お家を快適に! ~換気システムのおはなし~

こんにちは。

今回は住宅の快適さや健康に大きくかかわる「換気システム」についてのお話しです。

 

最近の住宅は高気密・高断熱が当たり前になってきました。それに伴って「換気システム」が重要視されるようになってきています。

換気システムには「第一種、第二種、第三種」と3種類あり、それぞれ下図のようになります。

 

 

なかでも第一種換気は一年を通して快適な室内環境を実現できる換気方式としておすすめです!

 

今回はその理由を四季折々の暮らしの悩みとともにご紹介します。

 

春は「花粉」との戦い

暖かくなり窓を開けたくなる季節。でも春はスギやヒノキの花粉が大量に飛散する時期です。

窓を開ければ花粉も一緒に家の中へ…。花粉症の方にとっては本当に辛い季節ですよね。

第一種換気なら外気をフィルターで浄化してから室内に取り込むので花粉の侵入を大幅にカット。窓を開けなくても空気をしっかり入れ替えられ快適に過ごせます。

 

夏は「暑さ」と「湿気」が大敵

夏になると外気の温度と湿度が急上昇。自然換気や第二種・第三種換気では、熱く湿った空気がそのまま室内に入ってきてしまい、エアコン効率も低下します。

第一種換気では熱交換器が備わっており、外気の熱や湿気をコントロールしてから室内に取り込むため、室内の温度や湿度を一定に保ちやすくなります。結果、エアコンの負担も減り、省エネにもつながります。

 

秋も実は「花粉」の季節

春だけでなく秋にもブタクサやヨモギなどの秋花粉が飛散します。朝晩は涼しく自然の風を取り入れたくなる季節ですが、やはり花粉症の方にはつらい…。

この時期も第一種換気が活躍。外の空気をしっかりフィルターで処理してから取り込めるので秋の花粉対策にもバッチリです。

 

冬は「寒さ」と「乾燥」との付き合い方がカギ

冬場の換気は、寒い外気をそのまま室内に入れてしまうと暖房効率が下がるうえに乾燥が進んでしまいます。

しかし第一種換気の熱交換器が暖かさを保ちながら換気が可能。さらに外気の乾燥をある程度和らげてから取り込むこともでき、加湿器との併用で冬の乾燥対策にも有効です。

 

まとめ:年中通して快適な空気環境を手に入れるなら第一種換気!

「春は花粉、夏は暑さと湿気、秋は花粉、冬は寒さと乾燥」
私たちの暮らしは、季節ごとにさまざまな空気の悩みに直面しています。

だからこそ、1年を通して安定した空気環境を保てる「第一種換気」の導入は、とても大きな意味を持ちます。ご家族の健康と快適さを守るためにも、ぜひ換気システムの選び方にもこだわってみてくださいね。

 

 

 

鬼塚工務店は全棟「高気密」「高断熱」の「高性能住宅」を建てています!

詳しくはこちら→高気密・高断熱な鬼塚の家 | 鬼塚工務店

 

第一種換気システムは「パッシブファン」を採用しています!!

参考:製品紹介【passiv Fan(パッシブファン)】 商品仕様 | passiv material 【AIR LABO(エアラボ)】