防音対策② 断熱材比較!!
2018年04月18日 16:57 Category : 商品,建築・住宅用語,断熱材,施工事例
こんにちは(*^-^*)
春になり明るいカラーのファッションが増え
ワクワクする雰囲気ですね♫
本日は異なる材質の断熱材の防音比較をお伝えします(*^^*)
◆グラスウール断熱材の吸音性・防音効果
グラスウールは繊維系断熱材です。
グラスウール断熱材に入射した音のエネルギーはグラスウール内部に伝搬して、
ガラス繊維や空気を振動させ熱エネルギーに変わります。
グラスウール断熱材は、低音域から高音域まで幅広い吸音特性を発揮します。
◆ウレタンフォーム断熱材の吸音性・防音効果
ウレタンフォームは発泡系断熱材です。
吹付硬質ウレタンフォームは、隙間なく駆体に充填出来るため、
外部の騒音や内側からの生活音の漏れを抑制します。
また細かな気泡構造で音をスポンジ状のフォーム内に分散し、
騒音や生活音の漏れを軽減し、より快適な住環境を実現します。
◆ 音への対策
発泡系断熱材(ウレタンフォーム): 吸音・遮音効果が期待できる。
繊維系断熱材(グラスウール): 吸音効果のみ。遮音効果は期待できない。
◆ 防音に関する用語
・周波数
音が1秒間に振動する回数。単位はHz(ヘルツ)を使用します。
周波数が大きいと高い音、周波数が小さいと低い音になります。
・吸音率
ある材料がある周波数の音に対して、音のエネルギーを吸収する効率を
その周波数における吸音率といいます。大きい程良い吸音材と言えます。
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鬼塚工務店はグラスウール断熱材、ウレタンフォーム断熱材、両方取り揃えております♪
無料相談会でお客様のご要望をじっくり伺い、最適な断熱材をご提案させて頂きます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております(*´▽`*)
(奈良)
防音対策①
2018年04月11日 16:02 Category : 建築・住宅用語,断熱材
こんにちは(*^-^*)
新築を建てる上で防音は大変気になるところです。
色々勉強をしていると専門用語に頭をひねることがありますね。
防音対策の基本と要点を2回に渡ってお伝えします♪
【 防音の基本 】
① 吸音・・・音を吸い込むこと。
部屋で発生した音の反響を小さくするように吸音材(音を吸い込む
材料)を壁や天井の裏の表面に貼ります。
② 遮音・・・音を通さないこと。
外部からの音を遮断したり、内部の音を外に漏らさないように、
壁、ドア等に遮音材を用います。
【 音の性質 】
① 音は直進性・空気振動
音はまっすぐに進み、空気を振動して伝わります。そしてわずかな
隙間からでも伝わっていきます。
② 重い材料ほど遮音する
鉛やコンクリートのような質量の重たい材料ほど、空気振動で伝わる
音をよく遮断します。
③ 吸音はフワフワ材料
グラスウールなどの繊維系材料が、音の伝わろうとするエネルギーを
しっかり吸収します。
【 デシベルとは 】
デシベル(dB)・・・音の大きさを表す単位
120デシベル ・飛行機のエンジンの近く
110デシベル ・自動車の警笛(前方2m)・リベット打ち
100デシベル ・電車が通るときのガードの下
90デシベル ・犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
80デシベル ・地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
70デシベル ・ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
60デシベル ・静かな乗用車・普通の会話
50デシベル ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
40デシベル ・市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
30デシベル ・郊外の深夜・ささやき声
20デシベル ・木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)
次回は繊維系断熱材と発泡系断熱材の吸音比較等をお伝えします(*´▽`*)
(奈良)