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スタッフブログ

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延床195㎡の完全分離型二世帯住宅@保土ヶ谷区

2024年02月29日 07:02   Category : ニュース

先日、保土ヶ谷区に約60坪の大型二世帯住宅を建てていただいたお施主様宅へインタビューに行ってまいりました。

動画でご覧になる方はこちらから。

インタビューの詳細をご紹介する前に、お住まいの特長をご紹介しておきましょう。

築30〜40年経過したお建て替え前の様子。

最寄りの駅より、徒歩10分ほどの好立地にある、約50坪の土地。

カースペース2台分を確保した、3階建ての二世帯住宅が完成しました。

左手に見えるのが子世帯玄関、右手奥が親世帯玄関で、適度な距離をとり、お互いに気を遣わずに暮らせるようにしています。

それでは、1階親世帯のリビングから。

右手、ハイサイドサッシの下部にAVボード、その前にソファが置かれるリビングスペース、左手カウンターキッチン側がダイニングスペースとなる15帖の広さ。

壁面にはスタディーカウンターを設置し、将来、お孫さんが遊びに来た時にも、楽しくお絵かきなどができそうです。

そのカウンター下には床下エアコンを格納してあります。

さすがに3階建て60坪のお住まい全体を1台の床下エアコンで温めるのは心もとないのですが、1階親世帯の居住スペースを暖めるには十分活躍してくれるでしょう。

こちらは洗面脱衣洗濯室。

お二人で暮らすには十分な広さですが、ポイントはこの右手の壁の向こう。

手すりのついた壁が洗面脱衣洗濯室とを仕切る壁です。

将来、歳を重ね、介助が必要になったり、車いすを使うような場合には、お手洗いとお風呂はダイレクトにつながっていた方が便利になる可能性があります。

そんなライフスタイルの変化にも対応できるよう、この壁は撤去できるようにしてあります。

さて、それでは2階に暮らす、子世帯のお住まいに移りましょう。

こちらは玄関脇の土間収納。

暮らし始めて1か月、インタビューにお邪魔した際には、

ご夫婦で楽しまれる、キャンプ道具がしっかりと収まっていました。

右手の扉で親世帯住居とつながります。

階段を上がると、

奥の3枚引き戸で仕切る洋室まで含めると、延べ28帖のリビングへ。

インタビュー時にはこうなっていました。

奥の洋室は、ご自宅でお仕事をされる書斎としてお使いになられます。

多くの場合、2畳程度のコンパクトな書斎を設けるケースが多いのですが、ライフスタイルが変わり、あまり書斎を必要としなくなった場合、2帖のお部屋は使い勝手が悪いもの。

結果、物置になってしまった、という場合が少なくありません。

このようにリビングとつながる6帖ほどの洋室としておけばいかようにも使えるだろうと、ご判断いただきました。

引戸を閉めれば、集中モードに切り替わります。

こちらは、リビングとホールからアクセスできる約5帖のバルコニー。

当初、バルコニーは3階に設けることを検討されていましたが、2階にすれば、リビングとダイレクトにつながり、アウトドアリビングを堪能できるし、屋根も付きます。

こちらがリビング面から見たところ。

壁の高さがあるので、椅子に座れば、ご近所様の視線が気になりません。

天井にはダウンライトもあるので夜になっても照明を確保でき、外の風を感じながら夕食を楽しむことができるのです。

水栓も用意してあるので、お子様が大きくなったらプールも楽しめます。

日差しが強い真夏でも、天井があるので大丈夫。

お掃除もしやすいですね。

こちらは3階の主寝室。

奥にはウォークインクローゼットを用意しています。

そのクローゼット側から見ると、

お部屋に入る扉との間にもウォークスルークローゼットを設けました。

奥のウォークインにはどちらかというと、季節外れのあまり使わないものを収納し、手前のウォークスルーには、その季節に着用する衣類を収納する作戦です。

暮らしの動線を考えた収納計画、大きなクローゼットを1つ設けるよりも、使い勝手が良いかもしれません。

こちらは、洗面化粧台兼ランドリールーム。

室内干しもできるようにしています。

奥の右手にお風呂がありますが、その手前に

施錠できる脱衣室を設けました。

お子様が年頃になり、入浴中に洗濯したい!歯を磨きたい!といったご家族の作業をそれぞれ気兼ねなく進めることができます。

 

