「○○の秋」はどんな秋
2021年10月25日 18:00 Category : 保育士のひとりごと。
皆さま、こんにちは。
秋が一気に深まってきましたね。
10月中頃まで夏日を感じる日がありましたのに、急に寒くなったことで、上着や布団など、急いで暖かい物に変えて…と、季節の変化に振り回されている今日この頃です。
いかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ11月ですが、予報では平年並みの暖かさがあるそうですよ。
お天気が落ち着くと、晩秋に向けて爽やかな空気と一緒に体を動かしたり、読書をしたり、美味しいものを頂いたりと、いろいろな楽しみ方にも気持ちを向けられますよね。
秋を表現している 「○○の秋」にはどんな言葉をはめましょうか?
先日、子どもたちが室内で小麦粉粘土あそびを楽しみました。
食紅で淡い優しい色合いを出した手作り粘土です。
耳たぶくらいの柔らかさがあり、小さな子どもたちの感触あそびにはピッタリです。
個人差もあり、嫌がる時は無理をしません。でも、慣れてくると夢中になってムニュムニュ、トントン,ぎゅーっ。
そんな子どもたちの様子を見守っていましたら、小麦粉粘土がパン生地に見えてきました。
くるくる丸めてお団子パン、伸ばして巻き巻き渦巻パン、ちょっとねじってねじりパン・・・、
焼き立てパンを想像して勝手におなかを空かせてしまいました。
ん? 食欲・・・?
仕事帰りに何となく図書館に足が向いて寄ってみると、ここにも“美味しい食べ物絵本”コーナーが設けられていたのです。これはもう、季節的にも個人的にも「○○の秋」に例えると、
「食欲の秋」!
皆さまはどんな秋がお好きですか?
床下エアコン実装レポート
2021年10月23日 05:44 Category : ニュース,床下エアコン
これからの時代、暖房は床下エアコンがベストだと確信しております。その理由は大きく3つ。まずは、トータルコストが安い。構造上、床下からエアコンの暖気を室内に行き渡らせる仕組みを最初に作る必要がありますが、あとは普通のエアコン1台とそのランニングコストのみ。エアコンが壊れたら買い替えるだけで、複雑な仕組みはありません。とてもシンプルです。
2つ目に、環境にも人体にも優しいこと。火を燃やさないから安全な上、二酸化炭素も出さず空気が汚れません。3つ目になんといっても快適であること。壁の高い位置にあるエアコンから暖気を出すと、足元は暖かくならないし、直接、身体に風があたって不快ですよね。床下エアコンなら、対流と伝導によって床下から家全体を温めるので、ほとんど風を感じることなく、家中どこも暖かいのです。今回はその床下エアコンを実装したお宅のレポートをお届けしましょう。
この隅にあるのが“それ”です。
カバーを開けると、ダイキンのルームエアコンが入っていて、暖気の吹き出し口が、床下にもれなく届くようにカバーされています。
左手のエアコンカバー上部は、エアコンに空気を取り込むための通風口で、右手が床下に溜まった暖気を室内に送る通気口です。
この通気口は、家の隅々にあります。
リビングは、この通気口ともう一つ。
右手の窓の下に見えますね。
こちらはキッチンの奥。キッチンは通常の暖房ですと、なかなか暖気が届かず足元が寒いもの。この通気口からの暖気だけで暖めるわけではありません。床下に暖気が通っているので、床全体が常に暖かいのです。
こちらは洗面所の横。さらに、
脱衣室にも取り付けます。
洗面所、脱衣室はヒートショックが起こりやすいところ。
ヒートショックと言えばもう一つ起こりやすいのがこちら。
トイレです。
トイレの床下からも暖気を取り入れ、リビングと同じくらい暖かい環境を整えます。
とはいっても、「本当にエアコン1台で家全体が暖かくなるの?」と疑われる方もいらっしゃることでしょう。
実証したいところですが、取材当日は10月にもかかわらず、外気温28℃の夏日。
夏日でなくても、10月だと暖房は不要ですので、その効果はわかりませんね。
そんなときのために、床下エアコンを装着している当社のショールームで撮影した、サーモグラフィーの写真をご紹介しましょう。
外気温8.1℃の時に、床下エアコンのみで暖房しているリビングの様子です。
真ん中の〇印の部分が、左上の22.7℃を表しています。
注目していただきたいのは、床下から天井まで、ほとんどムラなく暖かい状態をキープしているということ。青くなっているのは窓ですが、それでも18℃程度です。
一方で、YKKAPの樹脂サッシを使っていてもこれだけ室温とは開きがありますので、いかに窓が熱を逃がしやすいか、ということもお判りいただけると思います。
いかがでしょう?床下エアコンが最強だと思う理由、共感いただけたでしょうか?
