光を採りこみながら景観も楽しむ。
一挙両得の坪庭がある家
実例データ
- 敷地面積:234.13㎡(70.8坪)
- 延床面積:151.04㎡(45.7坪)
- 竣工年月:2017年12月
- 家族構成:夫婦+子ども2人
子育てを終えたシニア世代のご夫婦が取り組まれた家づくりです。車いすを使うことになっても自宅で不自由なく暮らせるように玄関アプローチにスロープを設けたり、車いすのままお手洗いに入れるようにしたり、1階だけで暮らしが完結できるプランにしたりと、将来の不安を解消しました。
東南の角地という絶好の条件でしたが、一方で、南側の間口10m、奥行き8mと大きな2階建てを計画したので、1階の北側中央部に光が届きません。そこで北側中央を凹とし、三方に光を届け、その三方から景観を楽しめる坪庭を造りました。
固定階段で上がる小屋裏収納を合わせると、170㎡超の邸宅です。
左:「広島風お好み焼きパーティーをやろう!」雨が降っても大丈夫なオーニングのあるウッドデッキ。
右:光を採りこみ、景色も楽しめる坪庭。
来客時には、立ち話ではなく、座って会話ができるように腰掛を設けた玄関。
親せきやお友達など、お客様を招いて一堂に会することができる、LDK+和室。
家事をしながら会話を楽しむカウンターキッチン。
左:キッチンの裏手には、家事室とパントリーがあります。
右:パントリーとキッチンの間に設けた家事室。隙間時間を活かせます。
居心地のいい堀炬燵のある和室。右上の窓は明かり採り。右下の窓からは坪庭の景観を楽しめます。
正面が和室。左手に家事室。右側が浴室。
2つの入り口があるトイレ。右手の引き戸側入り口からは車いすでも出入りが可能です。
ニッチや飾り棚。あるとないでは、華やぎ方が全く異なります。