小屋裏エアコン冷房体感レポート@横浜市保土ヶ谷区
- 2024年09月02日
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良く晴れた8月の終わり、横浜市保土ヶ谷区で建築をすすめていた、完成間近の現地に行ってまいりました。
動画でご覧になられる方はこちらから。
外からの視線を遮りつつ、光を取り込める8つの縦スリット窓が印象的な外観です。
駐車スペースからのアプローチには、トトロの後ろ姿が。
帰宅するたびに、ニンマリしてしまいそうです。
お邪魔したのはお昼前。玄関前に置いた温度計は、37.5℃を示していました。この日も広く晴れ渡り、熱気でムンムンしていました。
室内に入ると、別世界。左上の天井にある吹き出し口から、涼しい風が流れていて、室内を心地よい空間に保ちます。
床に置いた温度計を見ると、
26.8℃を示していました。
1階のダイニングスペースはドドーンと吹き抜けになっています。
下からあおって眺めると、吹き出し口が見えます。ここからから流れる涼しい風をシーリングファンで攪拌し、LDK全体にいきわたらせています。
こちらは縦スリット窓のあるリビング。
リビングダイニングキッチンは全体で20帖を超す広さがあります。
キッチンのカウンターに置いた温度計を見ると、27℃。
シーリングファンによる空気の流れで、涼しい風がLDK全体に行きわたっているのが感じられ、とても快適です。
2階に上がる階段の踊り場には、
書斎スペースを設けました。
吹き抜けのあるダイニングスペースと同じ空間にあるので、ご家族の気配を感じながら、没頭できる空間です。
こちらは2階に設けた室内窓のある寝室。
室内の温度は26℃。
室内窓からはダイニングスペースを望めます。
今回は、梁の上部に、間接照明を設置し、天井に当たって反射する優しい光で夜も過ごせるようにしています。
夜の雰囲気をご紹介できないのがちょっと残念。
こちらがエアコンを設置してある小屋裏収納スペース。
固定階段で上がれるので、上がったり下がったりする際も、足元の不安がありません。
窓を覗くと、
一番右に見えるランドマークタワーをはじめとする、みなとみらい周辺を一望できます。
こちらの扉を開けると、
冷房用のエアコンが格納されています。
床面に設置したFANから、各部屋の吹き出し口に涼しい風を送っています。
最近のエアコンは省エネ化を進めつつ、パワーもあるので、この1台で家中を冷やすことができています。
一般的な一戸建やマンションは、エアコンが必要な部屋に各1台づつエアコンを設置しています。
お金ももったいないし、メンテナンスも大変なうえ、これだけの白物家電が各部屋にドンとあるのは、ちょっと無粋ですよね。
各室にエアコンがあるということは、それだけ室外機も必要になるので、外観のデザインにも悪影響が出てしまいます。
この1台のエアコンで、
小屋裏部屋(写真中央)も、2階の洋室(同、左)も、2階のホール(右)も、
リビングダイニングキッチンのカウンターも、1階のお部屋も、すべて概ね26℃から27℃を保っています。
小屋裏エアコンは、エアコンの風が直接当たって、局所的に寒くなりすぎるようなこともありません。
鬼塚工務店は、1台の小屋裏エアコンで、家全体を涼しくする小屋裏エアコンをお勧めしています。