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スタッフブログ

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変形地だから実現できた、3SLDK+2LDKの 大型二世帯住宅。

2023年09月08日 09:10   Category : ニュース

今回は、延べ床面積45坪を超える大型二世帯住宅を建てられたS様の家づくりをご紹介させていただきましょう。

土地探しからの家づくりでした。

大人数で暮らす二世帯住宅ですから、お部屋の数も収納スペースも妥協するわけにはいきません。

玄関を共有するにしても、どうしても150㎡くらいは必要なのです。

ここで問題になるのは、土地探しです。

150㎡の建物が建てられる土地となると、それなりの大きさが必要。

ということは、金額も比例して高くなります。

建物も、二世帯住宅となれば、2軒分とまではいかないまでも、相当の金額になります。

となると、予算オーバーが必定。

当社と提携している不動産会社さんからも、条件的にかなり厳しい!といわれ、暗礁に乗り上げていたところ、お施主様より

「この土地はどうでしょう?」

とお声がけいただきました。

 

 

地型

クランク状の変形地ですが、土地の面積は50坪超。

容積率も150%あるので、計算上は十分入ります。

実際の現地はというと、

建築前

左手にマンションが建っていますが、方角は北側。

周囲も住宅に囲まれてはいますが、多くの場合、それはどこも同じとも考えられます。

なによりも、変形地で周囲に建物が建っているということで、最も高かった予算の壁を乗り越えられるかもしれない期待感がありました。

とはいえ、土地の取引は、細かな法規制や権利関係など、よく調べてみないとわからないことも多いのです。

賢明なお施主様は、ここでご自身だけの判断で購入を決めず、当社にご相談いただきました。

提携している不動産会社さんで詳細を調べつつ、当社の設計担当がこの敷地にご要望を叶える建物が入るかどうかを確かめると、

 

配置図

無事に収まりました。

調査の上、その他の問題もクリアできることを確認し、土地の契約、建物の建築へと無事進むことができたのです。

完成した建物はこちら。

完成した外観

前面は、一段下がっている上、お隣様の駐車場なので抜けています。

右手に比較的広いスペースもあるので、何かと便利だと思います。

なによりも、こんなに立派な二階建ての二世帯住宅が実現できたのを嬉しく思います。

それでは内部もご紹介させていただきましょう。

玄関

玄関だけは共用するので、靴が溢れないように階段下スペースを活用したシューズクロークを用意したしました。

左手前側にも玄関収納を設けているので、玄関に靴や外のものが散乱するのを防げると思います。

この階段を2階に上がると、

手洗い

ホールには手洗いを設けました。

ここに手洗いがあると、帰ってきたらその流れで手を洗いたくなりますよね。

洗面台は別に用意しているので、ここでは手を洗うのみ。

なので、シンクと水栓だけのシンプルなものですが、この方が素敵ですね。

この奥、左手の扉には、

トイレ

トイレを設置しています。

お手洗いはお家の奥にレイアウトしがちですが、ここにあるとお客さまもお通ししやすいし、リビングの外にあるし、手洗いともセットになるので、好都合なのです。

さて、いよいよリビングへ。

ブランコ

まず目に入るのはこのブランコ。

家づくりを進める中でリクエストをいただきました。

「何歳まで使うんだろう?」なんていうお話も出ましたが、お子さまが使えなくなったら、ハンモックチェアに差し替えるという手もあります。

リビング

リビングの全景はこちら。

開放感を高めるために屋根勾配の形状そのままの吹き抜けにしました。

太い梁が印象的です。

開放感を出したい気持ちもありますが、収納スペースも確保したい!

