16坪の敷地に建てた3階建て注文住宅

  • 2026年02月03日

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交通至便の最寄り駅近く。

16坪の敷地に建てた3階建て住宅です。

最低気温が氷点下となった冬日の朝、肌を刺すような寒さの中、完成間近の現地にお邪魔しました。

バルコニーは設けず、基本室内干し中心でプランニングしていますが、大きなものは外に干したい。

ということで、2階の大きな窓の外に、幅約2.5mほどもある布団干し用アイアンバーを設置しています。

現地にお邪魔したのは、8時ころ。

玄関に置いた温度計は4℃を示していました。

室内に入ると、別世界。

通常の壁掛けエアコンだと、足元が寒い場合が多いのですが、床下エアコンによる下からの暖気で、足元から暖かさが感じられます。

さて、3階建てのプランニングです。

1階はビルトインガレージがあり、面積が限られます。

3階建て住宅は、できるなら階段の上り下りを最低限に抑えたいもの。

寒い冬、帰宅したらアウターは廊下に設けた右手のハンガーパイプに収めます。そのまま扉の手前を右へ。

洗面室で手を洗います。

洗面ボウルを左に寄せ、2人並んで身支度を整えることができます。

その背面に引き戸で仕切る脱衣室とランドリールームをL字にレイアウト。

ランドリールームには固定のアイアンバーを、脱衣室には邪魔な時には取り外し可能な吊り下げ物干しを設置しています。

脱衣室とランドリールームは場所を取らないロールスクリーンで仕切ります。

ランドリールームの隣にはウォークスルークローゼットを。

脱いだものを隣りのランドリールームで洗い、干し、クローゼットにしまう動線です。

その隣の階段下に床下エアコンと上部には棚を設置して、収納スペースをたっぷり確保しています。

さてこちらは2階のリビングダイニングキッチン。

1年で最も寒い季節は、3階に設置した夏用エアコンも冬の暖房として活躍します。

この2階のLDKにエアコンはありません。1階と3階からの暖気でサンドしています。

その状態でカウンターに置いた温度計は21.6℃

全く寒さは感じませんでした。

キッチン奥のパントリーはアールの下がり壁で柔らかい印象に。

アールの下がり壁には塗り壁がよく似合います。

クロスだと、どうしても継ぎ目が目立ってしまいます。

塗り壁だと、柔らかい印象がより引き立ちます。

システムキチンはクリナップのステディア。

リビング側の面材は引き締まったスタイリッシュなグレー、

カップボードはナチュラルな木目調をお選びいただきました。

面材のデザインを分けるのは冒険ですが、お施主様のセンスが光ります。

リビング側にはたっぷり仕舞える収納も備えています。

こちらはリビング側。

大きな腰窓の下に小さな小窓。

2階リビングで遊ぶわんちゃんが外の様子を眺められるように設けました。

ワンちゃん目線だと、外を歩く人の様子を窺えます。

こちらは3階。

ホールには夏はもちろん、寒い冬にも活躍するエアコンを設置しています。

各居室にはエアパスを設置して、必要に応じ、夏は冷気、冬は暖気を取り込みます。

廊下に設置した3段のニッチには漫画を収納。

壁厚では奥行きが足らないので、底板を造作しました。

突き当りにはセカンド洗面化粧台を設置。

パナソニックのシーライン。

柔らかい木目調のテイストをお選びいただきました。

こちらは将来2つに分割できるお部屋。

廊下の上にロフトを設け、活用できる面積を確保しています。

ベッドルームにはアクセントクロスに間接照明をあしらい、スマートフォンや書籍などを置けるふかし壁を造作しています。

室内には、光を採りこむ小窓を設けたウォークスルークローゼットを設けました。

今回のお住まいは16坪の限られた土地でできる限り暮らしやすい注文住宅を実現すべく、生活動線や設備機器をうまく活用し、見た目にもこだわった素敵な家に仕上がったと思います。