実邸レポート!たった1台のエアコンで、まるごと涼しい家。
2023年08月28日 09:56 Category : ニュース
昨日、今年1月にお引渡しを終えた、品川区のY様邸にお邪魔し、インタビューをさせていただきました。
詳細は後日、ホームページでご紹介させていただきますが、それに先立ちまして、たった1台のエアコンでどれくらい涼しいのか?を体感できましたので、この場でご報告させていただきます。
1月の完成時にはポストがありませんでした。
落ち着いた色味の外壁に、差し色となる赤いポストがあるだけで、グッと引き立ちます。
さりげなくもうひとつ、
水栓柱も赤。
白いボウルともマッチしています。
このような、意識を注がないと無難なものを選んでしまいそうなところに差し色を使われると、細かい部分にも気を遣って暮らしを大切にしたいと思っていらっしゃるお施主様なんだな、というのがよく伝わります。
さて、この日の外気温は、
35℃を超える猛暑日。
当然ですが、陽の当らないところでの気温です。
この手の温度計は、この時期、直射日光の当たるところに置いておくと、計測不能で液晶の画面が真っ黒になってしまいます。
こちらが2階のリビング。
シンプルナチュラルテイストの素敵な空間です。
詳しくは、後日ご紹介するお客様インタビューに譲るとして、今回の記事では、室内の快適さについてのみご報告しましょう。
左手の大きな梁に隠れている空間がキッチンの上部にあるロフトです。
このようにロフトと吹き抜けは繋がっています。
写真には映っていませんが、右手前に冷房用のエアコンが設置されていて、このエアコン1台で家全体に涼風を送ります。
手すりの上からリビングを見た写真ですが、涼しい空気はロフトからこの空間を通ってゆっくり下がり、シーリングファンの風でお部屋全体に広がります。
サーモグラフィーで見るとこの通り。
左手のアングルの画像をサーモグラフィーで見た画像が右のものです。
中央の〇囲み部分が左上の25.6℃。
特筆すべきは、窓や光の当たっているところ、人影以外が万遍なく同色系に染まっているところ。
部屋全体に冷気が及んでいるということです。
以前に当ブログで、当社のショールームで撮影した、同じような写真をご紹介しています。
こちらは中央の〇囲み部分が25.7℃。
やはり、窓と照明などの温度が高い部分以外は温度ムラがありません。
一方で、壁掛けエアコンはどうなるかというと、
左上の壁にあるエアコンから冷気が流れるところだけが青く温度が下がっていて、全体に温度ムラが大きいことがお解りいただけると思います。
昨日インタビューにお応えいただいた奥様のお話によると、
「エアコンの風が直接身体にあたるとすぐ寒くなってしまうので、冷房は苦手だったのです。でも、ロフトからの冷房は、シーリングファンの優しい風で冷気が運ばれるので、身体にあたるという感覚はなく、とても快適です。」
エアコンの設定温度については、
「今日はお客様がお見えになるということで、低くしていますが、普段は27℃の設定でちょうどいいくらいです。」
この日は、4人でお邪魔しましたので、一時的に22℃の設定まで下げて、その後少し冷えてきたので24℃まで上げていただきました。
さて、この冷気、1階をどの程度涼しくしてくれるのでしょうか?
冷気の通り道は、階段室とあまり大きくない吹き抜けのみ。
玄関に置いた温度計は27.6℃。
2階に比べると高いのですが、35℃の外から入ってくると、十分に涼しく快適に感じられました。
Y様のお宅は、夏は今回ご紹介したロフトのエアコン冷房、冬場は床下エアコン暖房と、たった2台のエアコンで夏も冬も快適に過ごしていらっしゃいます。
詳細は、後日ご紹介するインタビュー記事をご覧ください。
Y様邸は1月のお引渡し前に、床下エアコン暖房体感レポートもご紹介しています。
よろしければそちらもご覧ください。