小屋裏エアコン冷房体感レポート@横浜市青葉区 二世帯住宅の巻
2024年06月30日 06:00 Category : ニュース
小屋裏エアコン冷房の実力を体感するため、お引渡し直前の現場に行ってまいりました。
動画でご覧になる方はこちらから。
6/24、梅雨入り直後だというのに、うだるような暑さ。お昼前に到着し、直射日光が当たらない玄関前に温度計を設置、しばらくしてみると、なんと38.1℃!
ものすごい暑さでしたが、まさかここまでとは。
気象庁が観測している最高気温は、そこまで上がらないものの、当日の最高気温は、猛暑日直前の34℃でした。
ものすごい熱気を感じる中、玄関ドアを開け、中に入ると、涼しい!
持参した温度計を置き、しばらくしてみてみると、23.9℃。
外気温との差が14℃もあり、とても快適で汗が引くのが感じられました。この涼しさの秘密は、この上にあり。涼風を頼りに上がってみましょう。
ドドーンとこう配屋根の吹き抜けがあり、開放感あふれるLDKは21帖。
カウンターキッチンに置いた温度計は、23.4℃。
1階よりも若干低いくらいで、ほぼ同じ温度を保っていました。
こちらのカウンターキッチン、奥には三角の下がり壁のあるパントリー、右手の壁には白いタイル風のアクセントウォール、床には磁器質タイル調の素材を用い、クールに仕上がっています。
さて、部屋全体に行き渡る冷気、大元はどこにあるかというと、左奥のロフトに上がる階段の上にありました。
このエアコンからの冷気が、階段と、ロフトの腰壁に設けたスリットからこぼれおち、シーリングファンで攪拌されています。
エアコンの先には、この通り本棚が並びます。
漫画や書籍を並べ、ごろりと横になって、時間が許す限り楽しめます。
その奥の暗闇。まだ照明が付いていないので何も見えません。
こちらはシアタールームになります。
照明機能の付いたプロジェクター popin aladdinを設置する予定です。
100インチを超える大画面で投影するには、スクリーンとなる壁と、天井に設置する引っかけシーリングにある程度距離が必要です。
しかし、その距離をとろうとすると、高さ制限により天井が斜めにカットされている部分にあたり、取り付けることができない・・・。
そんなお悩みを、フラットに取り付けることができるように設置台を造作して解決しました。
完成するとこんな感じでしょうか。
ロフトの階段を降りると、目に入るのは中庭のように設けられたルーフバルコニー。
リビングと続いているので、気軽にアウトドアリビングを楽しめます。
壁が高く外からの視線を遮る上、軒もあって、一部、日を遮るスペースもあるので、夏のプールやBBQなども楽しめることでしょう。
さて、こちらは1階に設けた音楽室。
グランドピアノとアップライトピアノを余裕で置ける広さがあります。若奥様が、ご自宅で始めるピアノ教室の準備が着々と進んでいます。
天井にはオトテン、壁にはオトカベという、音の響きを楽しみながら、吸音・遮音性能を高めた、建材メーカーダイケンの音響用建材を採用しています。
こちらはご家族全員の洗濯を受け持つ、脱衣室兼ランドリールーム2.5帖。
アイアンバーを2本設置し、必要に応じて、浴室の乾燥機能も使えるので、外に干すことなく、室内干しで十分完結します。
お色味は、システムバスと、ミント系で揃えました。
その正面には、洗面化粧台を設置。
こちらの洗面化粧台は、1階で暮らすお母さまが主にお使いになり、子世帯は2階リビング前に設置したこちらを使います。
洗面化粧台は朝、夜が渋滞しやすい傾向にあるので、2つあるととても便利だと思います。
今回のお住まいは、延床50坪と、十分な広さのある二世帯住宅でしたが、お邪魔した当日は、ロフトに設置したエアコン1台のみ稼働していました。
さすがに閉め切って使う音楽室や、お母様のお部屋には、エアコンを設置する予定ですが、1台のエアコンでかなり広い空間を冷やすことができると感じました。
近年のエアコンのパワーは目を見張るものがあります。
各部屋1台づつエアコンを設置するのは、もったいないし、見栄えも悪く、メンテナンスも面倒!そう思ったら、ぜひ当社の家づくり相談室にお出かけください。
ご要望をお聞きした上で、最も効果的な空調戦略をご提案いたします。