横浜市南区O様邸
2台のビルトインガレージ、最高の眺望、BBQのできるデッキ、家事楽動線・・・建売では無理でした
家づくりのきっかけは?
結婚した当初から「いつかは自分の家を持ちたい」と、ずっと思っていました。結婚して10年が経ち、子供も3人生まれ、「家を持てるものならそろそろほしいのですが・・・」と税理士さんに相談したところ、「大丈夫でしょう!」と背中を押してもらい、決断しました。「買えるのなら、建売でもいいかな?」という想いもありましたが、共働きでそれぞれが車を使うので、駐車場が2台あることが絶対条件でした。住み慣れたこのエリアから離れたくなかったし、子どもたちを転校させたくもなかったので、地域も限定しました。
そうなると、条件に合う建売は、ほとんどありません。これは「土地を買って家を建てるしかないな」と思いました。
私自身、鬼塚工務店の大工として12年ほど仕事をしていて、任せて安心であることは承知していましたので、迷うことなく鬼塚工務店に相談しました。
家づくりはどのような感じで始まったんですか?
駐車スペースが2台分取れること、いま住んでいるところから離れないこと、子供3人と夫婦で暮らすための部屋が確保できることなど、絶対に妥協できない要望を伝えました。同時に、目安となる住宅ローンの融資額を確認してもらいました。
その上で話を進めることが可能とわかり、家を建てるための土地を探してくれる不動産会社と面談をすることになりました。
その中で、先ほどの絶対に外せない条件に加え、それまでの暮らし方や、どんな暮らしがしたいかなどをざっくばらんにお話ししました。
例えば、できれば庭が欲しい、庭で子供たちとBBQがしたいとか。
そんなやり取りのあと、程なく、条件に合う土地情報を送ってもらいました。その中に、今回購入した土地情報があり、見に行きました。見晴らしもいいし、2台分の駐車スペースも、屋根付きのビルトインガレージで持てるということで、気に入りました。
本当は庭が欲しかったのですが、傾斜地なので庭は確保できません。でも、デッキを造れば庭のように活用できると思い、決断しました。
土地の売主さんは、建売にするつもりだったそうですが、計画直前だったので土地のみで譲ってくれました。ラッキーでした。
建てたい家の条件がある程度固まっていたので、その範囲で購入可能な土地情報をピックアップしてもらったため、無駄なく希望にピッタリの土地を探せました。
どんな家を建てたかったんですか?
3人の子供がいて、仕事もしているので、家事のしやすさ、特に動線と収納にはかなりこだわりました。
1階は基本LDKだけにして、それ以外は全て2階で完結するようにしました。
2階でお風呂に入って、脱衣室に設けた洗濯機で洗い、その上の乾太くんで乾かし、5歩くらい歩いてファミリークローゼットに収納します。
天気や時間に左右されず、都合の良い時に、しかもほとんど手間をかけずに洗濯できるので、自分の時間を持てるようになりました。
洗濯物を入れて、ボタンを押すだけなので、とても楽チンです。
家でゆっくりできる時間を確保でき、子どもとの会話も増えました。
洗面脱衣洗濯室で脱ぎ、洗い、干し、クローゼットに収納
それまでに住んでいた賃貸マンションの家では、洗濯が1日で終わらないことがしばしばありました。帰ってきてから洗濯物を回しておいて、朝干して、帰宅してから取り込んで、畳んでクローゼットにしまうのですが、疲れていると途中で挫折してしまうこともあったし、雨でも降ろうものなら一向に進みません。いつも溜まっている状態でした。
あと、家族5人なので、洗面所も大渋滞していました。
新しい家には、洗面化粧台も二つ用意してもらいました。
ネットで素敵なモノを見つけて、設置する前に高さなどを決め、内部のコンセントなども、その高さに合わせて設置してもらいました。
掃除も楽ちんです。ルンバの基地を設け、スマホで操作すれば勝手にやってくれるようになりました。
それまでは、リビングと子供部屋が分かれていなかったのでいつも散らかっていました。
キッチンもIHなので、ゴトクを洗う必要がなくなり、それまで疎かになりがちだったレンジフードのお掃除に手が回るようになりました。
それまでなかった食洗機がついたおかげで、食器洗いも楽になりました。長女が食洗機を珍しがって、食洗機にお皿を入れる作業をやってくれるようになりました。最近は少し面倒くさそうにしていますが(笑)
住み心地はいかがですか?
