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窓の防犯対策のはなし。

2024年12月01日 16:43   Category : 未分類

こんにちは。

 

最近、全国で相次ぐ強盗事件のニュースをよく耳にし、不安になりますよね。

 

令和5年の警視庁の調査では戸建住宅への侵入手口は無施錠のドアや窓からの侵入が最も多く、

次にガラス破りが多くなっています。

また建物内への侵入口の約7割が窓からと言われ、その侵入手口はガラスを破壊してそこから手を入れて解錠し侵入する手口が多いようです。

 

引用元「警視庁ホームページ住まいる防犯110番」より

 

また、ガラスの破壊方法は主に「こじ破り」「打ち破り」「焼き破り」があります。

こじ破り:マイナスドライバーでガラスとサッシの境に打ち込んで錠前付近のガラスを破壊し指を入れて解錠する。

打ち破り:ガラスをハンマーなどで叩いて破壊し手を入れて解錠する。

焼き破り:ライターやバーナーでガラスを焼き割り解錠する。

 

 

 

では、侵入口となる窓からの侵入を防ぐにはどのような対策が必要なのでしょうか。

 

1.補助錠を取付ける。

補助錠の取付けは主に引違い窓の防犯対策になります。鍵を増やすことで解錠に時間がかかり侵入を諦めさせるのに有効です。

 

2.ガラスを防犯ガラスにする。

2枚のガラスの間に特殊フィルムを中間膜として挟み込んだ合わせガラスのことです。破壊しにくいため「こじ破り」「打ち破り」「焼き破り」を防ぐのに有効です。

 

3.シャッターや面格子を取付ける。

強盗は侵入する前に下見を行い、入りにくい住宅を避けると言われています。

そのためシャッターや面格子があることで視覚的に侵入しにくいと諦めさせるのに有効です。

 

4.防犯フィルムを貼る。

防犯フィルムが貼ってある窓は金属バットなどで強く叩いてもなかなか破壊できないため時間がかかります。また強打することで大きな音が出てしまうため、諦めさせるのに有効です。

ただしフィルムを貼ることでガラスの熱吸収率が上がり、熱割れする可能性があります。特に網入りガラスは熱割れのリスクが高いと言われています。防犯フィルムを貼る際は業者に確認してから貼りましょう。

 

侵入者の約7割は侵入に5分かかると諦めることが警視庁の調査で判明しています。

窓を破るのに5分以上かけさせて諦めさせることが重要になってくるようです。

また住宅を見た最初の印象で侵入を諦めさせることも大切なのかもしれません。

 

 

鬼塚工務店で標準仕様として採用している「YKK AP APWシリーズ」も前述の防犯対策に対応できます。

 

1.補助錠が取付けられる他、クレセントを外部から見えにくい戸先錠にすることもできます。

2.破壊されにくい防犯タイプの複層ガラスがありますので侵入防止対策に有効です。

3.シャッターや面格子も取付け可能です。

 

 

引用元 「YKK APホームページ 防犯に優れた窓」より

 

 

ちなみに窓以外の防犯対策は…

1.センサーライトを取付ける。

2.見通しの良いように植栽を剪定する。

3.侵入足場になるような物を置かない。

 

物騒な世の中になってきましたので、防犯対策したいとご希望ございましたらお申し付けください。

 

 

今回は窓の防犯対策について書かせてもらいました。

次回は前述した「YKK AP APWシリーズ」の性能について書かせてもらいます。

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