最後はお手洗い。

2階リビングのトイレは、お客さまがお使いになることもあるでしょう。

黒で統一し、間接照明を備えたスタイリッシュなテイストで仕上げました。

こちらは3階、ご家族の寝室があるフロア。

清潔感のある白をベースに、実用性を重視し、棚や水栓を用意しています。

3階にもお水を使える場所があると何かと便利です。

 

先日行ったインタビューの模様をご覧になる方はこちらから。

お客様インタビューへ→

 

近くサイトでもご紹介いたします。

 

キッズスペースについて

2024年02月26日 18:00   Category : インテリアコーディネーターのひとりごと

皆さまこんにちは🌷

 

鬼塚工務店では、打合せ中でも目が届く場所にキッズスペースを設けています。
今回は打合せのお席に併設している、キッズスペースの一部をご紹介します。

 

 

 

【社屋 キッズスペース】

 

ブラウンのアクセントクロスは、よ~く見るとミッフィーがいます🐇
また床はクッションフロアなので、一般的なフローリングよりもやわらかい踏み心地です。
2帖にも満たないスペースなので秘密基地にいるような感覚で遊べるのではないでしょうか?

 

またスタッフに聞いたところ、キッズモデルのタブレットが人気とのことでした!

 

正式名称は「Amazon Fire HD キッズモデル」です。
様々なゲームアプリがあるので、お子様に大人気です🎶
「毎回の打合せで子どもが楽しそうに遊ぶので買いました!」というお客様もいらっしゃいました。

 

【ショールーム2F キッズスペース】

 

大人気のIKEAのキッズテント!1Fにもございます🎪
絵本や塗り絵、たくさんのおもちゃを用意しているので、遊んでいただけると嬉しいです!

 

過去のスタッフブログでは、人気のおもちゃについての記事があります。
鬼塚工務店 スタッフブログ「にんきのおもちゃ」

ショールーム1Fのキッズスペースの雰囲気もこちらからどうぞ✨

 

 

打合せの時間がお子様にとって楽しい時間を過ごせるよう、またお子様連れのお客様にも安心してお越しいただけるようにこれからも頑張ります!

新築や建て替えのご相談など気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ😊
お問い合わせ | 横浜の注文住宅は鬼塚工務店 (team-onizuka.com)

雪が降った日

2024年02月19日 18:00   Category : 保育士のひとりごと。

 
皆さま、こんにちは。

このところ、ぽかぽかとした4月並みの季節外れの暖かさが続いていますね。

先週は関東地方に春一番が吹いたとのこと。

2週間前、南岸低気圧の影響で関東の広い範囲が大雪に見舞われたことも忘れてしまいそうです。

このまま暖かさが続くのかなあ、それともまた少し寒さが戻るのかなあ、と

2月のお天気が何となく気になる今日この頃です。

               

先日の雪ですが、

東京では2年ぶりの大雪だったそうですよ。

久々に早朝の雪かきとなりました。

朝の積雪は7~8センチ程はあったでしょうか。

玄関先から道路に面して4~5メートル、まだ誰にも踏まれていない景色は

極小ゲレンデみたいで瞬間的に新鮮な感動を覚えたのですが・・。

現実は大変で、すぐに疲れてしまいました。

雪の多い地方の方々の苦労はいかほどかと考えてしまいます。

 

それでもこちらでは滅多にない積雪です。

雪かきは早々に夫に託して、自分は‟今しかない”、という勝手な強い思い込みに後押しされ、

仕事前にも関わらず雪だるまを作ってしまいました。

 

  
 
今回の雪は結構水分が含まれていて重い雪でした。

私の気持ちがそのまま表れたようにお疲れ気味のだるまさんですが

「まあ良いか」、と納得しています。

 

園でも、初めて雪を見る子どもたちと一緒に初の雪遊び体験をしたのですが、

興味を持ったり、怖がったり、遠目に様子をみたりと反応は様々です。

手のひらで雪をぺたぺたと触ったり、そーっと握ってみたり、

ちょんちょんとつついてみたりする子どもたちでした。

一緒に雪だるまを作るのは、もう少しおおきくなってからですね。

 

ちょっぴり早いお花見?

