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実装!熱交換式 24 時間換気システム

2023年01月31日 11:57   Category : ニュース

先日、床下エアコン体感レポートでお邪魔した、品川区のお住まいは、熱交換式24時間換気システムを採用しています。
日本の住宅には、24時間稼働する換気システムを導入することが義務づけられています。
これは、2時間に一度、居室の空気を入れ替えることで、シックハウス症候群などに害されることがないように配慮したものです。
でも、こんなに寒い冬の季節に、家の空気をそのまま2時間に一度入れ替えると、せっかく温めた室内の暖かい空気が外に逃げて、寒い空気が室内に入ってきてしまいますよね。
これはなんとももったいない、ということで考えられた仕組みが、熱交換換気システムです。
これは、室内の空気と外の空気を入れ替える時に、特殊な通り道を通すことで、熱を交換します。
実物はこちら。
見た目にはわかりにくいのですが、この中に空気を通しつつ、温度を溜め込む特殊なフィルターが入っています。
中央の筒がその特殊なフィルターです。
イメージとしては、この内部、”へちま”のようになっていて、空気を通しつつ、熱を溜めこむのです。
たとえば、今のような寒い冬。
まず、室内の空気を70秒間、外に追い出します。すると、暖かい空気がこのフィルターを温め、汚れた室内の空気のみを外に追い出します。
70秒経つと、今度は空気の流れが逆になり、外の冷たい新鮮な空気を取り込みます。
この際、温められたフィルターを冷たい空気が通ってくるので、室内に入る時には、程よく温まっているという仕組みです。
70秒も経つと、フィルターは冷めてしまいますので、再度、空気の流れを室内から外へと反対にする、これを繰り返します。
この給排気を行う機具が、全部で6つほど付いていて、空気の流れを計算して、半分づつ給気と排気の役割を交換して、室内の空気を入れ替えます。
この”ヘチマ”のようなフィルターには、湿度を蓄える機能もあるので、冬、排気するときには室内の湿気をフィルターに蓄えて、給気の時に室内に戻し、夏は外の余計な湿度をフィルターに蓄えて室内に取り込まないようにします。
だから、夏も冬も快適な温度と湿度を保つことができる、というわけです。
「春の花粉や、梅雨時のジメジメした湿気は勘弁!窓を開ける生活は望まないし、洗濯物も基本、外に干す気はない!」というお客様には特に喜ばれると思います。
今回のお住まいも脱衣室には、乾太くんや室内物干しをしっかり設置されています。
さらに、
まだ照明がつく前の1階和室。
左上に、室内物干しが見えますよね。
通常は日が当たるところに設置したくなるところですが、空気が常に循環し、温湿度を一定に保てる室内環境がなせる業だと思います。
熱交換式24時間換気システムは、当社のショールームでも採用しています。
ご興味のある方はぜひ見に来てください。
見学は予約制です。お電話か問い合わせフォームよりお申し込みをお願いいたします。
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