ということで、左手奥の階段を上がると、

小屋裏

小屋裏収納スペースがあります。

当面は子供たちの秘密基地として使われるのではないかと思いますが、将来はご家族の成長とともに増える荷物を収納することになります。

そんなときに助かるのが、固定階段であること。

収納式のハシゴだと、出し入れが手間ですし、不安定なので重い荷物を上げ下げするのが結構大変なのです。

キッチン

こちらはキッチンからの眺め。

リビングを一望できるので、子どもたちの様子をうかがいながら、家事をこなせます。

洗面

サニタリールームは、洗面化粧台のスペースと脱衣洗濯室を引き戸で仕切りました。

誰かが入浴中でも、気兼ねなく歯を磨いたりできます。

浴室

システムバスは、内寸が160㎝×160㎝の1616といわれるサイズ。

広ければ広いほど・・・と思われる方もいらっしゃいますが、あまり広いと掃除が大変だったりしますので、ちょうど良いと思います。

さて、1階に降りると、

1階リビング

2階の木目調からトーンが変わりまして、シックな印象に。

1階部分には小屋裏を設けるわけにはいきませんので、4帖弱のファミリークローゼットを設けていますが、それでも十分とは言えません。

そこで、この写真の左手の壁にあるアールの下がり壁から、正面に見える下がり壁までの、壁の向こう側に

ウォークスルークローゼット

このようなウォークスルークローゼットを設けました。

このスペースは、個室に面した廊下を兼ねているので、ご家族共用のクローゼットとしても使えるのです。

それぞれのお部屋にWICをつくると、スペースに無駄もできるし、コストもそれぞれにかかります。

廊下兼用のウォークスルークローゼットなら、衣類の量により譲り合って使えるので効率的です。

1階キッチン

右下に見えるのが床下エアコン。

冬には大活躍してくれるでしょう。

洗面脱衣室

1階の洗面脱衣室は、アクセントクロスを使いつつ、デザイン性の高い化粧台を設置して、見た目にもこだわった仕上がりに致しました。

右手の浴室は2階と同じ1616サイズを採用しています。

このように、玄関だけを共用しながら、それぞれのフロアが独立して生活できる水まわり設備や個室、小屋裏収納、WIC、ウォークスルークローゼットを実現できました。

 

改めて思いますが、注文住宅って、本当にいいですね。

 

S様、この度はおめでとうございました。

そして、大切な家づくりを当社に委ねていただき、本当にありがとうございました。

感謝申し上げます。

木目調のクロス

2023年09月05日 09:30   Category : インテリアコーディネーターのひとりごと

皆さまこんにちは🌷

 

空間のアクセントとして、木目調のクロス(壁紙)を使う事例が増えてきました。

本物の木材を使わなくても優れた印刷技術により、クロスでもリアルな木目が再現できています!

しかし各メーカーから様々な木目柄・色の濃さがあるので、「どれにしたらいいんだろう…」と悩む方も多いと思います。

 

そこで今回は、木目調クロスを取り入れた施工事例をご紹介します😊


 

〇キッチン 下がり天井部分

【サンゲツ 22-24 リザーブ(RESERVE) 品番:RE-53287】

 

 

 

LDKのキッチン部分のみ天井を低くし、木目調クロスを貼った例です。

フローリング・カウンターの造作材とも色味が似ているので、まとまりのある空間になりました。

ネイビーの建具がアクセントになっていますね。

 

〇吹き抜けの天井、梁部分

【リリカラ LBリリカラベース 品番:LB-9284】

 

 

 

吹き抜け部分の天井と梁に木目調クロスを貼っています。

木目の主張が少なく明るい色味なので、広い範囲に貼っても圧迫感はあまり感じません。

自然な風合いで落ち着いた雰囲気になりました🌱

 

 

〇吹き抜けの天井、梁部分

【リリカラ  V-Wall 品番:LV-3209】

 

 

 

1つ前の事例と比べてみるといかがでしょうか。

どちらもシーリングファンがあり、天井と梁に木目調クロスを貼っているのは同じですが、クロスによって印象がガラッと変わりますね👀

こちらの例は木目の色が濃く、黒の節目があるのでヴィンテージ感のあるカッコイイ空間になりました。


 

貼り分けの位置やどんなクロスを選ぶかによって、印象が大きく変わるのがクロス選びの面白いところでもあり難しいところでもあります。

クロスに限らず「こんなものを使いたい!」などご要望がありましたら、ぜひコーディネーターまでご相談ください💁‍♀️

※お客様の声※

2023年08月29日 18:00   Category : インテリアコーディネーターのひとりごと,お客様の声,未分類

皆さまこんにちは!

 

先日お引渡ししたお施主様より

お客様の声(アンケート)を頂きましたので掲載いたします。

 

1.弊社をお選びいただいた決め手、または弊社の第一印象を教えてください。

「建て替えを検討している中、いろいろなハウスメーカーに行きました。注文住宅で家を建てた先輩の紹介で、鬼塚工務店さんを知り、実際にお話を聞くと、社長の熱意と従業員のみなさんの人柄で決めました。」

 

2.住まいづくりでこだわった点、気に入っている所を教えてください

「二世帯住宅なので、親世帯は階段の高さや水回りの動線など、年を重ねても住みやすい造りにこだわってました。私たちはなるべくものを収納できるように造りつけの棚などを造って頂き、大変使い勝手が良く、気に入っています。内装もこだわり、壁紙や床材等、すごく悩みこだわりました。」

 

3.契約から完成までプラン打ち合わせ・建築中現場の感想・エピソード等ございましたらお聞かせ下さい

「社長の対応の早さや熱意で契約をさせていただき、家についての知識が全くない中、設計の師岡さんは親身になっていろいろ教えてくださり、アドバイスをくださいました。コーディネーターの小倉さんとは毎回楽しく打ち合わせをすることができ、不安より楽しみな気持ちの方が大きかったです。実際に家を見た時、想像以上の素敵な家で感動しました。」

 

4.設計担当、現場担当等、弊社社員の対応はいかがでしたか?

