たった2台のエアコンで、夏も冬も快適な家@横浜市保土ヶ谷区
2023年04月17日 17:33 Category : ニュース
4/6にアップした事例に続きまして「たった2台のエアコンで、夏も冬も快適な家」お引渡し前に撮影した画像とともにご紹介させていただきます。
家づくりに関して、とても深く、幅広く、勉強されていらっしゃったお施主様。
床下エアコン暖房や、小屋裏エアコン冷房、耐震テープ等々、ご夫婦が叶えたい注文住宅に対する要望に対応可能な工務店は?という視点で探された結果、当社にご縁をいただきました。
こちらは玄関。
3帖の広さを確保して、オープンな空間にシューズインクロークを設けています。
玄関スペースとは別に、土間スペースがあると、家の中に上げたくない大きな荷物があった場合の一時保管場所としても重宝します。
仕切りの壁面の中に、格納できる椅子を設けました。
立ったまま靴を脱いだり履いたりするのは、厳しい姿勢を強いられます。
まだお若いご夫婦ですが、あれば便利ですし、ご両親やお客様がいらしたときには大活躍すると思います。
特にご年配のお客様の場合は、これがあるか、ないかで、遊びにいらした時の印象もかなり違ってくると思います。
リビングをキッチン側から見たところ。
腰かけることもできるし、ゴロリと横にもなれる小上がりの畳空間=「畳が丘」。
不足するリビング収納を補う、畳の下スペースをたっぷり活用できることも採用の決め手となりました。
右手に見えるアーチの下がり壁が印象的な小部屋は、
階段下を活用したキッズスペースです。
「秘密基地」のような、「かまくら」のような、ワクワクする空間に仕上がりました。
こちらが冬に大活躍する床下エアコン暖房を設置した、ファミリークローゼットです。
先ほどご覧いただいたリビングの写真もそうでしたが、床材は岐阜・かしもの東濃ひのきの無垢材です。
ガス温水式床暖房や、電気式の床暖房ではなかなか使えない無垢フローリングも、床下エアコンなら材を選ばず使用可能です。
さて、こちらはリビング側からキッチン方向を見たところ。
右上に吹き抜けが見えます。
下からのぞいてみると、
ドドーンと、小屋裏の天井まで抜けています。
その高さ6m超。
シーリングファンのすぐ脇に木の枠が見えます。
早速、小屋裏まで上がってみましょう。
右奥のルーバーの奥にうっすら見えているのがシーリングファンで、このルーバーのある木枠が、下から覗いた時に見えたそれです。
正面から見るとこんな感じ。
夏場は、エアコンからの冷気をシーリングファンの風の流れを利用して下に落とします。
緩やかな風に乗った冷気は、まず2階へ。
この写真は2階のお部屋にある腰壁の位置から吹き抜けを見たところ。
時間をかけてゆっくり冷やし続けるので、冷気が2階から1階へと流れ続けます。
こちらが2階のお部屋を通る吹き抜けを、引いてみたところ。
正面左が、1枚前の写真を撮影したポジションとなった腰壁です。
このお部屋は、引き戸の向こう側をサンルーム=洗濯物干し置場として活用します。
「干しきれない!」という場合に備えて、手前にも1本バーを追加しました。
「引き戸を締めてしまうと、サンルームに空気が流れないのでは?」
と思ってしまいそうですが、そうならないように、吹き抜けにある2つの窓の右上に換気扇を設けました。
引き戸を締めても、この換気扇(正面に見えるサンルームの窓の左上)を使って、エアコンからのサラッとした空気が流れ込み、冷気も取り込めるようになっています。
さて、吹き抜けに面するお部屋はこれで良いとして、2階にはまだ寝室が3つもあります。
そのお部屋には、いかにして冷気を届けるかというと、
こうしています。
冷房の効いた小屋裏から、動力を使わずに冷気を落とすため、ハシゴで上り下りする吹き抜けを用意しています。
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ流れる性質を利用しています。
壁についているハシゴは、
メトリウスというクライミングメーカーのもの。
特にトレーニングをするため、というわけではありません。
小屋裏部屋へ上がるハシゴは、使わない時には壁に引っかけて置き、使う時だけ、取り外して小屋裏に掛けて使います。
しかし、それだと収納しておく場所をとるし、いちいちかけたり外したりするのも手間です。
しかも今回は、小屋裏部屋へ固定階段で上がる階段も取り付けてあります。
それなら、普段の上り下りはこの階段を使えば問題ないので、場所も取らず、見た目にもかっこいい、このトレーニング用のホールドを用いることにしたのです。
このホールド、一番上にはハシゴとなる反対側にも取り付けて、上に板を載せ、フタをすることができるようにしています。
小さいお子様がいる間は、危険な場合がありますので。
この小屋裏から冷気を自然に落とすお部屋が2つあって、あとはもうひと部屋。
このお部屋は、小屋裏エアコン冷房とはつながっていないため、自然に届けることができません。
さて、どうするか?
