横浜市鶴見区M様邸お客様レビュー

横浜市鶴見区M様邸

「鬼塚工務店は、断熱材やサッシも、標準仕様のレベルが高かった。それが決め手でした。」

家づくりのきっかけは？

「そろそろマイホームを・・・」と考えた始めたとき、私たちは、一軒家で長く住んでいたこともあり、マンションという選択肢はありませんでした。

初めは、建売を探し始めましたが、ピンとくるものがありませんでした。どうしたものかと悩んでいたとき、妻のおじいちゃんがこの家の近くにたくさん土地を持っていて「空いている土地に家を建ててはどうか」と勧められ、注文住宅を建てる方向になり、展示場などをまわりはじめました。

鬼塚工務店に決めた経緯は？

アメリカンテイストの住宅がいいなあ、と思っていて、何社か気に入った会社を見つけました。そのあたりから、youtubeなどを見て、家づくりの勉強を始めました。
私は（ご主人）生まれも育ちも沖縄で、とにかく寒い家になることが嫌でした。そのような思いで勉強をしていると、あるユーチューバーの方が、「家を建てるなら標準仕様で何を使っているのかを確認したほうがいい」と話をしていました。
あるアメリカンハウスを建てるローコスト系の会社を気に入り、仮契約まで行ったのですが、標準仕様を確認すると、あまりいい断熱材やサッシを使っていませんでした。
当時住んでいたマンションがとても寒くて、「せっかく家を建てたのに、また寒い思いをすることになる。どうしようかな・・・やっぱりもう少し探そう」と思い直しました。

今度は、地元の工務店でいい会社はないかな？と思い、2～3社ピックアップしてみました。
その最後に見つけたのが鬼塚工務店でした。
口コミを見ると、住宅性能に力を入れていて、私自身は耐震性について重視していませんでしたが、気密・断熱性にはこだわっていたので、相談会に行きました。
相談会では、設計の川田さんが話を聞いてくれました。

他のハウスメーカーは、最初に営業の方が応対するのですが、設計の方に対応していただけたのが、とても良かったと思います。
営業の方は、売るためのトークをしきりに話したがりますが、川田さんは、こちらが知りたいことを即答してくれるのです。
例えば、標準仕様はどんなものを使っているのですか？と聞くと、その場で淀みなく答えてくれて、話が早く、とても好感が持てました。

「いい会社を見つけた」と思ったのですが、ある事情で、建てようと思っていた土地に家を建てることができなくなってしまったのです。
諦めてはいなかったのですが、一旦白紙に戻りました。

それから1年ほど経過して、この土地にようやく家を建てることが出来るようになりました。その時にはもう、鬼塚工務店にお願いしようと思っていたので、他のハウスメーカーなどには行きませんでした。
鬼塚工務店は、断熱材やサッシも、標準仕様でレベルが高いものを使っていましたが、その割には価格が低いことが決め手になりました。
最初の頃に、鬼塚工務店と同じように、住宅性能に力を入れているハウスメーカーの見積りも取ってみたのですが、苦笑いしてしまうほど高額でした。

「いよいよ家づくりが始まる！」と思ったのですが、そのままでは、家が建てられないことがわかったんです。しかし「同じ条件の周囲の家は建っているじゃないか、私がなんとかします！」と社長が駆けまわってくださり、役所と交渉した結果、最終的に建築する許可が下り、ホッとしました。

どんな家を建てたかったですか？

まずは、寒くないこと。あとは、注文住宅じゃないとできないことをやりたいと思いました。
住宅を建てるには、かなりのお金がかかります。それならば、家にも稼いで欲しいなと思っていました。
ですので、1階は店舗としても使えるように設計をしていただきました。前の道路が遊歩道になっていて、人通りも多いため、ベーカリーで働いている妻が、将来子どもと一緒にお店を開いてもいいし、人に貸してもいいかな、とイメージをしてみました。

また、バンドを組んでいるので、練習ができるように、地下室をつくる希望をもっていましたが、将来道路を作る計画に指定されている土地であるため、地下室をつくることはできませんでした。
その代わり、１階にスタジオをつくりました。ドラムやギター、スピーカーも入れて、ドアは鉄製の防音ドアを採用しました。

自分たちが使わないときには、空けているのがもったいないのでスタジオとして人に貸しています。住宅街に貸しスタジオは少ないし、とても高額です。私は、相場の半分くらいの料金設定にしているので「こんなに安くていいんですか？」と言われます。

あと、内装は、インダストリアルスタイルにしたかった。

しかし、鬼塚工務店に実例がなかったので、コーディネーターの小倉さんと何度も打ち合わせを重ねながら話を詰めていきました。小倉さんは、私たちの意図を汲み取り、私の思い通りに仕上げてくれました。

設計段階の平面図では、立体的な感じが掴めません。

リビングは、屋根形状を活かした吹き抜けにしたかったので、余計に空間の広がりを想像することができませんでした。そんなとき、小倉さんはサッと絵で描いてくれて、イメージしやすいようにサポートをしてくれました。

全体のテイストはグレーを基調として、アクセントに白を使いました。リビングや寝室の壁、１面だけを白いスクリーン用の壁紙にして、プロジェクタースクリーンとしています。

テレビは見ないので、この機会に全て廃棄しました。場所を取るし、子どもが触ったら危ないので。プロジェクタースクリーンの大画面で見ることができるのも魅力です。

リビングから、直接行けるベランダも欲しいなと思っていました。

しかし、スズメバチが飛んでいるのを見て、急遽、屋根と壁をつくって、居室に変更していただきました。

しかし、夏場は子どもをプールで遊ばせたいし、BBQなども楽しみたいので、床はベランダと同じFRP防水で仕上げ、水栓や排水口もつけてもらっています。見た目は、部屋ですが、ベランダと呼んでいます。

住み心地はいかがですか？

１番心配していた冬の寒さは、全く問題ありませんでした。

1階に店舗とスタジオをつくったこともあり、床下エアコンの暖気が届く範囲が限られます。少し心配をしていたのですが、冬でも半袖、短パンで過ごすことができました。

夏場のエアコンは、さすがに小屋裏エアコンだけでは暑かったため、寝室に1台、後付けでエアコンを取り付けました。
もともと、屋根の色は熱を吸収しないように、淡い色を勧めていただきましたが、外観を優先して濃い色にしていました。
窓から、西日が入ることもあって、こもった熱が抜けず、早めにエアコンを増設することにしました。

設計段階で、エアコン用のコンセントを各部屋につけていただきました。初めは「こんなに要りますか？」と伺ったところ、「心配だからつけさせてください」と言われていました。
今から思えばつけておいてよかったです。

リビングと寝室の間に扉をつけていないので、寝室に設置したエアコンの風がリビングにもまわり、小屋裏エアコンと合わせて快適に過ごせるようになりました。

家づくりを進める中で、記憶に残るエピソードがあれば

鍵の引渡しが終わって、引っ越しをしてきた日。
冷蔵庫を設置する予定でしたが、大きな冷蔵庫を買ったため、階段の折り返し部分でつっかえてしまって、入らないというトラブルが起きました。
配送業者の方に「搬入できません」と言われ、玄関ホールに冷蔵庫を置いたまま、帰られてしまいました。
焦って、現場監督の小川さんに連絡すると、すぐに来てくれて、手すりの柱を1本分カットして、幅を拡げてくださいました。

その後、友人にも手を借りて、冷蔵庫を2階に上げることができました。
階段に残った柱の跡を見るたびに「ああ、あんなことがあったね」と、これからも思い出すでしょう。