「どの方もすごく親切でした。私もずっと接客業をしていたので、変な話、対応等、色々見てしまうところがありますが、鬼塚工務店さんは会社全体的に風通しの良い会社なのかなと感じ、仲の良さも伝わりました」

 

5.これから建築される方に一言アドバイスをお願いします

「人生で一番大きな買い物になるので、失敗したくないと思います。鬼塚工務店を選んで私は本当に良かったので、家を建てたいと言っている知人にはみんなに紹介しています。」

 

6.鬼塚工務店へメッセージ(ご要望、ご意見、問題点やご不満なところ等等なんでも構いません)

「面倒な土地なのにも関わらず、最初から最後まで丁寧に対応してくださり、ありがとうございました。長年古い家に住んでいたので。気密とはかけ離れた生活を送っていました。今は住み始めて間もないですが、快適に日々過ごせることに感謝しております。本当に良い家を造ってくださり、ありがとうございました。」

 

「想像以上の素敵な家で感動した」との事、これ以上なくうれしいお言葉です。

 

とても明るくオープンでフレンドリーなご家族でこちらも毎回楽しくお打合せさせて頂きました。

工事中は夏真っ盛りで職人や監督の体調をいつも気にかけてくださり、一同大変感謝しております。

 

2FLDK 採光のしっかりと取れる吹き抜け空間は明るく開放感抜群です。

 

 

道路面よりも敷地のレベルが低いため、2階が玄関の少し特殊な形ですが

コンクリート調の外壁材と玄関/車庫廻りの黒の鉄骨でスタイリッシュに仕上げました。。

 

快適に過ごせているとの事で安心いたしましたが、

経年変化、劣化等のメンテナンス含め長く付き合っていく住宅となりますので

引き続きお手伝いさせて頂ければと思います。

 

他のお施主様にもこのようなお言葉を頂けるように

従業員一同精進してまいります!

実邸レポート!たった1台のエアコンで、まるごと涼しい家。

2023年08月28日 09:56   Category : ニュース

昨日、今年1月にお引渡しを終えた、品川区のY様邸にお邪魔し、インタビューをさせていただきました。

詳細は後日、ホームページでご紹介させていただきますが、それに先立ちまして、たった1台のエアコンでどれくらい涼しいのか?を体感できましたので、この場でご報告させていただきます。

外観

1月の完成時にはポストがありませんでした。

落ち着いた色味の外壁に、差し色となる赤いポストがあるだけで、グッと引き立ちます。

さりげなくもうひとつ、

赤い水栓

水栓柱も赤。

白いボウルともマッチしています。

このような、意識を注がないと無難なものを選んでしまいそうなところに差し色を使われると、細かい部分にも気を遣って暮らしを大切にしたいと思っていらっしゃるお施主様なんだな、というのがよく伝わります。

 

さて、この日の外気温は、

外気温

35℃を超える猛暑日。

当然ですが、陽の当らないところでの気温です。

この手の温度計は、この時期、直射日光の当たるところに置いておくと、計測不能で液晶の画面が真っ黒になってしまいます。

吹き抜けリビング

こちらが2階のリビング。

シンプルナチュラルテイストの素敵な空間です。

詳しくは、後日ご紹介するお客様インタビューに譲るとして、今回の記事では、室内の快適さについてのみご報告しましょう。

左手の大きな梁に隠れている空間がキッチンの上部にあるロフトです。

ロフト内部

このようにロフトと吹き抜けは繋がっています。

写真には映っていませんが、右手前に冷房用のエアコンが設置されていて、このエアコン1台で家全体に涼風を送ります。

ロフトから

手すりの上からリビングを見た写真ですが、涼しい空気はロフトからこの空間を通ってゆっくり下がり、シーリングファンの風でお部屋全体に広がります。

サーモグラフィーで見るとこの通り。

サーモグラフィー

左手のアングルの画像をサーモグラフィーで見た画像が右のものです。

中央の〇囲み部分が左上の25.6℃。

特筆すべきは、窓や光の当たっているところ、人影以外が万遍なく同色系に染まっているところ。

部屋全体に冷気が及んでいるということです。

以前に当ブログで、当社のショールームで撮影した、同じような写真をご紹介しています。

ショールーム

こちらは中央の〇囲み部分が25.7℃。

やはり、窓と照明などの温度が高い部分以外は温度ムラがありません。

一方で、壁掛けエアコンはどうなるかというと、

壁掛けエアコン

左上の壁にあるエアコンから冷気が流れるところだけが青く温度が下がっていて、全体に温度ムラが大きいことがお解りいただけると思います。

昨日インタビューにお応えいただいた奥様のお話によると、

「エアコンの風が直接身体にあたるとすぐ寒くなってしまうので、冷房は苦手だったのです。でも、ロフトからの冷房は、シーリングファンの優しい風で冷気が運ばれるので、身体にあたるという感覚はなく、とても快適です。」

エアコンの設定温度については、

「今日はお客様がお見えになるということで、低くしていますが、普段は27℃の設定でちょうどいいくらいです。」

この日は、4人でお邪魔しましたので、一時的に22℃の設定まで下げて、その後少し冷えてきたので24℃まで上げていただきました。

さて、この冷気、1階をどの程度涼しくしてくれるのでしょうか?