2024年02月12日 18:00   Category : 未分類

みなさま、こんにちは😌

先日は2月にもかかわらず横浜でも雪がふり、

帰宅が大変だった方がいるのではないでしょうか。

 

さて本日は、神奈川県で少し早くお花見できるスポットをご紹介したいと思います。

知る人ぞ知る、三浦の河津桜!!🌸

京浜急行線をよく利用される方は、毎年きれいな桜のポスターが目にすることもあるのではないでしょうか。

桜と言えば3月から4月頃にかけての開花が多いですが、三浦の河津桜は2月中旬から見れます🌟

 

私もあまりのキレイさにここ数年訪れています。

写真では伝わらない絶景があります!!

2023年筆者撮影

 

今年は、3月3日まで桜まつりがあるようなので、にぎやかになりそうですね。

お天気のよい日にぜひ訪れて見てください😊

⇩詳細はこちらのリンクよりご確認ください✨⇩

三浦海岸桜まつり | 三浦市 (miurakawazuzakura.wixsite.com)

 

また、鬼塚工務店は現在、三浦市の金田でショールームを建築中です!

建築の状況をYouTubeでお伝えしておりますので、よろしければぜひご覧ください!

YouTube:ONITUBE-鬼塚工務店- – YouTube

 

床下エアコンの体験や、建て替えのご相談、新築のご相談など、

気になることがあればお気軽にお問い合わせくださいませ!

お電話、HPのお問い合わせフォームで受付中✨

 

TEL:045-620-3925

HP:お問い合わせ | 横浜の注文住宅は鬼塚工務店 (team-onizuka.com)

 

 

 

 

 

大寒の日の床下エアコン体感レポート@横浜市南区

2024年02月08日 17:56   Category : ニュース

1年で最も寒い寒中の折り返しとなる大寒の日、1/20に床下エアコンの効き目を確認しに、現地に行ってまいりました。

動画でもご紹介しています。

完成間近の現地はこちら。

完成間近の現地

道路から3〜4mほど高い位置にあります。

お建て替え前の様子を確認しておきましょう。

着工前

かなり様子が変わっていることにお気づきになると思います。

わかりやすいように並べてみましょう。

ビフォー アフター

まず、お家に入るアプローチ、建て替え前は立派な門扉がありましたが、撤去されています。

さらに斜めの赤破線のラインを境に擁壁の色が変わっています。

元々はこのラインの位置に階段がありました。

しかしこの位置に階段があるということは、ビフォーの写真の門扉と階段の間にスペースがほとんどないということ。

「階段の上に自転車を上げるのは大変!ここにスペースがあれば置けるのに。」

ということで、階段の位置を奥にずらし、建て替え後の赤いひし形の部分に自転車を置けるスペースを確保しました。

さらに、右手の地下車庫。

建て替え前はシャッターとそれを格納するためのコンクリートの門がありました。

このコンクリートがあると高さが限られ、ハイルーフの車が入りません。

ご要望により、今回の工事を機に撤去いたしました。

 

