーバイシックス工法を採用します!

2022年05月17日 14:46   Category : ニュース

国は「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、舵を切っています。

カーボンニュートラルとは、排出される二酸化炭素の量から、森林などが吸収する二酸化炭素の量を差し引いて実質的にゼロにし、これ以上二酸化炭素の量を増やさないようにしよう、そうすれば地球温暖化をこれ以上進めないで済むよね!という取り組みです。

2050年といえば、今から28年後。

これから家を建てようとしている方のほとんどは、カーボンニュートラルの達成を目指す2050年、その家に住んでいるはずです。

 

これから建てるその家は、カーボンニュートラルに耐えられる性能でなければなりません。

 

カーボンニュートラルに耐えられるかどうかを左右する最も重要な住宅性能の1つは断熱性です。

 

断熱性とは、たとえば寒い冬。

外気温0℃の時、どれだけその冷気を遮り、室内への影響を少なくすることができるか?という能力のこと。

冬場の快適な室内温度は20℃前後ですが、断熱性が低い家だと、どんどん熱が奪われるため、ガンガン暖房を焚かなければ追いつきませんが、断熱性が高ければ最低限の暖房で賄うことができます。

 

断熱性を高めるためには、窓や玄関など、開口部の性能を高めることが大切ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのは、家を囲む壁、床、天井の厚みを確保して、十分な断熱材を設置することです。

 

その壁を厚くするために、ツーバイシックス工法が必要なのです。

ツーバイシックス工法とは、ツーバイフォー工法に比べ、壁、床、天井の厚みが1.6倍も厚くなります。

断熱材は、その厚くなった壁内部に施工するので、単純に1.6倍の断熱材を施工することができるようになります。

同じ断熱材であれば、厚みが増す分、断熱性が高まるのは、容易に想像していただけると思います。

 

これまで、当社はツーバイフォー工法を採用しておりましたが、迫り来る地球温暖化の危機に対し、今まで以上に断熱性能の向上が求められるのは避けられないと考え、この度、ツーバイシックス工法を取り入れることに決めました。

 

すでに、第一号の工事が始まっており、今月末の完成を予定しています。

 

ツーバイシックス工法の採用により、これまでツーバイフォー工法では対応が難しかった、断熱性の最高レベル=UA値0.26*の実現も可能になりました。

(もちろん、断熱性のレベルを高めるためには、ツーバイシックス工法により壁と断熱材の厚みを確保するだけでなく、開口部や断熱の仕様も含めて、その基準をクリアするように設計・施工する必要があります。)

 

「できるだけ断熱性能の高い家に住みたい!」というご要望があれば、ぜひご相談ください。

 

*断熱性の最高レベル UA値0.26とは、一般社団法人「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」=HEAT20が提唱する最高レベルの断熱等級G3=UA値0.26を指します。

建てどきはいつ?インフレ時の家づくり相談会開催

2022年05月09日 09:02   Category : ニュース

物価が上昇しています。

家づくりの現場も例外ではありません。
振り返ってみると、まず2019年末に始まったコロナ禍、アメリカ合衆国で新築住宅やDIY需要が高まり、建築用木材が品薄(=ウッドショック)になりました。
同じころ、世界的な感染拡大により、人流・物流がストップ。コンテナ不足に陥り、輸送費が跳ね上がりました。
さらに、アジア各国の工場閉鎖により、半導体等が不足し、給湯器や洗浄便座などの住宅設備が滞るようになりました。
最近では、他のニュースにおされ、あまり報道されなくなった地球温暖化問題も影を落としています。
2021年に米国大統領に就任したバイデン大統領が、化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトを鮮明にしました。
クリーンエネルギー化を急速に進めれば、コストは上がります。
その後の寒波の到来や、再生可能エネルギーの供給が不安定なことなどもあり、エネルギー価格も上昇を続けています。
そして、2022年、資源国家であるウクライナとロシアの戦争が始まりました。
日本はロシアから多くの木材を輸入しています。
4/19に輸入禁止措置が発動されました。
これが止まれば、第二次ウッドショックが到来すると予想されています。
さらに、日米の金利差による円安の進行も、輸入品の価格を押し上げます。
挙げればキリがありませんが、このような情勢から、建築費用も上昇しているのです。
これから家を建てたいとお考えの方には、頭の痛い問題です。
「しばらく待った方がいいかも。」
このようにお考えの方もいらっしゃるかと思います。
それならいつまで待てばよいのか?
コロナが収拾に向かえば、物流や工場の稼働は、元に戻るでしょう。
でも、これから影響が出てくるロシアウクライナ問題や、エネルギー価格の上昇、円安等の状況を考えると、あまり期待できません。
そもそも政府は、2%の物価安定目標を2013年から掲げています。
仮に2%の物価上昇が10年続いたら、10年後には約22%上がることになります。
政府は、物価を上げたいと考えているので、下がらない可能性も高いように思います。
これから家づくりを検討されるみなさまの状況はいかがでしょう?
「そんなに費用があがるなら、今の住まいでガマンしよう」
このような判断もあると思います。
一方で、
「そうは言っても、今のまま家賃を払い続けるのはイヤだ。」
「古いし、寒いし、使いにくい。そろそろ建て替えたいけど、いつがいいのか?」
このように、お悩みの方もきっといらっしゃると思います。
社会情勢を無視はできませんが、「家の建てどき」はご家族のご事情を何より優先すべきです。
なんとなく「モノの値段が上がっているようだから様子をみよう」と時間だけが経過するのは、もったいないです。
もしかしたら叶うかもしれない、ご家族が新居で幸せに暮らす時間を、それだけ削ることになるのですから。
そんな方のために、「建てどきはいつ?インフレ時の家づくり相談会」を開催します。
現在の住宅建築費用と今後の見込みをご説明しながら、お客様のご事情をお聞きして、今動くべきか、そうでないかを一緒に考えられたら、と思います。
ご興味のある方は、お電話か、お問い合わせフォームよりお申し込みをお願いいたします。