冷気の通り道は、階段室とあまり大きくない吹き抜けのみ。

1階玄関

玄関に置いた温度計は27.6℃。

2階に比べると高いのですが、35℃の外から入ってくると、十分に涼しく快適に感じられました。

Y様のお宅は、夏は今回ご紹介したロフトのエアコン冷房、冬場は床下エアコン暖房と、たった2台のエアコンで夏も冬も快適に過ごしていらっしゃいます。

詳細は、後日ご紹介するインタビュー記事をご覧ください。

Y様邸は1月のお引渡し前に、床下エアコン暖房体感レポートもご紹介しています。

よろしければそちらもご覧ください。

「最強寒波襲来!床下エアコン暖房体感レポート@品川区」へリンク

完成!20代で始めた土地探しからの家づくり

2023年08月21日 17:47   Category : ニュース

ちょうど1年前に、初めてご来社いただいたお客様の家づくりをご紹介させていただきます。

20代の若さで「土地を買って、家を建てよう!」とご決断。

数年前のデフレから、打って変わってインフレに突入したニッポン。

土地の値段も上昇気味ですが、そんな中、手の届く範囲で納得のいく土地が見つかり、即決していただきました。

東側が傾斜して下がっている南道路の陽当たりのよい土地です。

土地・建物共に100㎡ほどのちょうど良い広さ。

駐車場の奥にある4枚の縦スリット窓がアクセントとなり、外観の意匠性を高めます。

中から見ると、

リビングは大きな吹き抜けになっています。

陽の低い冬は、2階部分にあたるスリット窓から、ダイニングの位置までしっかり陽が入ります。

反対側をうかがうと、

この開放感。

シーリングファンの右側に見える腰壁の向こうは個室に向かう廊下です。

用事があるときには1階から、「ちょっとー!」と声を掛ければ、

子供部屋から廊下に顔を出して「なにー?」なんて会話をするのも楽しいですね。

正面の壁、ダイニングには4m超の多目的カウンターを設置しました。

そのカウンターの右下に見えるのが、床下エアコン。

カバーがまだでしたが、北側の中央にあたるこの位置に設置して、冬はこのエアコン1台で家全体をじんわり暖めます。

暖気は上昇気流で下から上に、大きな吹き抜けを通じて2階も温めてくれます。

夏の暑い季節は夏用のエアコンを設置しています。

写真の中央に見える階段の正面のエアコンがそれです。

このお宅の特筆すべき魅力は大きく2つ。

1つはすでにご紹介した大きな吹き抜け。

で、もう一つは左側に見えるバルコニーです。

この土地は正面、東側に向かって下がっているとご紹介しましたが、その特徴を活かし、腰壁の位置を通常よりも少し高く設け、周囲からの視線をシャットアウトしています。

真夏の日差しをもろに受けると、とてもバルコニーにはいられないので、1mほど軒のように屋根を出して、日陰をつくっています。

バルコニーの床、左側から右上に向かって影っているのがそれ。

この影が、午後、西に傾くにつれ、大きく伸びることになります。

6畳の広さがあり、その1/3くらい屋根がかかっているので、様々なイベントを楽しめると思います。

人目が気にならないので、特に何をするでもなく、ぼーっと空を眺めて疲れを癒すのも良いと思います。

しかし、1つだけ問題があります。

ご覧の通り、片側1mの幅を優に超える掃き出しの窓。

「家は性能。」を掲げる鬼塚工務店の窓は、高い断熱性を備えた樹脂サッシを採用しているため、タダでさえ重いのですが、大きければ大きいほど重くなります。

パパならそれほど苦も無く開けることができると思いますが、ママや子供たちだと、開け閉めに苦労するはず。

そこで、

居室からも出入りできるように、テラスドアを設置しました。

これなら安心です。

どれくらい重いのか?体感をご希望でしたら、当社ショールームにご来場ください。(予約制)

同じサイズの窓はありませんが、感覚的にお分かりいただけるかと思います。

 

さて、吹き抜けとバルコニーという、わかりやすい魅力を最初にご紹介しましたが、子育て世代にとっては日々の生活が何より重要。

大切なのは動線や収納です。

キッチンから左手に見えますのは、ファミリークローゼット。(以下FC)

