川崎市中原区S様邸
『47㎡の狭小地、しかも借地権。本当に家なんか建てられるのかな?と、最初は半信半疑でした』
家づくりのきっかけは?

ご主人:家族三人で近くの賃貸住宅に住んでいました。二人目に恵まれ、自分たちの家をもとう、と思ったのです。でも、ここの隣町に住んでいたのですが、周辺の土地を探してみると『高いなあ』というのが実感でした。
お母様:50年も前からこの地に住んでいます。数年前 に親も亡くなり、一人暮らしをしていました。娘が二人いるのですが、 長女には三人の子供がおり、この狭い土地に家を建てて住むのは無理だなと思っていたんです。そこへ次女から 『 家を考えているんだけど 』 と、相談がありました。娘も生まれた時からの 慣れ親しんだ土地だし、お婿さんの実家も近くだし、それなら、と家づくりが始まりました。
鬼塚工務店を知ったきっかけは?
相談会に行くと、社長がもともと大工さんで、『 良い家を安く建てたい! 』と語られる姿に男気を感じました。また『 近く大地震が来る恐れがあるので、地震に強い家でなければだめです! 』というお話にも共感しました。子供たちに家を残してやりたいと思っていましたので。このような経緯で鬼塚工務店さんにお願いしたいと思いました。
でも、この土地は借地だったんです。借地権の土地に家なんか建てられるのかな?なんて半信半疑だったのですが、とても親身に相談に乗ってくれました。もう一社見積もりをお願いした会社があったのですが、『そういう交渉はそちらでやってください』って感じでしたが、鬼塚工務店さんは 、自分の事のように積極的に解決に動いてくれました。
お母様:借地権の土地だと、借地権の残存期間に住宅ローンを返さなければいけませんよね?だから底地権をお持ちの方と交渉しなければならないのです。 鬼塚工務店さんに 、底地権の方の連絡先をお教えしたら、直接やりとりしていただき、無事に解決していただけました。私たちは、どうしても行かなければいけない時だけ、指定された場所に出向いただけで、あとはみんなやってくれました。どうすれば良いのか全くわからない中で、本当に頼もしかったです。
どんな家を建てたかったのですか?
奥様:子供に手がかからないときであればもっとこだわりたかったのですが、なんせ産まれたばかりでしたので。リビングに収納できる室内物干しだけはリクエストして設置してもらいました。
家づくりを進める中で印象に残っていることは?
私は職場が近かったので、仕事帰りに工事現場に寄ってみていることがあったのですが、大工 さんや職人さんが声をかけてくれて『今はここの工事をしています。押入れの高さを決めるまで、あと1週間位の間は変更効きますよ 』なんてやさしく教えてくれました。
住み心地はいかがですか?
ご主人:僕は料理人なので、自宅でもたまに料理をするのですが、賃貸住宅の時は作業台は狭いし火力は弱いし、とっても使い勝手が悪かった。新しい家では、ステンレスの広い作業台にこだわったので、とっても調理がしやすいです。
初めての冬を過ごしていて、今が一番寒い大寒の季節ですが、暖房をつけた時の温まり方が速いと感じます。夏が苦手なので、夏場のエアコンもすぐ冷えることを期待しています。
鬼塚工務店で家を建てようとしている方にアドバイスを
鬼塚工務店より:S様邸の敷地は借地で、数年の残存期間が残っている状態でした。家を建て替えるとなると、建て替えの承諾と、新たに借地権の契約を結びなおす必要がありました。しかし、現在の法律では、借地権の期間は20年までと定められており、その内容で借地権契約を結ぶと、住宅ローンの支払期間も20年までとなってしまいます。そこで、底地権者様にお願いして、借地権契約を 35 年間とする特約をご承諾いただき、35年の住宅ローンが可能となり、家づくりを実現することができました。