狭小地の採光問題と高さの制限を設計の工夫で克服した家。
- ・敷地面積:54.03㎡(16.3坪)
- ・延床面積:100.60㎡(30.4坪)
- ・竣工年月:2021年3月
- ・家族構成:ご夫婦+こども
2階リビング。正面ハイサイドサッシや階段上の窓から採りこんだ光をリビングに取り込むため、階段室の壁をヌキました。
床は無垢のオーク。壁と建具は白に統一して清潔感あふれるリビングに。
洗濯機と乾太くんは2 階に。1 階脱衣室から乾いた軽い洗濯物を2 階で洗い、キッチンに立ちながら、乾燥機とベランダ干しを使い分けます。洗濯室は既製のサイズだと狭いので、少し広めにとった特注サイズです。
キッチンの面材はケイミューのソリド。1 枚 1 枚表情が違う質感が人気の建材です。
スパイスニッチのあるキッチンはクリナップのステディア。食洗器はパワーが違うミーレ社製を採用。
左:エントランスホール。
右:2階洗面化粧台とトイレ。視線を気にせず光を取り込めるハイサイドサッシを採用。
3階の居室。高さの制限が厳しいので、1階の天井高を20㎝ほど低くして、その分2 階と3階の天井高を確保しています。
「ラウンド型の手すりは接合部分がいまいち。つなぎ目のないスクエア型がいい」。照明スイッチの形にもこだわりました。
左:浴室乾燥機能を備えたシステムバス。
右:収納豊富なトールキャビネットのある洗面化粧台。
左:軒の出をなくし、スッキリ見える外観に。
右:セメントの質感と、白い壁、無垢の床がスタイリッシュな玄関。