3帖ほどの広さがあり、枕棚や4段の可動棚を造作したので、収納力抜群。

大抵のものは収めることができます。

玄関からキッチンへは、リビングからも、このFCを経由する動線も設けてあるので、来客時や購入した物品を仕舞う際もとても便利だと思います。

さらにFCを抜けた正面には、

洗面脱衣洗濯室をレイアウト。

天井吊り下げ物干しもあるので、脱ぎ、洗い、干し、仕舞うをこの場所で完結することが可能です。

洗濯物を乾かすこともできる乾燥機能の付いた浴室は、通常よりゆったり入れる1616サイズ。

掃除がしやすく、スタイリッシュなタンクレストイレには、クラシカルなアクセントウォールで、引き締まった印象に仕上げました。

 

「20代で始めた土地探しからの家づくり」ご紹介させていただきました。

ただ単に家を持つのが目的なら、建売住宅を選んだ方が、簡単でしょう。

でも、大きな吹き抜けやバルコニー、自分たちの生活にあった収納や動線計画の実現など、「したい暮らし」を実現するなら、絶対に注文住宅をお勧めします。

お客様が暮らしたい家のイメージをカタチにしつつ、ご自身では気がまわりにくい、住宅性能=耐震性、断熱性、気密性などの安心安全、快適に暮らすための基礎的な要件をしっかり押さえておくのが私ども工務店の大切な役割だと考えています。

 

 

 

こだわりの人気オプション5選

2023年08月14日 18:00   Category : 未分類

皆さまこんにちは!

 

台風の接近に伴って外出も天候を気にしながらのお盆休みとなってしまいましたが、

弊社は今日も元気に営業中です!

 

さて本日は弊社でも人気の高いオプションをご紹介しようと思います。

追加費用が掛かっても付けたい物やこだわり機能5選です!

 

①保温浴槽

弊社標準品のTOTO サザナの魔法びん浴槽です。

採用率も高く1番人気と言っていいほどです。

浴槽自体を断熱材で覆い保温効果を高めてくれます。

ご家族が多くなると入浴の時間にバラつきが出ますが、

4時間経過後約2.5℃の温度低下にとどめてくれるため

追炊き時間も短く済みガス代の節約ができます。

また断熱仕様のふろふたは非常に軽く扱えて、

フラットな形状から清掃性も良いです。

 

1番人気なのになぜ標準で設定していないかというと

浴槽を使用しない(シャワー使用)ご家庭が多くなってきている

事もありオプション扱いとしています。

 

②洗面化粧台

インスタグラム等SNS普及に伴って

造作カウンターやメラミンカウンターの人気が高くなってきています。

 

陶器や水栓もこだわりたい方は造作になると思いますが、

化粧パネルで有名なアイカ工業さんのスマートサニタリーの人気が強いです。

セミオーダー感覚でサイズや面材(カウンターの色/素材感)が選べるのがうれしいですね。

 

カウンター仕様のデメリットとしては従来型の洗面化粧台と比べて

収納量が取りづらい事ですが、見せる収納を考えるのもまた楽しみになるかも。

お値段はピンキリですのでまずはご要望をご相談ください!

 

③ガス衣類乾燥機

誰もが1度は聞いたことがあるであろう、リンナイ「乾太くん」です。

今年10年ぶりに新型を発表し、そのデザインの良さも話題です!

電気式と比べ早く乾くのはもちろんふんわり感が全然違います。

さらにランニングコストも電気式(洗濯乾燥機/浴室乾燥機)と比べ抑えられます。

梅雨時期や天候の悪い日も洗濯が好きになりそうですね!

 

④EV車用コンセント

2050年までに温室効果ガスを0にするカーボンニュートラル政策の1部として

ガソリン車の新車販売を2035年をめどに禁止するというニュースは大きく報道されましたが、

新居を建てられるお施主様からも問い合わせの多い話題です。

 

通常の100V電源からでも充電は可能ですが必要な場所になければいけない事、

200Vと比べると2-3倍の充電時間がかかることもあり将来用であっても、

専用のコンセントを作っておこうという方は非常に増えています。

 

必要になってからの設置もできなくはないですが、

露出配線になってしまう事もあるので新築のタイミングで付けるのがおススメです!

 

⑤子機付きインターホン

パナソニックさんのどこでもドアホン。

ドラえもんの秘密道具のような名前ですが、

こちらも言わずと知れた人気オプションです。

 

弊社のメインエリアでは3階建ても多く、

来客対応が1箇所では面倒だったり、間に合わなかったりという

痒い所に手が届く様な商品。

 

お風呂やトイレに入るとやってくる配送業者さん、、、前室まで持って行けます!