さて、本題の冬の寒さ対策。

大寒の1/20、横浜市南区、9時の予想気温は7℃で、日中でも9度までしか上がらない予報でした。

NHK天気予報

朝9時前、玄関前の気温は、

玄関前

8.7℃。

予報よりはやや高めでしたが、雨の予報でもあり、日差しがなく、寒い朝でした。

早速室内へ。

吹き抜けのあるリビング

玄関ホールを抜け、リビングへ。

右手奥に見える木製のBOX内部に床下エアコンが格納されています。

室内は別世界で、いつもよりも暖房が効いていると感じました。

カウンターキッチン

床下エアコンの正面にあたるキッチンから見たところ。

カウンターの上に温度計を置いてしばらくしてみると、

カウンター上

なんと、23.6℃もありました。

人が住んでいない状態だと、通常ここまで上がることはまれ。

ちょっと驚きました。

床下エアコンが格納されていたBOXの上にあるリモコンを確認すると、

階段室エアコンのリモコン

設定温度は26℃でした。

真冬のこの時期、暖房の立ち上がりのタイミングは設定温度をMAXの30℃に設定し、徐々に落としていくのですが、既に調整段階に至っていました。

2階ホール

こちらは2階のホール。

縦長に6畳ほどのスペースがあり、ファミリークローゼットとも仕切りなしでつながっています。

階段室側を見ると、

階段室のエアコン

主に夏に活躍するエアコンが設置されています。

暖気は下から上へ、冷気は上から下へ流れるので、暖房用のエアコンは床下へ、冷房用のエアコンは天井近く、あるいは小屋裏へというのがセオリーです。

しかし、一般的にエアコンは天井近くに設置するのがあたり前。

冬場の暖房もこの位置で運転させます。

ということで、今回の階段室のエアコンは、夏場、家中に涼しい風を送るのはもちろんだけれども、真冬の寒さが厳しい時には、補助用の暖房として使おう!ということで設置しています。

床下からの暖房に加え、天井近くから暖気が送られ、シーリングファンで攪拌されれば、これは鬼に金棒、だから誰も人がいないのに23℃という快適な温度を実現できていたのだろうと思います。

階段室エアコンのリモコン

ちなみに、階段上の設定温度はご覧の通りでした。

スリットのある腰壁

1階と2階でできるだけ寒暖差が生まれないように、腰壁にはスリットを設けています。

程よい抜け感があって、見た目にもいい感じです。

22.8℃

この腰壁に置いた温度計は22.8℃。

ほとんど上下階の温度差がないことがおわかりいただけると思います。

これくらいまで暖まっていれば、生活が始まったら、階段室のエアコンはオフで良いかと思います。

洗面化粧台

こちらは玄関から、扉を開けることなく直行できる洗面化粧台。

朝の渋滞時も二人並んで身支度を整えられる上、トイレもお隣にあるので、とても使い勝手が良いと思います。

脱衣室兼洗濯室と分離

この洗面化粧台は3帖のスペースを、脱衣室兼ランドリールームと引き戸で分け合っています。

ご家族の誰かが入浴中でも、気兼ねなく使うことができます。

脱衣室の右手には、

浴室へ

ゆったり入浴できる浴室が。

 

1階にLDKと水まわりのパブリックスペース、2階にプライベートな個室を設置したオーソドックスなプランなので、使いやすく、快適に暮らしていただけるだろうと感じました。

T様、この度はご依頼いただき、ありがとうございました。

感謝申し上げます。

住宅ローン事例③「住宅ローンで賃貸併用住宅」

2024年01月25日 21:20   Category : 住宅ローン,建築・住宅用語

久々の住宅ローンに関するブログです。数回にわたり、実際に弊社に相談のあった方の事例をご紹介しております。今回は「住宅ローンを利用しての賃貸併用住宅」事例です。

 

 

現在C様は、親御様から相続された建物(土地を含む)にお住まいです。築後30年以上が経過しており、建替えを検討するようになりました。土地もそこそこな広さがあるため、ご自身の住居だけではなく、賃貸として貸し出せる部分も建築、つまり「賃貸併用住宅」を希望しております。賃貸併用住宅であれば、賃貸部に入居した方からの賃料収入を見込むことができるため、家計にもプラスになる、と考えられた結果です。

土地・建物ともにC様の名義、建替えにかかる建築資金は、全額住宅ローンを新たに組んで賄いたいとお考えです。さて、このような場合、どのように話が進んでいくのでしょうか。

 

このとき、注意しなければならない点として、①延床面積に対してのC様がお住まいになる「住居」部分の面積が半分以上であるかどうかという部分、②住宅ローンを借り入れる銀行の選択という部分、③住宅ローンの借入額に対する返済比率の部分です。

 

 

まずは①の面積について。そもそも「住宅ローン」とは、「不動産ローン」という土地や建物、その他不動産にかかるローンの一つであり、「専ら自らが居住の用に供するため」の住宅を購入・建築するため、通常の不動産ローンよりも金利を低くして借り入れることができるものです。

