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外壁材のお話。

2024年10月08日 18:13   Category : ニュース

動画でご覧になる方はこちらから。

 

1か月ほど前、グーグルの口コミに入れていただいた、当社で家を建てられたお客様のコメントに、「外壁のグレードが高めだった」という、うれしいお言葉をいただいておりました。

あるお客様がその口コミをご覧になって、

「どんな外壁を標準とされているんですか?」

とお問い合わせいただきました。いい機会ですので、ご紹介したいと思います。

「お客様に大満足の家をご提供したい」というのが、当社の考え方の基本にあります。なので、社長の鬼塚が、「これが絶対良い!」と感じたものは、多少お値段がはっても採り入れます。

一番わかりやすい例でいうと、窓。

夏も冬も快適に暮らすには、YKKAPの高性能樹脂サッシ、APW330が欠かせない!と標準仕様に採用しています。

その考え方で選択している外壁材は、ケイミュー株式会社の光セラ。

ケイミューとは聞きなれない会社と思われるかもしれませんが、2003年に外壁材大手のクボタと松下電工の外装部門が融合した、外壁材のリーディングカンパニーです。KMEWとは、クボタ、松下、エクステリア、ワークスの頭文字からなっています。

当社が標準としている外壁材は、そのケイミューが誇る看板商品、光セラです。

その魅力は、大きく4つ。

1.外壁についた汚れを分解し、2.分解した汚れを雨で洗い流します。3.過酷な紫外線にさらされても色あせせず劣化を抑えます。

結果、4.定期的に必要な外壁塗装などのメンテナンス費用を抑えられるという寸法です。

詳しく説明しましょう。

光セラは、表面が光触媒でコーティングされています。

光触媒とは、紫外線をあてると、汚れや菌を水と二酸化炭素に分解する働きがあります。

これは、植物に光をあてると、水と二酸化炭素が化学反応を起こし、酸素とでんぷんができる光合成に似ているといわれています。光合成が繰り返し起きても葉緑素が変質しないように、光触媒も継続してその機能を果たします。

外壁に付着した汚れが分解されても、その汚れは、まだ外壁には残ったまま。

でも、この光触媒コートの表面は、親水性が高いため、分解された汚れの下に雨水が潜り込み、汚れを強力に洗い流します。

すぐに落ちないがんこな汚れも、晴れと雨が繰り返されることにより、最終的にはキレイを保ってくれるのです。

3つ目の劣化しにくい性質について。一般に、紫外線は物質の劣化を進める悪者と考えられていますが、実は素材によります。

プラスチックや木材などはどんどん劣化が進みますが、ガラスや陶器、石などは太陽の紫外線を当ててもほとんど劣化しません。

一般的な外壁材は、有機物による塗膜で覆われているので、ある程度の年数が経過すると、チョーキング減少などを引き起こします。

光セラは無機塗装であるセラミックでコートしているので、劣化しにくいのです。

一般的な外壁材は、10年程度経過するたびに、外壁などの塗りなおし費用が掛かります。

外壁塗装の会社のHPなどを見ると、その費用は1回あたり150万円程度にも上ります。

新築時には想像しにくいのですが、建てた後、多くの方は住宅ローンを払い続けています。その最中に、10年ごとに150万円の出費が発生すると想像してみてください。

一方で光セラは、10年に一度程度、点検と部分補修をするだけで済むのです。塗り替えや張替えを検討するのは、30年か40年先。

これなら、住宅ローンの目途も立ち、ゆっくり備えられると思います。

「家はなるべく安く建てたい」とお考えになるのが人情です。

でも、中長期的に考えると、新築時に少し高くてもよいものを採用しておいた方が、お客様にとって絶対にメリットがある!と、住宅建築のプロの立場から思うものは、譲らずにご提案したい。

そのように考え、外壁材はケイミューの光セラを選択しています。

基本的に、住宅設備も、価格と品質面で最も優れたものを採用したいと考えて、ご提案しています。

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