モニター付き子機で映像を確認できるのも安心です。

シリーズによってスマホでも応答することもできますのでご相談ください。

 

人気オプションのご紹介いかがでしたでしょうか。

気になるものがあればお気軽にお問い合わせください!

42㎡の敷地に建てた延床75㎡の ”ちいさな家”

2023年08月12日 06:31   Category : ニュース,施工事例,狭小

先月完成、お引渡しをした12坪の土地に建てた3階建てのお住まいをご紹介しましょう。

外観

駅からほど近く大変便利な好立地、正面には桜並木があります。

土地の面積が広くないケースでは、オープン外構にしてフェンスをご提案しないことも多いのですが、桜まつりが開かれるほどの名所なので、外構フェンスもしっかり設けました。

フランクな外国人観光客の方が増えている中、オープン外構にしてアプローチの階段に腰かけられたりすると、ちょっと嫌ですよね。

玄関ドアの左側に四角い何かがあるの、お判りいただけますでしょうか?

寄ってみましょう。

小窓

明るい昼間だと、外の桜が映っていますが、暗くなると中の様子がうかがえるはず。

中はこうなっています。

室内側

カウンターを設け、上からスポットライトで照らしています。

陶芸のお仕事をされているお施主様が、作品を飾るカウンターです。

今回のお住まいは、1階に工房を確保するお住まいなのです。

1階ホール

玄関の右手にタイル張りの土間を設け、作業ができるようになっています。

アイアンの階段下にはこれから収納棚を設け、作品などを格納、展示します。

今回、床の面積がご覧の通り限られるので、床下エアコン暖房は採用しておりません。

でも、焼物用の窯が入るので不要かもしれませんね。

有孔ボード

壁面の一部には有孔ボードを設置して、多様な収納を設けられるようにしています。

その背面の上下に見えているクロスは、よく見ると「ハリネズミ」。

寄り

「可愛らしいけど、全面に使うにはちょっとうるさいかも」

絶妙な採り入れ方だと思います。

有孔ボードの左隣の扉を開けると、

水場

とても重要な水栓を用意しています。

土地12坪でも、必要な機能はしっかり備えています。

洗面台

お客様がいらっしゃるケースも多いでしょう。

独立した洗面化粧室は、落ち着いた色味で、和洋折衷な大正ロマンを思わせる素敵なデザインです。

トイレ

アンティークな雰囲気のある建具が、落ち着きを感じさせます。

今回のお住まいは、細かなマテリアルに意を注ぎ、ひとつひとつ慎重にお選びいただいています。

洗濯・脱衣室

スペースが限られる中、洗濯物も干せる脱衣洗濯室を設けました。

システムバス

一日の疲れを癒すバスルームは1616サイズの一般住宅と同等かやや大きいものを選んでいます。

1階の延べ床面積は25㎡弱ですが、無駄なく必要なスペースはしっかりと確保しています。

LDK

こちらは2階のLDK。

無垢の木の肌触りを感じられるブラックチェリーのフローリングが見た目にもとても効いています。

キッチン

キッチンに立てば、外の景色が一望。

遠くにビルが見えますが、抜けているので外からの視線も気になりません。

窓の下にちらりと見えているのは、多目的に使えるカウンター。

カウンター

壁面にはタイルを貼り、ランダムにガラスアートをちりばめています。

このガラスアートはお施主様ご自身で焼いたもの。

寄り

ご自身で作った作品を、ご自宅に取り入れることができるのは、芸術家の特権です。

3階へ

2階から3階に上がる階段の手すりは、1‐2階とは異なる趣で無垢の木を採用しました。

主に寝室へ向かうその手すりは、鉄よりも木の方が安らぎますね。

寝室

アクセントウオールを2つの面で使うケースはあまり多くありませんが、有孔ボードの効果もあり、しっかりマッチしています。

納戸

こちらは間接照明が素敵な納戸です。

勾配天井をそのまま活かし、圧迫感がないようにしています。

 

面積が限られる小さなお家ですが、それだけに採り入れる素材を吟味したとても素敵なお住まいが仕上がりました。

このような、特別なお仕事をされていて、高い感性ををお持ちのお客様にご依頼をいただき、大変勉強になりました。

住宅ローン事例②「住宅ローン返済中の建替え」

2023年07月31日 17:15   Category : 住宅ローン,建築・住宅用語

久々の住宅ローンに関するブログです。数回にわたり、実際に弊社に相談のあったかたの事例をご紹介しております。今回は「住宅ローン返済中の建替え」事例です。

 

 

