住宅の冬じたく。
- 2025年12月08日
- Category : 未分類
冬になると「室温は何度にすればいい?」「加湿器って本当に必要?」という声をよく聞きます。
特に木造住宅では、上手な温湿度管理が住み心地に大きく影響します。
今回は、冬場の適切な室温・湿度、加湿器が必要な理由、タイプごとの違いや電気代比較、
そして鬼塚工務店も建てている高気密高断熱住宅での加湿器の選び方までまとめてご紹介します。
〇冬の木造住宅での「適正室温」は?
一般的に快適とされるのはリビングが18~22℃、寝室では16~20℃といわれています。
特に木造住宅は、鉄筋の家よりも感覚的に“ひんやりしにくい”ため、20℃前後でも十分暖かく感じることが多いといわれています。
特に高気密高断熱住宅では、家全体の温度差が小さいため、無理に24℃以上に上げなくても快適に過ごせることが多いのもメリットです。
〇冬に加湿器が必要な理由
① 暖房すると空気が乾燥する
エアコンや床暖房は空気を乾燥させます。実際に暖房を入れると、湿度が30%以下になる家も珍しくありません。
② 乾燥すると不快+健康にも影響
・のどの痛み
・風邪やインフルエンザのリスク上昇
・皮膚の乾燥
・静電気
・観葉植物の元気がなくなる
乾燥の影響は意外と大きいものです。
③ 木造住宅特有の理由
木材は湿度が低いと収縮し「フローリングに隙間ができたり、建具が開きにくくなる」などの
症状が出ることもあります。木造住宅には適切な湿度が大切になります。
室温が40%を切ると乾燥を感じ、60%を超えるとカビの心配が出てきますので冬は40〜50%
くらいをキープするよう心がけましょう!!
〇加湿器の種類と特徴・電気代比較
では、加湿器を購入しようと!…と調べてみると「スチーム式?気化式?ハイブリッド?超音波?」と、いろんな方式があってちょっと混乱しがち。
まずは、加湿器の代表的な4つの方式のメリット・デメリットや気になる電気代を紹介します。

早く部屋を潤したい方はスチーム方式、お子さんがいる家庭では気化方式やハイブリット方式、
デザインやコンパクト重視の方には超音波方式など用途や求める機能に合わせてタイプを選ぶことでより快適な加湿器の活用することができます。
〇カタログなどに書かれてある「適応畳数」は表記通りが良いの?
次に気になるのがカタログなどに書かれてある「プレハブ洋室〇畳/木造〇畳」という適応畳数。「寝室が12畳なんだけど10畳用と15畳用のどちらにすれば良いの?」なんて迷ってしまいますよね。
結論から言うと…基本的には表記通り、もしくは少し小さめでも足りることが多いです。
その理由は気密性能が高い家は“加湿した湿度が外に逃げにくいため”同じ帖数でも鉄筋住宅や古い木造より加湿効率が良い傾向があります。
ただ、気を付けなくていけないのは加湿し過ぎてしまうと「窓の結露、壁内結露のリスク、カビ・ダニの繁殖」につながる場合があります。
そうならないように部屋に温湿度計を置いて湿度を確認しながら加湿を調整することをおすすめします!
「室温」と「湿度」のバランスはとても重要で特に冬は加湿器を使うことで毎日を快適な暮らしに変えてくれます。
さらに鬼塚工務店も建てている高気密高断熱住宅は「冬の快適性・健康・住まいの耐久性」をトータルで高めてくれる住まいです。
一年を通してエネルギーを無駄にしない、家族にも家にも地球にもやさしい暮らしをご提案いたします。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。



