横浜市磯子区E様邸
「建築費は、決して安くはありませんが、欲しいと思う設備があらかじめ盛り込まれていたので、納得しました。」
家づくりのきっかけは?
この土地には、もともと私の実家があり、私自身は近くに家を借りていました。今回借家の持ち主が戻られることになり、空き家になっていた実家を建て替えて住むことにしました。
鬼塚工務店を知ったきっかけは?
急いで依頼先を探し始め、たくさんの会社から資料を集めました。
最初はハウスメーカーで建てようと思い、展示場にも行きました。
その中で、引っ越すタイミングに間に合わせるならば、工期の短い軽量鉄骨造がいいだろうということで、あるハウスメーカーで話を進めることにしました。
しかし、いろいろ話を聞いてみると、好みに合わないところがある上、想像以上に建築費が高額になることがわかりました。
これならば、一度仮住まいへ引っ越してでも、木造で建てた方が建築費を抑えることができると考え、もう一度、腰を据えて検討することになりました。
検討していたハウスメーカーでは、木造住宅も建てていたので、引き続き話を進めました。
そのハウスメーカーには研究所のようなところがあり、そこで部材の強度についての説明を受けました。
「この部材は、20-30年ほどの耐久性があるんですよ」と。
しかし、その部材どおしを固定する作業は、人の手で行われます。しかも、管理された工場ではなく、ひとつひとつ全く環境の異なる「現場」で行われるとのこと。
部材の強度が高いことは良いことですが、住宅は何万もの部材を使って建てていきますから、その工程管理の方がよっぽど大事なこと、と思いました。
建築の計画を仕切り直すことになり、他の会社も探すことにしました。
インターネットで、「高気密 高断熱 横浜市」で調べ、家から近く、信頼がおけそうな会社が、鬼塚工務店でした。
鬼塚工務店に依頼することにした決め手は?
初回相談会に参加して、率直に「工程管理がきちんとできている」と感じました。
例えば、「自社の体制では、月4棟しか着工をしない。それ以上着工すると、様々な場面でキャパオーバーになり、品質が担保できない。」8月頃に伺ったと思いますが「今、ご依頼いただいても、着工できるのは、来年の1月になります」と。
ハウスメーカーで話を進めていた時は、受注すればどんどん建てて、工期を間に合わせる話を聞いていましたが、鬼塚工務店はこの点をきちんと管理しているのが、逆に信頼できました。
実は、建物の金額自体、ハウスメーカーと鬼塚工務店を比較すると、大差ありませんでした。
しかし、我が家の場合、地下車庫があり、それをどう活用するかによって、金額が数千万円単位で変わってきます。
ハウスメーカーには、「一度更地にして、擁壁をやり直さなければ建てられません」と言われました。全ての土を掘り出して、コンクリートで擁壁をやり直すとなると、それだけで数千万円かかります。
3人で住む建物にそれほど多額の費用はかけたくありません。
できれば、擁壁をやり直さずに建て替えたいと思っていました。
鬼塚工務店は、既存の地下車庫を活かし、既存の擁壁にも影響が出ないプランを提案してくださいました。
それも決め手のひとつになりました。
長い間賃貸住宅に住んでいて、寒さと結露に悩まされてきました。
過去には、断熱材が入っていない賃貸住宅で暮らしたこともありましたので、「断熱性と気密性が高い家」が理想でした。
それ以外は、とにかくシンプルかつコンパクトに。
掃除がしやすく、住みやすい。これが一番だと思っていましたが、音漏れと収納にはこだわりました。
賃貸住宅に住んでいた時に新型コロナウィルス感染症が流行り、リモートワークの機会が増え、1人1部屋が必要になりました。
しかし、オンライン会議があると、隣の部屋に居ても声が響いたんです。
新居には、各部屋の間仕切りに、断熱材を入れてもらいました。
あとは、玄関に届いた荷物や、飲み物のストックなども置いておける土間収納。
隠したいときだけロールスクリーンで閉ざせるので、便利です。
住み心地はいかがですか?
8月5日の暑いさなかに引っ越してきました。
エアコンは、階段室に1台、リビングに1台と、息子が「俺の部屋には、つけてくれ」というので、3台つけました。
今、実際に動かしているのは、階段室のエアコンだけです。
階段の下にサーキュレーターを置いて、1階全体に冷気が届くようにしています。
入居したときは、25℃の設定にしましたが、一旦冷えたら、27℃に上げて、そのまま変更せず、快適に過ごせています。
ここは陽当たりがすごく良いので、日差しが強いと感じたら、電動シャッターを下ろすこともあります。
いくらエアコンを効かせても、直射日光が当たると、どうしても熱が入って室温が上がってしまうからです。
電動にしたことで、窓を開けることもなく、リモコンで開閉できるので、本当に便利。つけて良かったです。
日差しを遮ると、遮熱の効果が高く、暑さを感じませんでした。
シェードもついていますが、シャッターの方がラクで効果的です。
リビングのエアコンは、家族揃って食事をする時だけつける程度です。
2階の各部屋には、壁にエアパスをつけていて、ホールから冷気を取り込んでいます。
冷気は下に落ちるので効果があるのかな、と思いましたが、快適に過ごせています。
部屋にエアコンをつけた息子も、風呂上がりくらいしか使っていないようです。
それまで暮らしていた賃貸住宅では、ダラダラに汗をかいていたので、体が鈍るんじゃないか、と思っています(笑)
冬は、リビングの床下エアコンだけ。
まだ冬を迎えていませんが、活躍してくれることを祈っています。
家づくりを進める中で、記憶に残るエピソードがあれば
建築中も、この近くの賃貸住宅に住んでいたので、その気になれば見に来れたんでしょうが、鬼塚工務店を信頼していたのであまり来ませんでした。
棟上げの時に来たのですが、太くて大きな梁を使っているので驚きました。
1階の天井を支える部材と、2階の床を支える部材を分けて、音が響かないようにしている、ということでした。
普通に考えると、同じ部材でつなぎそうなものなのに、そこまでやってるんだな、と感心しました。
住んでみて気がついたことは、全ての引き戸が上に吊ってあること。
これ便利ですよね、下にレールがあると、ほこりが溜まるし、障害物にもなる。
建築費は、決して安くはありませんが、欲しいと思う設備があらかじめ盛り込まれているからなんだな、と納得しました。
これから家を建てる方へのアドバイスがあれば
断熱性の高い家に住みたい、と思っていたため、2×6工法も検討しました。
しかし、壁が厚くなる分、家が狭くなるということもあって、通常の2×4工法にしましたが、賃貸住宅と比べると、違いは歴然。
住宅性能の高さにこだわって良かったと思います。
鬼塚工務店は、日々勉強を重ね、進化していると感じます。
だから、安心して任せて大丈夫だと思います。