B様は、15年前に住宅ローンを利用して建売住宅を購入されました。入居当初から建売住宅の夏の暑さ、冬の寒さを我慢されてきましたが、昨今の住宅性能(高気密高断熱住宅)に深い興味を示され、何とかして建替えができないか、と検討するようになりました。土地・建物ともにB様の名義、建替えにかかる建築資金は、自己資金に加えて住宅ローンを新たに組んで賄いたいとお考えです。さて、このような場合、どのように話が進んでいくのでしょうか。

 

このとき、注意しなければならない点として、①B様が15年前にご購入された現居の住宅ローンが「残りいくら残っているか」という部分、②今回のケースは、考え方的には「借換」と同じくなりますので、基本的には既存住宅ローンの残年数が借入期間となってしまう部分です。前者は、住宅ローンを完済されている場合は問題ありませんが、完済していない場合、新たに借り入れる住宅ローンの金額に、既存住宅のための住宅ローンの残債がプラスされますから、返済比率の兼ね合いから「住宅ローンが組めない」可能性が出てきてしまします。後者は、前者と同様に年収や返済比率といった点がクリアできるかどうかという問題点がでてきます。

 

B様の状況を確認してみましょう。B様は、当時4,500万円で売りに出ていた建売住宅を、3,500万円の住宅ロ-ンと1,000万円の自己資金(親御様からの贈与)で購入され、現在の住宅ローン残高が2,150万円とのこと。この状況において、新しい住宅ローンをどのように組んでいくのでしょうか。B様の情報として「年齢45歳、勤続10年、年収700万、自己資金300万円」であり、借入希望額は5,700万円(新築資金として3,550万円、既存住宅ローン2,150万円)となりました。自己資金は、すべて諸費用に充てるとお考えです。

 

これまでブログを読まれてきた方であればピンとくる方も多いかもしれませんが、これまでの内容を勘案しますと、なかなか難しい住宅ローンとなることが予想できますよね。まずは、住宅ローンの期間を35年に延ばす方法を検討しましょう。銀行側が35年の長期でのローンを組ませてくれるかという事前相談が重要です。住宅ローンの借入に際して、必ず保証会社というものがつくことは、ご存じのことと思いますが、銀行がOKを出しても保証会社がOKを出さなければいけません。しかも、借換の扱いですから、既存の住宅ローンを組んでいる銀行では取り扱いができません。従いまして、この計画を進めるためには、銀行を探すことが肝心といえます。B様の場合、全国保証という保証会社を利用することで、住宅ローンの期間を35年にすることができました。

 

次に、返済比率の問題をクリアしていきましょう。銀行の事前審査に適用する「審査金利を3%」とすると月々の返済額が219,365円、返済比率に換算すると37.6%となります。しかも定年を65歳と想定した場合の残債額が3,200万円弱となりますから、この計画で住宅ローンを進めるには、難易度が高いことが想定されます。では、どのようにすれば進められると思いますか?それは単純に、①借入金額を下げる、②収入基準を上げる、の2点となります。

 

①の場合は、純粋に自己資金(贈与などを含めて)を充当することとなります。B様の場合は、引っ越しや仮住まいなどの費用として300万円以外にも自己資金がお有りでしたが、これ以上の資金を建築計画に投入することは考えておらず、また贈与などの資金も見込めないとのことでした。

 

②の場合は、本人の収入を上げることはできませんから、奥様がもし就業されていらっしゃれば、収入合算やペアローンといった選択肢があります。幸い、B様の奥様は、長年正社員として勤務され、年収も500万円とのことでした。奥様の収入を合算することができれば、返済比率が21.9%となりますから、こちらの問題は解決。奥様と2人で返済していくことになりますから、定年後の残債支払いについても銀行側の指摘は緩くなることが想定されます。

 

 

 

B様の場合、全国保証を利用することで住宅ローンを35年に変更することができ、奥様との収入合算という方法を利用して返済比率の問題も解決することができたことで、建替え計画を無事進めることができました。

 

いかがでしたでしょうか?既存の住宅ローンがある中での建替えができるのかわからない、どのように進めていけばよいのかわからないといった方も大勢いらっしゃいます。弊社では、家づくり無料相談会を随時実施しております。住宅ローンのご相談もお受けいたしますので、お気軽にご相談にいらしてください。

(つづく)

雷から家電を守りましょう⚡

2023年07月24日 18:00   Category : スタッフのひとりごと。

皆さまこんにちは!