もし、共感いただけなかったとしたら、もう少し季節を待って、寒い冬に当社のショールーム、あるいは事務所にお越しください。事務所にも床下エアコンが装着されていますので、その快適さを実感していただけます。
さて、厳しいのは冬の寒さだけではありません。夏の暑さもたまりませんね。
こちらのお家は夏を快適に暮らすためのエアコンの装着にも工夫を凝らしています。
まずはご覧いただきましょう、こちら。
通常、リビングの壁の高い位置にあるエアコンを階段室に設置しています。
このエアコンも普通のダイキンルームエアコン10~12畳用。
この位置で、このまま回れ右をすると、
リビング上部の吹き抜けがあります。エアコンからの涼しい風が、この吹き抜けを通ってリビングに届きます。エアコンの風向きを下向き固定にすると吹き抜けには届きませんので、上向きか上下にしておきます。
こちらがリビング側からの眺め。
そのままでも冷たい空気はゆっくりと下に落ちてきますが、空気を撹拌させる意味もあり、シーリングファンを回します。
夏場のシーリングファンの風向きは、上から下へ。冬場は下から上ですね。
これで2階に溜まった冷気は吹き抜けと階段室を通じてゆっくり1階を冷やすというわけです。
先ほどお話した通り、この日は外気温28℃でエアコンが欲しい陽気でした。冷房をオンにしても、リビングにいるとほとんど風を感じませんが、次第に冷気がいきわたり、快適に過ごせる空間になりました。吹き抜けの下で静止して、冷気を感じようとすると、かすかに心地よい涼風を感じることができました。「エアコンの涼風が直接あたるのは不快」という声を聴くことがありますが、そのような不快さは全くありません。このエアコン1台で、リビングと2階のファミリースペースのエアコンは十分です。各居室は、住み始めてからそれぞれの使い方次第で必要となれば買い足していくことをオススメしています。閉め切って使うのであれば、必要になるでしょうが、開放していても問題がなければ増設しなくても行けそうです。
夏を快適に暮らすには、エアコンだけに頼らない工夫も必要です。それは、西日を遮ること。
今回のお住まいは、西向きのリビングですので、午後の日差しが直接入ります。
いくら涼しい風を室内に送り込んでも、強い西日が差し込んでしまったら、相殺されてしまいます。直接、陽が当たっている床は、ホットカーペットをオンにしているほどの熱を感じます。もし、真夏にホットカーペットのスイッチが入っていたら、びっくりしてオフにしますよね。それくらい西日を遮るサンシェードの役割は重要です。すだれやよしずがあれば最高です。
夏の場合も「本当に効果あるの?」という感想をお持ちの方もいるでしょう。
同じく、ショールームの真夏の様子をご覧いただきましょう。
こちらが2階にあるエアコンだけで1階リビングにも冷気を届けている様子です。
外気温34.6℃の時のリビング、右のサーモグラフィーの中央は27.5℃。真夏なら心地良い温度です。
冷気は下に降りるので床面の方がほんの少し温度が低いですね。赤い部分は窓。真夏の場合もやはり窓が熱を通しやすいのがわかりますね。
「身をもって体感したい!」と思われた方は、ぜひ来年の夏、ショールームにお越しください。
お待ちしています。
素敵なお家が出来ました。
2021年10月18日 20:10 Category : 未分類
みなさまこんにちは
もうすぐお引渡しのお宅を少しご紹介させて頂きます。
工事の残材が写り込んでいるのはご愛敬で。
木目と漆喰の白と石目調のグレーが綺麗なバランスに仕上がりました。
アカシアの挽板のフローリングに
漆喰で仕上げたR開口の下がりの壁。
階段下のスペースは子供たちの遊び場に。
カフェスタイルのペニンシュラキッチンと
折下げ天井のグレーがアクセントになり締めてくれます。
少し無骨で硬い表情がかっこよくまとまりました。
ペンダント照明が入ると雰囲気出そうです。
グレーのアクセントの漆喰壁に縦ラインの間接照明の光が映えます。
テレビ背面のリビングの顔となる面にはグレーの漆喰と間接照明で演出を施しました。
お施主様にもとても喜んでいただいてこちらまで感激でした!
