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子育て世代のご夫婦が土地探しから始めて建てた家

2023年11月08日 18:07   Category : ニュース

先月まで、地元、横浜市神奈川区で工事を行っていた、子育て世代のご夫婦が建てた家をご紹介させていただきます。

間口6m弱、奥行き14m、敷地面積82㎡、やや長方形の整形地。

この敷地形状ですと、三角屋根の切妻か、片流れか、フラットな陸屋根(ろくやねと読みます)に近い形状を選択するケースが多いのですが、スタイリッシュな都市型住宅テイストに仕上がる陸屋根に近い屋根形状を選択されました。

『ビルトインガレージは耐震性に不安がある』
といった記事を見ることもあるかと思いますが、当社は全棟構造計算を行って、耐震等級3を取得していますのでご心配には及びません。

こちらは工事中の玄関内部。

1.5帖ほどの土間収納を設けました。

ご家族4人分の靴は、通常の玄関収納だけでは収まりません。お客様がいらしたときにはアウターを掛けるハンガーも欲しい。

また、ネット通販全盛の今、段ボールなども溜まります。

段ボールの収集は週1回で、その日に出せないとなると持ち越さなければなりません。

そんなときにも土間収納はとっても便利です。

こちらは土間収納の裏手にご用意した収納スペース。

今現在利用されているラックをそのまま使われる予定なので、サイズをあわせてご用意いたしました。手前には掃除機なども置けるので、便利にお使いいただけると思います。

左手に見えるのは洗面化粧台。

建材メーカー、アイカのスマートサニタリー。

最近は、個別に建材を選んで、造作する化粧台が人気ですが、壁から浮き出て見える三面鏡や、木目調の面材など、デザインと使いやすさのバランスが良くとれていると思います。

この写真ではちょっとわかりにくいのですが、

三面鏡とカウンターの間の壁には、保護フィルムの施された化粧板=アイカのセラールを施工しています。

このパネルは、

2階トイレ手前の手洗いにも、色違いのパネルを施工しました。

水撥ねなどの汚れをサッとひと拭きで落としやすく、何よりも控えめな美しさに品の良さを感じます。

洗面化粧台とは引き戸で仕切ったところに脱衣洗濯室を設けました。

干したものをたたむカウンターを用意し、広さも3畳半あります。

脱いだものを洗濯機で洗い、TOTOの浴室換気暖房乾燥機『三冠王』の乾燥機能を使って干します。

でも、4人家族ですと、浴室だけでは収まりません。

そこで、洗濯バーを設置して、浴室と洗濯室を合わせた4畳半ほどのスペースを使って干します。

浴室の扉を開けて、三冠王だけのパワーでお試しいただき、ちょっと足らないかな?と思ったら除湿器をご用意いただくようにご提案しました。

最近の除湿器はとても優秀で、しっかり乾かしてくれますが、場所をとるし、吸い取った水を捨てる手間は発生してしまいます。

除湿器なしでいけるなら、それに越したことはありませんので。

 

さて、この脱衣室兼洗濯室は、主寝室に直結しています。

写真右手の壁、奥に薄く見える開口部が脱衣室への入り口です。

要は、洗濯物を洗い、その場で干し、造作したカウンターで取り込みつつ畳んだら、その場で主寝室へ移動し、正面のウォークインクローゼットに仕舞う動線です。

主寝室と洗濯室をダイレクトに行き来できると、夜遅かろうが、朝早かろうが、気兼ねなく洗濯作業を行えるのでとても便利だと思います。

室内干しなので、天気にも左右されません。

ウォークインクローゼットは3帖の広さを確保しました。

建物の一番端にあたるこの場所に床下エアコンを設置しているので、床下全体に暖気が行き渡ると思います。

既に申し上げた通り、土地面積は82㎡、ガレージを除いた床面積は98㎡ほどと、限られています。

圧迫感のある階段下ですが、アクセントクロスと屈折、反射する光が美しい照明を据え、素敵なトイレに仕上げました。

さて、こちらは2階のリビングです。

ソファが置かれる予定のコーナーからの視線です。

ハイサイドサッシの下にAVボードが置かれ、ご家族の視線が集まるこの壁の上部に間接照明を設置しています。

その右手に収納スペースのような凹がありますが、ここにはピアノが置かれる予定です。

奏者は奥様。

ご自宅に居ながら、ピアノの生演奏が聴けるなんて。

うらやましい限りです。

こちらは、AVボードが置かれる予定の位置から撮影した写真。

中央やや右にあるカウンターは、幅2m超のスタディーカウンター。

大きくなっても、二人並んで机に向かえるワイドなカウンターです。

作業スペースを確保するために、冊子やノートパソコンなどを仕舞える収納スペースもテーブルの下に確保しています。

ここで勉強していれば、

キッチンに立つママの目が届きます。

自室で勉強をするよりも、リビングなど、家族の目が届く範囲で勉強するほうがはかどる、という子供の方が多いようです。

この盛りだくさんなLDKは、約19帖の広さを確保しました。

とはいえ、室内全体の広さは100㎡足らず。

全てのスペースを広々とるわけにはいかず、メリハリをつけています。

こちらは4帖の子供部屋。

右手にクローゼット、奥にベッド、左手にデスクを置いてほぼ完結するスペースです。

着替えて、寝て、あとは一人時間を過ごすためだけのスペースですから、それほどの広さはいりませんよね。

この機能的なお部屋を、

左右対称に2部屋設けました。

 

収納の位置や広さ、間接照明の配置、細かな装飾の数々にもこだわっていただき、素敵なお家が完成いたしました。

ご家族の皆様が、末永く健康で幸せにお過ごしいただけますように。

B様、ありがとうございました。

 

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