それはもう、最高です。
リビングの先にデッキができたので、友人が来るたびにBBQをしています。
なによりも、眺望がすばらしいのでとても気に入っています。
賃貸マンションの頃は、子供たちが走り回るといつも静かにしなさい!と叱ってばかりいたので、音が外に漏れない気密性の高い家に住みたいと思っていました。
子供たちが家の中で騒いでいる時に、外にいて窓が開いているととてもうるさいのですが、閉めたらほとんど聞こえません。
気を使う必要が全くなくなりました。
まだ、暖房の季節は過ごしていませんが、これだけ気密性が高ければ、床下エアコンが活躍してくれるだろうと期待しています。
これから家づくりを始める方にアドバイスを
結果、自分たちは注文住宅を建てて正解だったと思います。金額は少し高くなるけれど、満足度が全く違います。
建売はほとんどプランが決まっているので、見晴らしの良い広いデッキも、洗濯動線のプランも、絶対に実現できませんでした。
そもそも、このあたりで建売を探そうと思うと、二階建てではなく、3階建てばかり。
広さは確保できたとしても、1階から3階までを行ったり来たりするとなると、1フロアで暮らしていた賃貸マンションと比べても、家事の負担が減るとは思えません。
あと、どうしても必要だった2台分の駐車場。
しかも、子どもが多いから、1台は1BOXでもう1台はステーションワゴンと、比較的大きな車です。
この2台を止めて、その間を通って玄関に入ろうとすると、5m弱の間口が必要となります。
こんなビルトインガレージは、建売住宅ではありえませんよね。
こういう、どうしても実現したい要望があるなら、土地を買って家を建てるしかありません。
そんな時にはまず、家を建てる会社に相談したほうがいいです。
やってみてわかったのですが、税金だなんだと、想定していなかった費用が結構掛かりますので。
鬼塚工務店より
注文住宅を建てられる方には、実現したいご要望があると思います。
今回のケースでは、2台分の駐車場を確保することと、家族5人でゆったり暮らせる広さを確保すること、住み慣れたこの地域の土地であること、の3点でした。
この条件を満たす家を、土地を買って建てるには、どれくらいの費用がかかるのか?引越し費用や税などの諸経費と、建てたい家の総額は、概算で把握できます。
また、ご自身の自己資金と住宅ローンで準備できる費用はいかほどなのか?これも確認できます。
この範囲で土地を探せば、実現したい要望を叶えた家を建てることができます。
間違いを起こしやすいのは、「家を建てるにはまず土地を探さなきゃ!」と、土地を先に決めてしまうこと。諸経費などを勘案せずに土地を購入してしまうと、多くの場合、予算オーバーとなりその皺寄せは、建物やその後の生活にのしかかります。
結果、思うような広さを確保できなかったり、せっかくの注文住宅なのに、建売とかわらない仕様・性能の家しか建てられないことになってしまうのです。
それを防ぐためには、土地を探すよりもまず、絶対に妥協できない条件や、必要な税金などの諸経費を考慮して土地以外にかかる費用を把握し、その範囲に収まる土地を探すに限ります。
鬼塚工務店では、土地探しから家を建てるご相談をいただいた場合、大まかなご要望をお聞きし、それに必要な概算の費用を算出してから、土地を探す不動産会社に土地探しを依頼します。
その概算には、当然ながら、耐震等級3、気密性能C値0.6以下、断熱性能は青森や岩手などの基準となるUA値0.56といった高い住宅性能の保証や、YKKAPの樹脂サッシ等、高品質部材が含まれています。(UA値はプランによって異なる場合があります)
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