土地を買って家を建てる方に朗報かも!土地先行ローンでつなぎ融資がいらなくなる?

2022年04月22日 07:32   Category : ニュース

少し前のお話になりますが、住信SBIネット銀行が、「土地先行ローン(2回に分けて融資)」の取り扱いを始めたという記事が、ITmediaで紹介されました。

住信SBIネット銀行サイトより

マンションや、建売住宅を購入する場合は、契約時に手付金を、引き渡し時に残金を支払います。

この場合は、主に手付金は自己資金で用意して、残金は住宅ローンでまかなう、というのが一般的です。

 

ところが、土地を買って家を建てる場合、家を建て始める前に、土地の代金を全額支払わなければなりません。

通常、家を建てる前に、土地の代金を住宅ローンで賄うことはできません。

 

では、どうするのか?

 

まず、土地を見つけたら、おおよその建物価格を算出し、銀行に住宅ローンの申請をします。

その審査でOKをもらえても、融資が受けられるのは、建物が完成してからなのです。

でも、土地代金は、土地の売主さんに支払わなければなりません。

 

そこで必要になるのがつなぎ融資です。

建物が完成し、住宅ローンが下りるまでの期間、銀行から必要なお金を融通してもらうのです。

必要なお金は土地代だけではありません。

建物の契約時の着工金や、中間金など、完成・引渡し前に建築会社に支払う費用も、数百万単位で必要になります。

注文住宅支払いタイミングの一例

「つなぎ融資があるから完成まで住宅ローンがおりなくても大丈夫」

ともいえるのですが、つなぎ融資は、それ自体に手数料がかかるうえ、金利が高いのです。

条件によりますが、手数料は10万円ほど、金利は2~4%が一般的です。

金利2%で、半年間、3000万円のつなぎ融資を受けると、約40万円もかかるということです。

さらに収入印紙も必要ですし、煩わしい手続きもしなければなりません。

このように、つなぎ融資はお客様にとって、けっこうな負担がかかる制度なのです。

 

冒頭の住信SBIネット銀行が発売を開始したのが、このつなぎ融資を使わずに、1回の住宅ローンの申し込みで、土地を買って家を建てることができる土地先行ローン(2回に分けて融資)です。

住信SBIネット銀行のサイトより

これは、土地購入の際に建物まで含めた融資の申し込みをして、土地購入時に必要な額を融資してもらい、完成時に建物分を融資してもらえるというもの。

金利は、通常の住宅ローン並みの金利が適用され、申し込みも1回、手数料も1回のみで、かなり負担が軽くなるようです。

建物分の着工金や中間金を融資してもらうことはできないそうですが、頭金ゼロでもいけるとQ&Aに出ていますので、自己資金をその分にまわせば対応できる可能性があります。

 

つなぎ融資の金利・手数料に50万円も払うなら、キッチンのグレードを上げたり、お好みの家具などに充てたいですよね?

 

とはいっても、ネット銀行として、初めての取り組みということですので、お話しを進めていくと、まだまだ使い勝手が悪いことが出てくる可能性もあります。

でも、このような動きが出始めると、他のネット銀行も黙っていられずに、追随する動きが出てくると思います。

競争が始まれば、どんどん使い勝手もよくなることでしょう。

 

土地を買って家を建てる方は、気に留めておくと良いと思います。

実際に気に入った土地が見つかると、とにかく時間がない!というケースが多く、金融機関を検討する時間がないケースも多いのです。

事前に下調べをしておかれるとよいかと思います。