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能登地震から106日。鬼塚工務店ができること、すべきこと。

2024年04月16日 13:22   Category : ニュース

2024年元旦に発生した能登地震から、106日が経過しました。
この間、日常の業務に追われながら、私たち鬼塚工務店は、何をすべきか?何ができるのだろうか?をずっと考えてきました。

その答えがようやく見つかりましたので、ご報告させていただきます。

2つあります。

1つ目は、これから私たちが建てる注文住宅に、制震ダンパーを設置します。

これまで、今考えられる最も強い構造である、耐震等級3を全棟で取得してきました。
しかしながら、これまでの歴史を振り返ると、大きな地震が発生する度に、新たな問題が発生し、建築基準法が見直されてきました。
そう思うと、今考えられる最も強い構造であっても、次に起きる地震は、それを上回る強い地震かもしれない。

ではどうするか?
その答えが制震装置の導入でした。
耐震とは、構造を強固にして、頑丈な家を建てるというもの。

耐震等級3は、その強度をマックスにしたモノです。

おそらく、この耐震等級3であれば、建物が倒壊する可能性は少ないでしょう。

でも、大きな地震がくればそのダメージを直接受けることに変わりありません。
今回採用する制震ダンパーの役割は、地震のゆれを吸収する機能を持ちます。
自動車のサスペンションをイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
サスペンションがなければ、車体はもろに衝撃を受けてしまいます。
制震ダンパーは、地震の揺れを吸収して、建物に伝わる衝撃を少なくするのです。

想定を超える大地震が発生して、住めなくなってしまってからでは遅い。
「その時、最も強い耐震基準で建てたんだから仕方がない」
と言い訳したところで、その家に暮らす方にとっては何の意味もありまません。
そうならないために、この4月から着工する住宅に関して、全棟に制震ダンパーを設置することにいたしました。

これが1つ目の施策です。

そして2つ目は、能登地震で被災され、苦しんでいる方に向けての支援です。

未だ、8千人ほどの方が避難所で生活をされ、上水道は9割以上復旧したものの、下水道はまだまだこれからだと言います。

そんな窮状を見、当社鬼塚工務店と、協力会社でつくる安全協力会で、何か力になれることができないか?と考えていました。
10年来懇意にしていただいている市議会議員の佐藤茂先生に相談したところ、「それなら」と、横浜副市長の大久保様をご紹介いただき、昨日、わずかではありますが支援金をお送りする目録をお渡ししてまいりました。

左から、佐藤茂先生、弊社代表鬼塚武則、大久保智子副市長

横浜市でも、延べ1500人の職員や水道指定事業者を派遣し、復旧に協力されているとのこと。
「これまでは、緊急事態への対応が求められていて、短期での派遣が主だったが、これからは本格的な復旧に向け、長期間滞在しての支援が求められている。このような支援は大変ありがたいし、被災者にとっても励みになると思います。」

と、大久保副市長より、ありがたいお言葉をいただきました。

中央のお二人は、横浜市総務局危機管理室長稲村様と、同危機管理課長稲川様

今回の支援は、当社と当社の安全協力会が、お客さまからお預かりした売り上げの一部から、捻出させていただきました。

当社を信頼して、注文住宅の建築を依頼していただくお客さまがいらっしゃるからこそ実現できました。

この場を借りて、感謝申し上げます。

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