従いまして、「賃貸併用住宅」を狭義で捉えるならば「専ら自らが居住の用に供するため」の住居以外の部分がある建物となり、この部分がある以上、住宅ローンは適用できない、と考えることができます。とはいえ、銀行としても、「賃貸併用住宅」のすべてを住宅ローン適用外としてしまうと、消費者側のニーズを排除してしまうことになりますから、最低でも「延床面積に対して半分以上は、自らの住居部分」であるならば、住宅ローンとして適用してもよいでしょう、ということになっております。

 

次に②について。これは上記①にも関わることですが、狭義の「専ら自らが居住の用に供するため」の住宅にしか住宅ローンを適用しない銀行もある、つまり「賃貸併用住宅」の全額を住宅ローンで借り入れることができない銀行があるということです。この場合は、賃貸部分にあたる費用を自己資金で賄うか、全額住宅ローンで適用してもらえる銀行に変更するか、いずれかの選択となります。

 

最後の③について。ここが一番肝心の部分ですが、実は賃貸として貸し出すことで得られる賃料収入は、事前審査や本審査における所得として換算することができません。例えば、C様の情報として「年齢40歳、勤続15年、年収600万、借入希望額は5,000万円、諸費用も借入」であり、賃料収入として年間120万円と見込み、銀行の審査利率を3.0%としましょう。この場合、年収+賃料収入で720万円として考えれば、返済比率が32.07%となりますから、審査上もクリアしてきますが、本来の「年収600万円のみ」で審査が進みますから、返済比率は38.48%となり、審査をクリアすることが難しくなってきます。将来の収入や見込の収入は、審査にプラスの影響は与えません。もし、いまの年収が600万円であったとして、10年後にそれが700万円になっている保証は誰もできませんよね。銀行としては「裏付けのある収入」しか審査の対象とはしてくれません。

 

C様の場合、建物自体の広さを少し狭くすることで建築費を下げ、かつ余剰の土地(今回の建築で使わない土地)を売却することで費用を捻出して、賃貸併用住宅への建替え計画を無事進めることができました。

 

いかがでしたでしょうか?賃貸併用住宅のメリットばかりに目が行ってしまい、肝心の資金計画が疎かになってしまってしまう方も大勢いらっしゃいます。弊社では、家づくり無料相談会を随時実施しております。住宅ローンのご相談もお受けいたしますので、お気軽にご相談にいらしてください。

(つづく)

能登半島地震を受けて 当社の耐震に対する考え

2024年01月22日 18:36   Category : ニュース

この度の能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、1日も早い復興をお祈りいたします。

震災より20日が経過しても、被害の詳細は判明しませんが、これまでに報じられている状況を踏まえ、家づくりを行っている当社の立場から、耐震に対する考えを動画でお伝えいたします。

最初に被害の詳しい情報が報じられたのは1月6日。

新耐震基準導入後に新築・改築された家も、半数の木造家屋が全壊したという記事です。

1/6 読売新聞

続いて、1月13日。

今回の地震で4000棟を超す住宅の損壊が判明。震度6強でも倒壊しないといわれる耐震基準を満たした家屋の全壊も多数確認された。

そんな状況を招いた1つの理由として、それまでの群発地震によるダメージが蓄積していたのではないか、と伝えています。

1/13 日経新聞

詳しく見てみましょう。

まず、冒頭の新耐震基準について。

耐震基準の変遷

 

ご覧のように耐震基準は、大きな地震が起こるたびに見直され、現行の耐震基準は、1995年に発生した阪神淡路大震災の被害を受けて見直されたものです。

冒頭の記事でいう「新耐震基準導入後でも全壊」と報じられている新耐震基準は、阪神淡路大震災であれだけの被害が出た教訓を生かす前、今から43年前の1981年に改正された基準である、ということがおわかりいただけると思います。

 