少し前になりますが、雷がひどい日がありましたね。

皆さま被害はなかったでしょうか?💦

 

 

 

 

落雷が起きると、パソコンや電化製品が壊れてしまったり、

インターネットが繋がらなくなるなどの不具合を起こす可能性があるので怖いですよね(;´・ω・)

 

 

 

遠くから雷の音がゴロゴロと聞こえてきたら、まず機器をOFFにしましょう!🔇

 

 

 

しかし、OFFにしただけでは、配線を伝って家電や機器に入り込む可能性があるので、

できればコンセントも抜いておきたいところですが、

落雷が近くで起きている場合に電源に触れると、感電してしまう恐れがあるので危険です⚠⛑

 

 

 

電源をOFFにするのと同時に、

コンセントも遠くでゴロゴロ音が聞こえてきた段階で抜くほうがよさそうですね。

 

 

コンセントをいちいち抜き差しするのがめんどうな場合は、

あらかじめ雷サージ保護機能(雷ガード)付きの電源タップを活用するのもおすすめです(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雷は、夏のいまの時期が1年の中で最も活発に起きやすい時期と言われています。

 

雷の被害を受ける前に気象情報などを事前に確認して対策しておきましょう⚡

大事な家電を守るため、早めの対応を心がけたいですね(^^)

土地収用後のお建て替え

2023年07月24日 10:16   Category : ニュース

「河川の工事で、お店と自宅のあった土地が、収用されてしまった!
残った土地は、細長いくびれた土地で、最小間口は約4m。
しかも裏手には雑木林があって簡単に家が建てられる状態にない。
その土地に、親世帯と子世帯が住む二世帯住宅と、お店もつくりたい!」
そんなご相談をいただきました。
区画配置図はこの通り。

区画図

左側の黒太線が道路です。

一つの土地に、建物は一つしか建てられません。

今回の土地の場合、左側の細長い先端部分が、3mちょっとしか接道していないので、土地を2つに分けることもできません。

土地を分けるためには、それぞれの土地が2m以上接道している必要があるからです。
お店は別の場所に居抜きで借りてはどうか?とか、
土地を売却して、他所へ引っ越してはどうか?
など、考えられる打ち手を挙げて検討を重ねましたが、
「先代から続いたこの土地でお店も続けたいし、生活の拠点も移したくない」
と、店舗併用二世帯住宅の建築をご決断いただきました。
区画図の中央のくびれた部分は幅4mほどしかないので、そこに建物の機能を持たせるのは難しい。
そこで、くびれた前後の、スペースを確保できる土地に二つの建物を建てて、廊下でつなぐことで解決しました。
結果、全長20m超の店舗併用二世帯住宅が完成いたしました。

建物外観

全体像はこの通り。

左から、店舗出入口、親世帯玄関、出入り口のない壁面が廊下で、右手奥が子世帯玄関です。

正面から

それでは、完成直前の様子をご紹介しましょう。

まずは子世帯LDKから。

子世帯LDK

1階の居室はLDKのみで17帖の広さを確保しました。

当社ショールームでご覧いただいたひのきの床を気に入っていただき、全面に採用していただきました。

カウンターに立つと、リビングダイニング全体を見渡せ、子どもたちを見守ることができます。

2階洋室

2階には洋室を4部屋確保しました。

西側に林があるので、西日を遮りつつ、見た目にも緑が映えます。

開放

可動式の建具を折りたためば、10帖超のプレイルームに早変わり。

来客時やライフステージの変化に対応できるプランです。

親世帯へ

こちらが子世帯玄関から親世帯につながる廊下を見たところ。

まっすぐ進み右に曲がると、

廊下

親世帯の1階=新店舗へとつながります。

新しいお店の造作は、当社で請け負うよりも専門の会社に依頼していただいた方がなにかとスムーズですので、お引渡しの後、バトンタッチします。

2階に上がると親世帯のLDKへ。

親世帯キッチン

白い床、壁、天井のキャンバスに、真っ赤な面材のキッチンとハイサイドサッシに見える緑が映えます。

ビビッドな彩度の高い色味を一部に取り入れると、明るい気分になりテンションが上がりますね。

サニタリー

洗面化粧台や浴室、さらに、

トイレ

トイレの便器はピンクで統一。

どのフロアに居ても明るい気分になれそうです。

 

今回は、土地の収用によって、お建て替えが難しい変形地になってしまった事例をご紹介しました。

このようにご紹介すると、それほど大きな支障もなくスムーズに進んだように思われてしまうかもしれませんが、役割の違う行政機関に一つ一つ状況を報告しながら指導を受け、承認を得ていく作業は、骨が折れますし、いつまでたっても承認が得られないケースもあり、簡単にはいかないのです。

家を建てる際には、様々な壁が立ちはだかるケースが少なくありません。

崖地、狭小地、変形地、権利関係が複雑な土地など多種多様な問題が起こります。

これまでもお悩みを抱えた多くのお施主様からご相談をいただいてきましたが、全力を尽くして解決してまいりました。

当然、必ず解決できますとは言えませんが、解決に向けて全力を尽くすことはお約束いたします。

お悩み事がございましたら、家づくり相談室までご連絡ください。

問題を解決されたお客様インタビューを掲載しております。

よろしければこちらからご覧ください。

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