引越などもあり、まだまだ大変ですが
年末年始は快適にゆっくりと素敵な生活を過ごして頂ければと思います。
★キッチンカラーランキング★
2021年10月11日 18:00 Category : インテリアコーディネーターのひとりごと
こんにちは!
本日は、前回の浴室パネル色のランキングに続き、
キッチンの人気扉カラーをランキング形式でご紹介いたします!
キッチンは、クリナップのステディアになります。
●第3位●
マリンウッドダーク
(50件中5件)
鏡面仕上げでブラック系の木目カラー。
男前インテリアにぴったりな、重厚感のあるカッコいい印象のキッチンです!
ブラックウォールナットなどの床材や、
意外にオーク等の床とも相性が良いカラーです。
●第2位●
オークラテ
(50件中6件)
ナチュラルな素材感で、空間に温もりを与えるカラー。
ブラックの取手と相性バッチリな人気色です!
◎第1位◎
ペアウッドホワイト
(50件中10件)
ダントツの1位はペアウッドホワイトでした!
ホワイト系、ダーク系、ナチュラル系、北欧系・・・
どんなインテリアにも合わせやすいのが人気の理由でしょうか。
薄い木目柄が入っているので、真っ白よりも汚れが目立ちにくいのもうれしいポイントですね。
いかがでしたでしょうか(*^^*)
キッチンを迷われているかたはぜひ参考にしてみてください。
クリナップのホームページでは、
キッチンカラーシミュレーションもできるようになっているので、
ぜひご活用してみてはいかがでしょうか。
気密測定の巻
2021年10月04日 19:05 Category : ニュース
先日、当社が建築している横浜市内の現場で、気密測定を行いました。
当社では、現在、お引き渡し前に全棟気密測定を行っています。
今回は、その模様をお知らせしましょう。
その前に、なぜ気密性を高める必要があるのか?を、おさらいしておきたいと思います。これは、気密性が低いとどんな悪いことが起きるのか?を考えるとわかりやすいと思います。
大きく3点あります。
気密性が低いというのは家にスキマがたくさん空いているということ。となると、
1.寒い冬、そのスキマから冷気が侵入します。夏場はいくらエアコンを効かせても、熱気がどんどん入ってきてしまいます。となれば、
2.光熱費が余計にかかり、地球にやさしくない家に住み続けることになります。
3.気密性が低いと計画通りに換気が行われず、湿気を含んだ空気が滞ります。寒い冬、その湿気を含んで淀んだ空気が、外気に冷やされた窓や壁に触れ、露点を下回ると、結露します。壁の内部や床下など、目に見えないところに慢性的に結露が発生すると、カビや腐朽菌が繁殖し、家の寿命を縮めます。
要は気密性が低いと、夏冬の厳しい外気の影響を受けやすくなるので、1.不快になり、それを解消するため、2.冷暖房コストがかさみ省エネの流れにも逆行、その上、3.家の寿命まで縮めかねない、と悪いことだらけなのがおわかりいただけると思います。
そんなに大切な気密性の高低を測るモノサシは、床面積あたりのスキマ面積=C値と呼ばれる基準です。
例えば、C値1.5㎝²/㎡であれば、100㎡の床面積で150㎝²=はがき1枚程度のスキマがありますよ、ということになります。
スキマの大きさは机上の計算で測ることはできません。ちょっとしたゆがみや、配管の納め方などで大きく異なりますので、実測するしかその数値を把握する手立てがありません。だから、今回のような気密測定が必要になります。
大雑把な仕事だと、スキマだらけの家になるというのは、簡単にご想像いただけるのではないかと思います。
気密測定の方法は、まず
このバズーカ砲のような機械で、室内の空気を抜きます。
そうすると、抜いた分だけ外から空気が入ってこようとする圧力が働きます。
真空状態の家というのは現実的にありませんから、最終的には外気と同じ気圧になります。
そこに至るまでにかかる時間などから、その家のC値をこのテスターが算出します。
測定を開始する前に、通常空いているけれど、気密測定を行うために、塞ぐ必要のある開口部があります。それは、換気扇のダクトと、吸気口、及び設備機器の排水口などです。