次に、能登半島を襲った群発地震について。

過去を遡ってみると、古くは2007年最大震度6強の能登半島地震がありました。

過去の大きな地震

その後、1昨年、昨年に最大震度6を超える地震が2回発生、それ以外にも2021〜23年の3年間で震度5弱以上の地震が5回も発生していました。

新耐震基準をクリアしている建物は、「震度6強から7の大地震でも人命に被害を及ぼすような倒壊は免れる」という基準です。

これは、人命を守ることが目的であって、建物に被害が及ばないという意味ではありません。

これだけの大地震がくれば、当然、建物は損傷を受け、その後に大きな地震が来れば、耐えらないケースも十分に考えられるということ。

今回は残念ながら、そのような事態を招いてしまうことになったといえそうです。

 

命は守られたけれど、住み続けることができないのでは、その後の生活が立ち行かない。

ということで設けられたのが、建築基準法で定められるよりも耐震性の高いものを選択できるようにした、耐震等級という制度です。

耐震等級には3段階のレベルがあり、耐震等級1が先に見た建築基準法をクリアするレベル、耐震等級2と3は、それぞれ耐震等級の1.25倍、1.5倍の耐震性能を持つと定義されています。

3つの耐震等級

でも、この1.25倍、1.5倍という数値ではピンとこないと思います。

実際に大きな地震に見舞われた熊本地震を振り返ってみましょう。

熊本地震築年別被害状況

これは、2016年に2度の震度7に襲われた熊本地震の被害状況を築年別に分類したものです。

これによると、旧耐震基準の家は約半数が全壊か倒壊、2000年5月までの新耐震基準の建物は約2割が全倒壊しています。

阪神淡路大震災の教訓を生かした活かした現在の耐震基準の建物の全倒壊は6%に留まっています。

さらに、現行の耐震基準を分類すると耐震等級3の16棟は、最も被害の大きいものでも半壊まで、補修すれば住めるレベルの被害に留まりました。

耐震等級3の被害は半壊まで

一方で、耐震等級2の建物は、倒壊してしまった事例が報告されています。

この実績から、30年以内に70%の確率で最大震度7の首都直下地震が発生するといわれる、首都圏にお住まいの方は耐震等級3を取得するべきだ、と考えるのが合理的な判断だと思います。

また、耐震等級には2つの計算方式があります。

1つが簡易計算で判定する住宅性能表示計算、もうひとつが詳細に計算する許容応力度計算です。

許容応力度計算は、構造上、重要な部分に荷重や外力がかかった場合に、耐えられるかどうかを構造計算で明らかにします。

この許容応力度による耐震等級3が、現在考えられる最強の基準を満たした木造住宅であるということができます。

耐震等級3には2種類ある

近い将来、首都直下地震や南海トラフ地震が、まず間違いなく発生するといわれています。

その地震の影響を免れない、横浜川崎で家を建てている当社では、許容応力度計算による耐震等級3を取得するべきと考え、お客様のご意向に関わらず、全棟構造計算を行い、許容応力度計算による耐震等級3を取得しています。

あまりに嬉しいお客様の声を頂いたので動画でご紹介します

2024年01月17日 17:58   Category : ニュース,未分類

昨年7月に、土地収用後のお建て替えという記事でご紹介させていただいたお客さまより、大変うれしいお客様の声をいただきました。

あまりにも嬉しかったので動画でご紹介しております。

ぜひご覧ください。

テキスト情報でお客様の声をご覧になりたい方は、こちらから。

土地収用後のお建て替えの過去記事は、こちらからご覧くださいませ。

対面キッチン?壁付けキッチン?

2024年01月17日 12:16   Category : 未分類

皆さまこんにちは!

朝晩の冷え込みが激しい日が続きますが、体調を崩されたりしていないでしょうか?

 

さて、何度か洗面室やバルコニーといったお家の中の一部をピックアップしてご紹介させていただいてきましたが、今回はキッチンのレイアウトについてみていきたいと思います🔍✨

 

 

キッチンは特に家づくりでこだわる方が多いですよね!

ざっくり分けて、キッチンには壁付けタイプと対面タイプがありますが、

『キッチン』と聞いてまず思い浮かぶのはどちらのタイプでしたでしょうか?

