夏の小屋裏エアコン体感会開催!
2022年06月27日 17:36 Category : ニュース
梅雨時にもかかわらず、猛暑が続くと思ったら、梅雨があけました。長い夏のはじまりです。
先週の金曜日、お引き渡しを前に、横浜市保土ヶ谷区で建築中の現場に行ってまいりました。
このお宅には、冬の床下エアコンに加え、夏は一台のエアコンで、吹き抜け空間と1階部分全体を冷やす吹き抜けエアコンを設置しています。
まずは冬の床下エアコンはこちら。
ペニンシュラキッチンの前、カウンター下部にあるのが、冬に活躍する暖房用の床下エアコンです。
そして夏用のエアコンはこちら。
シーリングファンの右手にあるエアコン。
ここからの冷気が1階全体、下がり壁で仕切っている洗面室にも行き渡り、快適な室温をキープします。
最近のエアコンはとても性能が高く、一般的な家庭用エアコンで、家中まるごと冷房を行き渡らせることも可能です。
当日も30℃を超える真夏日でしたが、家の中に入るとひんやり涼しく、リビングの裏側にあるこの洗面室もしっかりエアコンが効いていました。
ただし、このようにエアコンの冷気を隅々まで効かせるためには、気密性、断熱性が高いことが大前提なのです。
今回のお住まいの気密性=C値は、0.5㎠/㎡。
国が定めていた次世代省エネ基準=C値5.0よりも、隙間が1/10しかなかったということです。
隙間がそんなに大きかったら、いくら冷やしても、涼しさをキープできないのはご想像いただけると思います。
断熱性は現在計算中ですが、同じ仕様で今回のお宅よりも窓が多かった他のお客様の家がUA値0.53でしたので、おそらく0.5位になると思われます。
横浜市の省エネ基準は、UA値0.87ですので、仮に0.5とすると、4割ほど断熱性が高いということになります。
「隙間が小さく、熱の出入りが少ない家を建てて、冬は床下エアコン、夏は小屋裏エアコン各1台だけで冷暖房をまかなう」というのがいま考えられる、最も省エネかつコストパフォーマンスの高い冷暖房のあり方だと思っています。
小屋裏にエアコンがあれば、インテリアの美観を損ねるシロモノ家電のエアコンをリビングに置く必要がありません。
また、直接あたる冷房の風は不快ですが、小屋裏から一階に注がれる冷気は、風を感じることなく、本当に爽やかです。
初期費用も全館空調と比べたら段違いですし、エアコンを各部屋に揃えるより安あがりです。
「本当に小屋裏のエアコンで、1階を冷やすことなどできるのだろうか?」
このように疑問に思われる方、多いと思います。
百聞は一見にしかず、当社のショールームで体感できます。
昨年夏に撮影したサーモグラフィーの様子です。
外気温34.6℃の時、小屋裏エアコンで涼むリビングは27.5℃。
ほとんど温度ムラがありません。
冷たい空気は、上から下に動きます。
だから、家の一番高いところ=小屋裏に設置する必要があるのです。
これからますます、夏の冷房、冬の暖房が家づくりの大きなテーマになることは間違いありません。
ぜひ一度、体感しにいらしてください。
体感会は完全予約制です。
お申込みは、お電話か問い合わせフォームよりお願いいたします。