先ほどご覧いただいた、2階のサンルームを通って1階へ落すルーバーの写真。
右手に扉と換気扇が見えます。
開けてみると、
配管が見えますね。小屋裏の冷気を、ここでも換気扇を使って配管に送り、最も離れた2階のお部屋の、
天井から冷気を届けます。
このように1階LDK、2階4部屋へ、冷気を通すルートを確保致しました。
前回の「2台のエアコンで夏も冬も快適な家@横浜市緑区」でもご説明しましたが、人によって快適な温度は異なりますが、全館空調では、各部屋ごとに温度の設定を変更することはできません。
なので、キンキンに冷えたお部屋をお好みの方には、別途個別のエアコンを設置できるように、その下準備だけしてお引渡しをしております。
最後は、トイレのお写真。
なぜトイレかというと、エスタコウォールで仕上げた壁面の塗り仕上げが最もわかりやすい写真がこれだからです。
今回はほとんどの壁をこのエスタコウォールで仕上げました。
高い断熱性を備え、気密性も高めてあるから、2台のエアコンで夏も冬も快適なのです。
夏は余分な湿気を吸収し、乾燥する冬は湿気を吐き出す。
さらに、ニオイを吸収し、空気清浄機能も備えた漆喰塗り壁=エスタコウォールは、床下エアコン暖房と小屋裏エアコン冷房の、たった2台で快適に暮らせる家と、とても相性が良いと思います。
たった2台のエアコンで、夏も冬も快適な家@横浜市緑区
2023年04月06日 12:44 Category : ニュース
先日、完成間近のK様邸、撮影にお邪魔してまいりました。
おひさまの光がたっぷり入る、明るい家に!というご要望をいただきました。
前面道路側は、道を歩く方々の視線もあるので、視線が合うことのない位置に窓を設け、
南側にたくさんの開口部を設けています。
2階に大きな窓が3つ。
どのように光が入るかというと、こんな感じ。
リビングはMAX6m超の吹き抜けで開放感があり、光がたっぷり入ります。
リビングから上を見上げたところ。
青空に雲がぷかぷか浮かんでいるのがはっきりと見えます。
AV機器の収納BOXも兼ねた壁面テレビボードの前にソファが来ます。
お休みの日にのんびりとソファでくつろぎ、ふと視線を上げると、青空の中ゆっくりと雲が動いているのが見える。
額縁のように四方を切り取られてはっきりと見えるので、外で空を眺めるのとはまた違った味わいがあります。
こちらは、青空に雲が浮かんでいた窓の正面に位置するペニンシュラ(半島)型キッチン。
キッチンに立ちながら、壁掛けテレビの映像を見ることができます。
建売住宅を避け、注文住宅を選択されるご夫婦の多くがこだわるのは家事動線です。
今回もいい感じに納まっています。
キッチンで作業を行うママ。
ひと段落ついたら、さあ洗濯しよう!と、キッチン背後に見える引き戸を開け、左手を見ると、
脱衣室を兼ねたランドリールームがあります。
ちなみに左手にうっすら見えているのが浴室への入り口です。
ここで脱いで、洗って、吊り下げ物干しに干します。
カウンターも造作しているので、洗濯物を畳んだり、一時的な置場にするにも大変便利。
ちなみに先ほどの引き戸を開けた正面は、
洗面化粧台。
誰かが入浴中でも、ママが洗濯作業中でも気兼ねなく使えます。
拡大鏡をサイドに取り付けたので、近い将来発生するであろう、洗面所の渋滞回避にも役立ちます。
左手が先に見たランドリールームで、右手はファミリークローゼットになっています。
洗濯を終え、乾いたら数歩歩いてこのファミリークローゼットに仕舞える家事楽動線です。
さて、前振りが長くなりましたが、タイトルの「たった2台のエアコンで夏も冬も快適な家」。
このファミリークローゼット内、うっすらと映っている腰高までの壁に、床下エアコンが収まっています。
冬はこの床下エアコンからの暖気が、建物の基礎内部をじんわりと温め、リビングや先ほどご紹介した脱衣室兼ランドリールーム、玄関ホールなどの床下から室内に暖気を採りこみます。
基礎から暖められた暖気は、このような上昇気流に乗って、じんわりと建物全体を暖めます。
冬の床下エアコン暖房は、これまでに何度もご紹介してきました。
じゃあ夏の冷房は?
