たった2台のエアコンで夏も冬も快適に暮らせる家

  • 2025年11月04日

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今回ご紹介するのは、土地探しからお手伝いさせていただいた、30代子育て世代のご夫婦が建てた、2階建て33坪のお住まいです。

完成した建物がこちら。

白い外壁に、スカイブルー系の玄関ドアがマッチしています。外壁材は当社標準仕様、ケイミュー株式会社の「光セラ」

汚れを分解して、美観をキープしながら、ライフサイクルコストも抑える外壁です。

マットな風合いで、見た目にも優れています。

開放感のある高い天井のリビングダイニングキッチン。

一般的な住宅1階の天井高は、2400mmですが、高い身長のご主人様にあわせて、20㎝高くしています。

対面式カウンターキッチンには、ミーレの引き出し式の大きな食洗機を設置。

概ね1日1回の運転で済むタイプです。

カップボードの横にはたっぷりしまえるパントリーを。可動棚の下に、ルンバの基地も据えています。

キッチン裏手のランドリールームには、乾太くんやハンガーパイプを設置して、その場で脱ぎ、洗い、乾かすを完結。

壁にはあると便利なタオルを置けるニッチも造作しています。

脱衣室に隣接する洗面化粧台は2人並べるカスタムバニティ。

片側に洗面ボウル、もう一方は、座ってゆっくり身支度を整えることができます。

面鏡の内部にも収納はありますが、日常使いのコンタクトレンズや化粧水などを開閉せずに置ける場所を確保する為、ニッチを造作しています。

メインの玄関とは別に、シューズクロークを兼ねた家族用玄関を設置。そのまま、トイレや洗面所を通ってリビングや脱衣室兼ランドリールームにアクセス可能です。

シューズクロークの奥には、アウターなどが架けられるハンガーパイプと枕棚のあるクローゼットもご用意しました。

 

今回のお住まいは、外周を2×4工法の約1.5倍の壁厚となる2×6工法で建てています。

壁が厚くなれば、当然断熱性能が高くなります。

それだけ、夏冬の冷暖房効果を高め、少ないエネルギーで快適に過ごせることが期待できます。

建物の東面中央に据えた床下暖房は、冬場の暖房が必要な季節に活躍します。

リビングに設置した階段は、壁の一部を撤去し、アイアンの手すりを設けています。

といのも、この階段室の天井には、

シーリングファンを設置しています。2階ホールに設置したエアコンによる快適な温度の空気を、シーリングファンを使って、1階に届きやすくしています。

もちろん1階に届けるだけではなく、2階の各部屋にもこのエアパスを使って、快適な温度の空気を送ります。

主に夏場の冷房を想定していますが、真冬の寒さが厳しい季節には、補助暖房としても活用できます。

 

今回は、土地探しからお手伝いをさせていただいた家づくりでしたが、通常よりも断熱性が高くなるように、外周を2×6工法で建て、夏冬を快適に暮らせるように配慮しました。

天井も高く開放的で、家事動線やシューズクロークなどの生活しやすさ、外観やインテリアなど、見た目にもこだわった素敵なお住まいに仕上がったと思います。