 

それぞれの特徴を交えながら、弊社の施工例も合わせてご紹介させていただきます!

 

 

 

壁付けタイプ

 

ステディア│システムキッチン│クリナップ (cleanup.jp)より引用

 

壁付けキッチンには、調理に集中できるという、料理好きの人にとっては大きなメリットがあります。

 

対面タイプの場合は、キッチンの背面に通路を確保するために約90cmほどのスペースが必要となりますが、壁付けキッチンであれば、その分のスペースが必要なくなるため、自由なプランができます。

キッチンの上部に、食器棚や棚などを作れば、収納力もアップします✨

 

また、壁付けキッチンはコンロが壁に向かって設置されているため、煙やにおいがリビングに広がりにくくなるのもうれしいポイントですね◎

 

 

 

スリーポイントシュートが打てる三世帯住宅|鬼塚工務店 (team-onizuka.com)

 

こちらは独立型の壁付けキッチンを採用したお客様宅です。

リビングダイニングから独立した、調理や洗い物に集中しやすいキッチン空間になっています。

 

カップボードもあり、料理に必要な調理器具や家電はすべてここにまとめられるので、効率よく作業ができそうですね✨

来客時も手元を見られる心配がなく、作業に集中できますね。

 

 

 

 

対面タイプ

 

吹き抜け、収納・住宅設備の収まり、動線計画など、見た目も使いやすさにもこだわった子育て世代の家。|鬼塚工務店 (team-onizuka.com)

 

キッチンの正面に遮るものがない対面キッチンは、リビングにいるご家族の様子を見ながら調理ができ、小さなお子様がいる家庭でも安心です。

調理中でも家族と会話をしやすく、コミュニケーションがとりやすいのが特徴です。

 

 

 

太陽光発電と蓄電池で、停電時も安心な「自家発電住宅」。|鬼塚工務店 (team-onizuka.com)

 

またキッチンの前に空間ができるので、開放感が得られます。

こちらの写真のお家は、キッチンの前が吹抜になっていて、キッチンまで日の光を感じられる空間となりました。

壁付けキッチンとは違い、リビングやダイニングに向かってキッチンがあるので、作った食事をそのままダイニングに運びやすく配膳が効率的になります。

 

 

 

もともと、くっついていた長屋建てを、切り離して建てた貸店舗付き注文住宅|鬼塚工務店 (team-onizuka.com)

 

また、壁が少ない分、収納力が下がってしまいそうな対面キッチンですが、

こちらのお家のように棚を造作すれば、おしゃれにお皿やコップを収納することができますね(^^♪

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

壁付けキッチンには対面式にない良さがあり、

やはり対面キッチンには壁付けにないはない魅力があるかと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

建築吉日とは?

2024年01月10日 18:26   Category : 未分類

みなさまこんにちは!

 

冠婚葬祭など行事ごとの日程を検討する際に、

大安・友引・仏滅などの言葉を耳にしたことがありませんか?

これは六曜といって、日にちの吉凶を占うための暦注のひとつです。

弊社でも、地鎮祭などの祭事や上棟などを行う際に参考にしています🌸

 

 

建築業界では、六曜の他に「建築吉日」もよく使われています❗

建築吉日とは、新築工事やリフォーム工事を始めるのに

吉とされている日のことです。

仏滅や赤口など六曜ではよくないとされる日でも、

建築吉日的にはよい場合もあります✨

 

 

たつ(建)…開店、移転、柱立て、棟上げ、新規事の開始など、すべてに大吉。

みつ(満)…建築、移転、開店、祝いごと、すべて吉。

たいら(平)…地固め、柱立て、祝いごと、すべて円満。

さだん(定)…建築、移転、開店、新規事の開始など、すべて吉。

なる(成)…新規事の開始は、吉。

ひらく(開)…建築、移転、開店、すべて吉。

 

※パナソニック建築吉日カレンダーより引用

https://sumai.panasonic.jp/sumu2/calendar/

 

 

お家づくりをしていくなかで、工期や工程により

吉日を考慮することが難しい場合もあります。

あくまで縁起物として、参考にされてみてくださいね😙

 

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