設備機器の排水口は、生活が始まるとトイレにお水が溜まっているように、見えないところでも水で閉じている状態になります。しかし、お引渡し前はまだ封水されていない状態ですので、テープでふさぎます。
換気扇と吸気口もしっかり塞ぎます。先にご紹介した気密性を高めないとダメな理由3.の家の寿命が短くなるから、に直結するのが、家の隅々まできちんと計画的に喚起を行うということ。そのために気密性を高める必要があります。気密性が高ければ、換気扇から外に出した空気の分だけ、家中の吸気口から新鮮な空気が入ってきます。気密性が低いとスキマから空気が入ってきてしまい、換気扇から遠い吸気口から空気が入って来ず、その部屋の空気が淀んでしまいます。なので、換気扇と吸気口だけが空いている状態が望ましいのです。穴の開いていないストローでジュースを飲むイメージです。気密測定をする際には、どちらもテープでふさぎます。
気密性の高い家を建てることが、とても大切なことはおわかりいただけたのではないかと思うのですが、実は世間一般でよくつかわれる「高気密住宅」の定義は定められていません。
先に申し上げたように、気密測定をしなければ気密性能は測れないのに、測定をせずに「高気密住宅」を謳っている広告も散見されます。
これは、根拠レスと言わざるを得ません。
ちなみに、当社では、C値1以下であれば、高気密住宅の性能を発揮できると考え、
全棟気密測定を実施して、その数値以下でお引き渡しすることを条件に「当社の家は高気密住宅です」とご説明しています。
この気密測定、当然ですがC値を実証することを目的に行います。もちろんそれも大事なのですが、もう一つ、大きな目的があります。
それは、気密測定を実施する前提で家を建てることにより、施工精度が上がるということ。
家のスキマを埋めるのは、経験がないと想像以上に大変で、ちょっとした心配りのなさで、すぐにスキマが空いてしまいます。電気、水道、ガス、といった配管や、コンセント、果ては家そのものの歪みなど。
気密測定が行われることを前提に建てられる家の担当者は、ちょっとした手抜かりがすぐに数字に表れてしまうことを知っているので、現場の緊張感が違うのです。
その緊張感の中で仕事を進めていくのが当たり前になると、スキマが出やすい勘どころも掴めてきて、技術も上がり、ますます精度が上がります。
とはいえ、限りなくゼロに近づけようとは、今のところしておりません。C値1以下であれば、十分、快適に、計画換気もできると考えているからです。
今回の実測値は0.7でした。
当社が目指すのは、いい家をどこよりも安くご提供すること。
いい家だけど、過剰なコストをかけて、高くなってしまってはダメだと思っています。
何事もバランスが大事ですよね。
暮らしのご提案(ペット編)
2021年10月04日 18:00 Category : ペットと暮らす
みなさま こんにちは
10月に入り気温もすっかり下り、秋らしくなりましたね。
秋になると、私は自分の家にわんちゃんを迎えた事を思い出します。
最近は在宅ワークの方も増え、
新しい家族として犬や猫を迎える方が増えたと耳にします。
家づくりにおいても、大事な家族の一員である
わんちゃん、ねこちゃんが安全で気持ちよく過ごせる空間にしたいですよね。
そこで、今回はわんちゃんとねこちゃん向けの建材商品を紹介したいと思います。
【わんちゃん編】
わんちゃんですが、室内でも元気に走りまわったり
たまに床で粗相をしてしまうことがあるかと思います。
そこで、オススメは大建工業さんが出している〝ワンラブフロアー“です。
床が傷付きにくく、滑りにくい商品となります。
小型犬などは特に走りまわる時に脱臼してしまうことがあるので、
ペット向け商品を使用のは、やはり安心ですね。
出典:大建工業「ペットと暮らすカタログ」
また、家の新築やリフォームをしない場合でも
ペット向けのフロアーコーティングを用いて、床を滑りにくいように工夫することもできます。
そちらも活用してみてはいかがでしょうか。
次回は【ねこちゃん編】です!!