横浜市港北区K様邸
海外に出る機会の多い私にとって、伝えたいことがきちんと伝わる安心感がありました。
家づくりのきっかけは?

ご主人:それまで川崎市内の賃貸住宅に住んでいました。仕事の関係で海外に行くことが多かったのですが、家族も増えたし、妻の母が埼玉で一人暮らしをしていたので、母も一緒に暮らせる家にしたいね、と話していました。
私が日本に一時帰国した時に、家探しを始めました。「絶対にここで」というこだわりがなかったので、神奈川はもちろんですが、埼玉や千葉も含めて、マンションから建売や中古住宅までいろいろと見に行きました。
そんな中で、「お母さんは家庭菜園が好きだよね、それならバルコニーの鉢植えよりも地植えができる一戸建ての方がいいね」とか、「マンションだと、子供が騒ぐと下の階に響くのが気になる。でも、遊びたい盛り の子供に いちいち注意しなければいけないのは切ないね」といった話がでて、一戸建てに傾いていきました。
奥様:建売住宅は、ほとんどの物件がリビングを広くとって、個室は2階、あるいは2階リビングの場合は1階にまとめていました。わが家の計画では、母が同居する前提があり、介護が必要になるかもしれない。そう考えると母の部屋は1階にして、生活がワンフロアで完結できる方がいいよね、それなら、自分たちで間取りを考えられる注文住宅がベストだよね、という話になりました。そういう流れで土地を探し始め、運よくこの土地に巡り合い、注文住宅を建てることになりました。
鬼塚工務店に依頼された理由は?
鬼塚工務店さんは、特に私が気にしていた耐震に力を入れているのが気に入りました。会社にお邪魔して社長にお会いし、お話を聞いてウマが合ったというか、親切なお人柄にひかれました。そして、大きかったのは、設計の方や、コーディネーターさんとお話していても、こちらが伝えたいことがきちんと伝わるという実感が持てました。これなら私が海外に出ているときでも、気になることをあいまいにされることなく、妻とスムーズにやり取りしてもらえるな、という期待というか安心感が持てました。そんなことから、鬼塚工務店さんに依頼しました。
奥様:「 こういう風にしたい」とか、「こういうのは嫌だ」、といういろいろな住宅を見てきた感想 をぶつけてみたんです。すると、こういったあいまいな意見にもしっかり答えていただけて、住みたい家のイメージが湧いたのも大きかったと思います。
家づくりで特にこだわったポイントは?
奥様:”乾太くん”(ガス乾燥機)では、 乾燥させることができない衣類もあるので、そういうときは、収納に設けたハンガーにかけて、反対側の扉を開放しておくんです。すると、風が通って洗濯物が良く乾くんです。梅雨時でも乾いたのは驚きました。
この収納は、廊下側からも取り出すことができて、冬場はアウターなどを収納します。リビングが多少狭くなりますが、1階の中央部に収納をまとめて2WAYキッチンにして、使い勝手の良さを優先しました。子供もぐるぐるこの周りを駆け回っていて、良かったと思います。
ご主人:私はカメラマンをやっていたこともあり、自分で撮影した作品を家の中に飾ることができるスペースが欲しかったんです。無理を言って、玄関脇にギャラリースペースを作ってもらいました。移り変わる季節に合わせて、写真を飾っていければいいなと思っています。
奥様:インスタグラムで、壁にマグネットをくっつけて遊んでいる子供の写真を見つけ、いいなぁと思ったんです。これなら、画鋲で壁に穴を開けないで済むし、 貼り出したい ものをすぐに貼ったり外したりするのも楽ですよね。相談してつけていただきました。
家づくりを進める中で、気になったことはありますか?
奥様:設計が決まったら主人は海外に行ってしまい、工事中は子供を連れて自転車で見に行きました。スイッチの位置など、ちょっと気になったことは主人とテレビ電話で相談をして、もう少し上の方がいいかな、なんてやり取りをしたのも、今となっては良い思い出です。
住み心地はいかがですか
奥様:私は、引っ越してきたその日から、しっくり来たんです。旅行などでホテルに泊まるときは、全く違う空間に来たという感覚があるんですが、この家にはそれがなかったんです。なぜだろう?と思うと、一つ一つ思い悩んで、ここはこうしよう、あそこ はああしようと検討を重ねて実現した家なので、「そうだよね、ここはこうしたよね」、「あそこはああだよね」と自分たちがやりたいようにやって、納得しているからなんだと思いました。日常の生活が始まって、お料理を作るときも冷蔵庫の隣にパント リーがあって食材を取り出すのも楽だし、洗濯も脱いだものを洗い、干し、仕舞うという動線がとってもやりやすい。これこそ、自分たちの思い通りの家ができて、住み心地が良い家なんだなぁ、と感じています。
鬼塚工務店で家を建てたい人にアドバイスを
奥様:私は、「こうしたい」「ああしたい」というのがあまりなくて、そもそもどうすればいいのかわからないことが多くありました。家づくりなんて、多くの方が人生で一回きりだし、何もわからないことが多いと思います。そんな時にも、わからないなりに何でも相談すれば、こちらが選びやすいように、リードしてくれるので、わからないからとあきらめずに、相談することをお勧めします。
例えば、収納に棚をつけるとき、棚の位置を動かせる可動式のものと、固定して動かせないものがあります。一見、可動棚の方が便利に見えるんですが、可動棚はあまり重いものを置けないうえ、棚を途中でカットすることもできません、とアドバイスをいただきました。
そこで、タオル置き場やパントリーは可動棚にして、りビング収納は重い書類や、背の高い掃除機を置くので、荷重に耐えられ、掃除機を仕舞えるように途中でカットできる固定の棚にしました。
わからないなりに、「リビング収納には掃除機を置きたいんですけど」と質問をすれば、それぞれのメリットとデメリットを説明してくれて、いいように導いてくれます。なんでも相談されることをお勧めします。