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長い夏につき。小屋裏エアコン体感レポート@横浜市港南区

2024年09月17日 12:05   Category : ニュース

とにかく夏が長い!と感じる、2024年9月14日、お引き渡し間近の現場に行ってまいりました。
動画でご覧になられる方はこちらから

場所は横浜市港南区の閑静な、区画がきちんと整理されている邸宅地です。

この日は10過ぎに現地に到着、しばらく置いて温度計を確認すると、予報通り32℃をさしていました。

雲一つない炎天下、温度計は建物と庇による日陰に置いていますが、直射日光に当たっていると、40℃は優に超えます。

住宅の屋根や壁は、昼の間中、その熱にさらされている状態です。

さて玄関ドアを開け、中に入ると、毎度同じセリフですが、なんとも涼しい!

今回のお住まいは、玄関奥にシューズクロークを設け、引き戸で仕切れるようにしています。

家の中から見ると、

この通り。

中央柱の左をメインの玄関に、右側を、家族用の玄関兼、シューズクロークへの動線として確保しています。

来客があるメインの玄関は、いつもスッキリした状態をキープしつつ、宅配で購入した商品をそのまま収納しておくにも大変便利です。

さて、それでは気になる中へ進みましょう。

化粧梁のあるリビングの上はドドーンと7帖分の吹き抜けがあります。

正面には壁掛けTVの準備中。

LDKは全体で約18帖ほどの広さがあります。

さて、気になるお部屋の温度。キッチンカウンターに置いた温度計は26℃をさしていました。

26℃というと、それほど冷気は感じないはずですが、炎天下のもと、徒歩で現地に来るととても涼しく感じます。

しばらくすると慣れ、とても快適に感じました。

その冷気、どこから出ているかというと、右に視線を向けた、そこ!

2階のホールにありました。さらにもう一歩、前に進み、梁に隠された2階の腰壁を見ると、

ご覧のように縦にスリットが入っていて、冷気がホールに溜まることなく、1階に落ちるようになっています。それではそのまま2階へ。

こちらが2階ホール、エアコンの下から撮影した写真です。右手に3つのお部屋があり、なにやら室内換気扇のようなものが設置されています。

一番奥のお部屋の内部の写真。

建具の上にFANが見え、床に置いた温度計、寄ってみると26.5℃。

2階ホールに比べると、やや体感温度が上がるものの、冷気が取り込まれているのがわかります。

こちらはそのお隣のお部屋。

同じく建具の上にFANがあり、こちらも26.4℃をさしていました。

3つ目のお部屋は、クローゼット。照明がまだついていたないため暗いのですが、状況としては同じ、26.7℃.

このウォークインクローゼットは、主寝室の入り口にレイアウトされています。

室内に冷気を届けるのは難しいかな?と思いつつも27℃。

体感でも、冷気が届いているのが感じられました。

ただ、そうはいってもこれだけ広いお部屋で、壁で仕切られたFANからの冷気では心もとないものがあります。

しかも、天井吊り下げ物干しも用意するので、空調の力不足を感じられる可能性は十分あると思います。

そんなことから、不足する場合には、エアコンを設置できるように、配線配管の準備はしっかりしております。

2階ホールに冷房用のエアコンを設置し、各室にFANを取り付けると、冷気を送るためのダクトが不要で、メンテナンスがとても楽です。

ちょっと暑いと感じるときは、室内ドアをしばらく開けて、サーキュレーターなどを上手に使えばすぐに冷気が届きます。

逆に寒いときは、FANのスイッチをオフにすれば冷気をシャットアウトできます。

さらに、今はまだ暑いですが、もう3か月もすれば今度は寒さ対策が必要になります。

冬は床下エアコンが稼働し、吹き抜けを通って暖気を取り込みますが、1年で最も寒いときにはやや寒いと感じることがあるかもしれません。

そんな時はこの冷房用エアコンを暖房として使い、暖気を取り込むこともできるでしょう。

これからの家づくりには、夏の冷房、冬の暖房をどうするか?という視点が欠かせないと考えています。

鬼塚工務店では、お住まいの条件やご希望の暮らしに応じて、最適と思われる温熱環境の計画をご提案しています。

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