[賃貸併用・二世帯住宅]
賃貸併用住宅から、賃貸併用＆二世帯住宅への建て替え
もともとは、ご自宅と賃貸住宅を備えた邸宅に、親世帯単独でお住まいでした。賃貸住宅の収入は、減価償却期間を終えると税負担が増します。将来の相続も見据え「建て替えるなら、別々に住むよりも子世帯家族と一緒に暮らせる二世帯住宅にした方がよさそう」と判断され、お建て替えを決断されました。大きな敷地と交通至便な立地の良さを活かし、北側には、賃貸住宅も新たに設け、二世帯で住みながらも、収入が得られる賃貸併用＆二世帯住宅を実現されました。
角地のメリットを活かし、３世帯それぞれが気を遣わずに出入りできるように玄関を配置しました。
実例データ
- 敷地面積：227.40 ㎡（68.8坪）
- 延床面積：182.17㎡（55.1坪）
- 竣工年月：2023年2月
- 家族構成：親世帯+子世帯
親世帯の住宅
左：ウォークインクローゼットを設けた玄関。
右：内部で子世帯と行き来できます。
床下エアコン（正面掃き出し窓の右）で、真冬も快適に暮らせるLDK、約20畳。
キッチンの奥にも、洗面化粧台の右手前にも、暖気を採りこむ“ガラリ”が設置されています。
左：ゆりかごに包まれるような感覚でゆったり入れるシステムバス。
右：主張し過ぎないシックな花柄クロスで仕上げたトイレ。
寝室。南側が開けているので1階でも光がたっぷり入ります。階段を使わずに生活が完結できるので、歳を重ねても安心です。
子世帯の住宅
左：アーチの下がり壁とモスグリーンのアクセントクロスが柔らかな癒しを与えてくれる玄関ホール。
右：階段下を活用したトイレ。
20帖の広々LDKは、遮るものがないので、サンサンと光が差し込みます。
アクセントクロスがリビングに引き締まった印象を与えます。窓の間にアップライトピアノを置くため、床を補強しています。
子世帯のご家族は、6人で暮らす大家族。5つの個室を設けるため、家事動線を配慮しつつ、スペースを確保しています。
左：洗面室、洗濯脱衣室の奥は幅5m超のバルコニーにつながり、洗濯物をたっぷり干せます。
右：1616サイズのゆったり入れるシステムバス。
左：子世帯の居室は1階に1つ、2階に4つ設けました。
右：あふれる荷物は固定階段で上がる小屋裏収納4.5帖を活用します。
賃貸住宅部分
賃貸住宅は、キッチンを独立させた6帖のお部屋を確保。
左：キッチン、冷蔵庫・カップボードスペース、奥にサニタリー
右：独立型洗面台、洗濯機置場
賃貸住宅のユニットバスとトイレ