この吹き抜けの写真の真ん中あたり。2階に室内窓が見えますね。
その窓の上に小さな穴があるのがおわかりいただけるでしょうか?
寄ってみましょう。
吹き出し口が見えますね。
夏はこの吹き出し口から冷気が届き、部屋全体を冷やします。
それでは、元を辿ってみましょう。
2階の廊下に設置した収納ハシゴ。
これで小屋裏に上がります。
はい、こちらに用意されたのが、各部屋に夏の冷気を供給する小屋裏エアコン冷房です。
コンセントの左側に白い箱が見えていますが、それがエアコン本体です。
このエアコンから出る冷気を漏らさないように断熱材で多い、断熱ダクトを使って各部屋に届けます。
ルートごとの行き先はこの通り。
先に見たリビングの吹き出し口が、右手の断熱材に囲われた配管に通じています。
「洋室1へ」のダクトの先は、
このように洋室1の天井へ、
アングルを変えた写真、二本並んでいるダクトの手前側が、洋室2、向こう側の壁に埋め込まれているのが洋室3に続くダクトです。
こちらが洋室2
洋室3です。
これが夏場に活躍する小屋裏エアコン冷房の構造です。
1台のエアコンから生じる冷気を1階のリビング、2階の個室3部屋に届けます。
冬の床下エアコン暖房とあわせて「2台のエアコンで夏も冬も快適な家」は、このような仕組みで実現しています。
当社のショールームや本社事務所で実験を重ねながら、その時点で最良と思われる方法をご提案しています。
地球温暖化の影響が日々大きくなる昨今。
夏の暑さはますます厳しくなり、エネルギー価格の上昇はしばらく収まりそうになく、いかに冬場の暖房費を抑えるかも大きな課題です。
このような温熱環境の問題をどう解決するか?
これからの家づくりを進める上で、欠かすことはできません。
CM等で宣伝されている全館空調システムを導入すれば簡単かもしれませんが、そのコストは数百万円単位に及びます。
当社がおススメしている床下エアコン暖房、小屋裏エアコン冷房は、普通の家電量販店で売られているエアコンを使い、暖気は上に、冷気は下にという、自然の法則を活用したシンプルな構造で、当社独自のシステムなので、コストも最小限に抑えられます。
一方で、問題がないわけではありません。
1台のエアコンで、家全体の温度をコントロールすることになりますので、各部屋ごとの調節はできません。
暑い夏、よくあるのは奥様が寒がりで、ご主人が暑がりなご夫婦の場合。
「どうしても我慢できない!」
という場合には、全体の室温は奥様の設定温度に合わせていただき、ご主人が使われるお部屋に別途エアコンを設置していただくことになります。(そのために、追加用のコンセントは用意してあります。)
多くの方が感じられているのではないかと思いますが、それほど広くない部屋に、エアコンを設置するのはちょっともったいないですよね。
家全体を涼しくする能力があるなら、活用しない手はない。
それでも不足する場合にだけ、追加すればよいのではないか?という発想です。
ご興味のある方は、夏のエアコンが必要な季節に、当社のショールームにお出かけください。
小屋裏エアコン冷房の涼しさをご体感いただけます。
ショールームは完全予約制ですので、お電話か問い合わせフォームにて、事前のご予約をお願いいたします。
営業時間臨時変更のお知らせ
2023年03月27日 18:00 Category : ニュース
誠に勝手ながら、3月31日(金)は、社内行事のため営業時間を変更させていただきます。
2023年3月31日(金)
臨時営業時間
9:00〜17:00
大変ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
高台に建つ家、竣工間近!
