冬至翌日の床下エアコン暖房体感レポート@横浜市西区
2022年12月28日 17:37 Category : ニュース
先日、お引渡し直前の現場にお邪魔しました。
外構工事中の現場はこちら。
道路と敷地の高低差、約4m。
頑丈な擁壁の上に立つお住まいです。
狭小地、変形地、高低差のある土地の家づくりは当社が得意とするところです。
この日、12/23の横浜市最低気温は4.8℃。
朝、8時過ぎの外気温は6.5℃でした。
誰もまだ住んでいない冬の新築現場は、想像を絶するほど寒いもの。
スリッパなしで床の上に立つと、身体中の熱が足の裏から床に吸い取られるようで、そのままの状態ではいられないほどです。
夏の砂浜で立っていられないように、冬の新築現場も、指がちぎれそうに寒く、片方の足裏をもう片方の足の甲に重ねて、という動きを繰り返す動作を思い浮かべていただけるとその寒さをご理解いただけるのではないかと思います。
ですが、今は床下エアコンという強い味方がおりますので、玄関を開けると別世界が広がります。
お引渡し前から床下エアコン暖房を入れ、お引渡しの際には、お施主様にその暖かさを実感していただけるようにしています。
こちらが反対側から見たダイニングキッチンスペースです。
正面の多目的カウンターの下や、左手のスリット窓の下など、窓の下に床ガラリを設けています。
性能の高い樹脂サッシを使用していますが、それでも窓の下はコールドドラフトと言われる、窓からの下降冷気が生じます。
ここに床ガラリがあれば、その不快な冷気を打ち消すことができます。
床下に溜まった暖気が家全体をじっくり暖めて、
キッチンのワークトップに置いた温度計は22℃。
冬の快適な室内温度は18〜22℃程度といわれていますが、寒い寒い冬の朝なのに、本当に快適でした。
こちらはキッチン奥の洗面脱衣室。
南側に設置された床下エアコンからは遠い、北側にあります。
床に置いた温度計を見ると、
21.3℃。全く寒くありません。
この脱衣室なら、ヒートショックとは無縁です。
こちら、浴室のリモコンです。
主に、浴室内部の空調を管理するものですが、右側の少しずれたところに「床(キラリ✨)」の文字が。
ご存知の方も多いかと思いますが、この浴室の左下にあるカウンターに
床ワイパー洗浄機能がついています。
1日の入浴後、このような水流で皮脂や角質の汚れを洗い流してくれます。
最後にキレイ除菌水を散布して、カビやピンク汚れの発生を抑えるすぐれもの。
あると嬉しいオプションです。
さて、いざ2階へ。
こちらは主寝室。
レンガ風のアクセントウォールに、その裏手にあるウォークインクローゼットのブロンド系のクロスが合いますね。
こちらの収納は内部で2つに分かれていて、主寝室側(手前)は衣類をたっぷり仕舞えるウォークインクローゼットで、
奥の収納は、ホールからダイレクトにアクセスできる動線になっています。
ファミリークローゼットとしても使えるし、場合によっては書斎にもなりそうですね。
さて2階の気温はというと、
北側の洋室に置いた温度計、19.9℃。
1階の床下に設置したエアコンの暖気が2階まで上がるの?と不思議に思われるかと思いますが、時間をかけて建物をじっくりあたためるので、2階も暖まるのです。
今回のお宅は2階建てなのですが、上に上がる階段があります。
屋上に出るための塔屋があるのです。
左上にエアコンが設置されています。
「なんでこんなところに?」と思ってしまいそうですが、このエアコンは夏場の冷房専用エアコン。
冷たい空気は上から下へ流れるので、夏場、このエアコンから流れる涼しい空気が、階段室を通って、2階、1階へと流れます。
2階の階段室に設置した夏用エアコンが1階を涼しくする動画を上げていますので、ご興味のある方はそちらもご覧くださいませ。
屋上に上がると、
高いところからの眺望が楽しめてとっても気持ちがいい!
これから家を建てるなら、耐震性、断熱性、気密性といった住宅性能が高く、1台のエアコンで家全体を暖める床下エアコン暖房の家が絶対にいい!と本気で思っています。
というのも、当社の事務所もショールームにも床下エアコンが設置され、その快適さを味わっているから。
ご興味のある方は、年末年始休暇明けの寒さが本格化するこの機会に、ぜひお出かけください。
家づくり相談、およびショールーム見学は予約制ですので、事前にご連絡をお願いいたします。