2023年03月08日 17:32 Category : ニュース
当社が得意とすること、それは、耐震性、断熱性、気密性など、住宅性能の高い家を建てることや、二世帯住宅、賃貸併用住宅など付加価値の高い家を建てること、床下エアコン暖房と小屋裏エアコン冷房の2台のエアコンで夏も冬も快適に暮らせる家を建てることなど、実はたくさんありますが、その中でも一番得意な部類に入るのが、狭小地や変形地、傾斜地、高低差のある土地、借地権付き土地の建て替え等、簡単に建てることができない、土地にちょっとした問題を抱える家づくりです。
現在建築中の「高台に建つ家」もその一つと言えるでしょう。
数百メートル先から引いた状態で撮影した画像です。
高台に立地し、お日様がサンサンとあたっています。
どのお住まいを当社が建築中かというと、
矢印で示した2邸のお住まいです。
遠くからだとわかり難かったと思いますが、かなりな急こう配の上に建っていることがお解りいただけることかと思います。
当然ですが、このような立地に家を建てる場合は、がけ崩れが起きても家が流されることがないようにしなければいけません。
安息角(あんそくかく)という言葉をご存知でしょうか?
このような傾斜地にある砂や土が滑り出さない限界の角度のことを言います。
土地の性質などによっても異なりますが、この地域の安息角は30度です。
直角三角形でいうと、一番緩やかな角(かど)ですが、スキーをされる方なら、30度と言えば、かなりの急斜面であることがお解りいただけると思います。
今回の工事では、安息角の30度より内側の、しっかりとグリップの効く支持基盤まで杭を打ち込み、その上に家を建てています。
略図でご紹介するとこんな感じです。
このような杭工事は、家を建てる工事とは少々異なり、土木の領域に近いですよね。
だから、簡単に家を建てることができない土地に関しては、それを得意とする住宅会社とそうでない会社があるというわけです。
こちらのお住まいには、大きなバルコニーがあります。
さぞ、眺めがいいだろうな〜、と思いますよね。
どんな感じかというと、
どどーんと抜けています。
南東に向いていて、快晴の日は朝日がきれいなのですが、写真だと光ってしまうので、曇りの時の眺望です。
さて、夜景はどんな感じでしょう?
現地で夜景をとることはできませんでしたが、想像するに恐らくこんな感じ。
日本三大夜景のひとつに数えられる長崎の夜景。
こんな景色を毎日、しかも自宅に居ながら楽しめるなんて!
今回のような傾斜地に家を建てる場合には、当然ですが、杭工事などのコストがかさみます。
一方で、コストがかさむことが前提になるので、土地を取得する際には、相場よりもお安めに取得できる場合もあります。
トータルで見れば、この眺望を手に入れることができる分、価値が高いとも思えます。
今回のお住まいは玄関部分はフラットで、裏側が傾斜地でしたが、逆のケースも多いです。
こちらは昨年お引渡しを済ませた事例。
4mほどの高低差があるアプローチ。
このような場合も、通常の家づくりの技術に加え、擁壁工事を行う必要があり、それなりの知識と経験が求められます。
ちなみにこちらのお隣様も、
当社で建築させていただきました。
こちらのお住まいは、さらに借地でもあったため、実務に着手してからお引渡しまで1年以上を要しました。
1月にお引渡しを済ませたこちらの事例では、道路が広くなく、行き止まりの土地での工事となったため、重機や資材の搬入に苦労しました。
思い起こせば、住宅を建てるために、解決しなければならない土地の課題を抱えているご依頼をたくさんご相談いただけているな、と思います。
根底にあるのは、「ご依頼いただいたお客様に大満足していただきたい」と本気で思っています。
「全て叶えます!」、なんていうことはとても申し上げられませんが、土地の問題で他社に断られた!というような場合でも、ぜひ一度当社にご相談ください。
一所懸命、解決に向けて、取り組まさせていただきます。
3階建ての床下エアコン暖房体感レポート@横浜市保土ヶ谷区
2023年02月10日 07:51 Category : ニュース
先週の土曜日、お引渡し前の「二世帯で暮らす3階建てのお住い」で、床下エアコン暖房を体感してまいりました。
朝7時半の気温は5.2℃、真冬の寒さです。
簡単にそのプランを断面図でご紹介しますと以下の通り。
1階にご両親のお部屋、2階に子世帯の居室を据え、家族が集うLDKは、陽当たりのよい3階に。
1階部分は道路側にビルトインガレージを設けているので、2階の居室の一部が、車庫の屋根となる、オーバーハングと言われる形状です。
通常、3階建ての場合は、さすがに床下エアコンの暖気が最上階まで届かないので、積極的にお勧めすることはありません。
しかも、ビルトインガレージの屋根となる2階部分は、1階の暖気がつたわらないので、条件は厳しいといえます。
そうはいっても、床下エアコンを採用せずとも何らかの暖房は必要です。
当社の事務所でお打ち合わせをしているときに、「そういえばこの建物も3階があるのに床下エアコンを採用している」ということに思い当たり、「1台のエアコンで1階のフロア全体が暖かいなら、それはそれでメリットがある。上層階の足りない部分はそれぞれの階で補えばいいんじゃないか?」ということになりました。
今回のお住まいは、
普段、1階で過ごされる親世帯のご家族が、歳を重ねて、階段の上り下りが厳しくなっても大丈夫なように、家庭用エレベーターを設けています。
朝7時の段階で、19℃と安心の暖かさです。
奥にシューズクロークが見えていますが、その手前が玄関。
この場所は廊下にあたる部分ですから、ヒートショックの心配ご無用です。
さて、こちらは2階の子世帯家族のお部屋です。
ちょうどビルトインガレージの直上にあたるところ。
こちら反対側から見たお写真。
アールの下がり壁の奥に見えるのが壁掛け用エアコンです。
夏のエアコンとしても使いますが、この季節には暖房用エアコンとしても使います。
このウォークインクローゼットの内部は20.8℃ありました。(2階の壁掛けエアコン暖房はオン)
2階には子世帯用の洗面化粧台と、引き戸で仕切れる、共用の脱衣室・浴室があります。
二世帯で使えるように、4帖弱の広さを確保しています。
くつろぎのバスタイムを楽しめるように肩湯を備えています。
実際に肩湯が出ると、こんな感じ。
暖かいお湯が撫でるように肩を暖めてくれる、今の季節にとてもありがたい機能です。
このサニタリールームの正面がエレベーターと階段室前のホール。
2階の壁掛けエアコンから出る暖気が、ほとんど届かないところですが、1階床下エアコンの暖気が階段室を通って2階ホールを暖めて、18.5℃あります。
居室よりは低いですが、寒さを感じることはありません。
こちらその上の3階ホールからLDKをみたところ。
エレベーターの表情も、木目調の引き締まった印象です。
約18帖のLDKは屋根勾配を利用した吹き抜けになっているので、開放感があります。
その奥には7帖弱のルーフバルコニーを設け、外を感じられる空間も確保しています。
床下エアコンが届かない3階リビング、朝7時13分現在の温度は16.6℃。(3階の壁掛けエアコン暖房はオフ)
さすがにこれだけでは肌寒いので、この時間から活動する場合には、左手に見えるエアコンを使うようでしょう。
日当たりのよい3階は、おひさまが昇ってしまえば、建物自体を暖めてくれるので、天気の良い日は暖房なしで行けそうでした。
3階建てでも、主に1階にいる時間が長いご家族がいる場合には、常時、何らかの暖房が必要となります。
それならば、局所暖房よりも、1階全面を暖める床下エアコン暖房を選択するという判断は、十分あると思います。
床下エアコンなら、廊下もお手洗いに行くときも、2階に上がるときも、ヒートショックの心配がありませんので。
最強寒波襲来!床下エアコン暖房体感レポート@品川区
2023年01月25日 08:53 Category : ニュース,床下エアコン
昨日、お引渡し直前の完成現場にお邪魔してまいりました。
車や人通りの多い道路から1本中に入った閑静な住宅街。
駅から数分の交通至便な立地ながら、周囲に高い建物がないため、陽当たりも確保できる好立地です。
小雨降る朝8時過ぎ、
外気温は6.0℃。
7時過ぎから設置しておりましたが、その時は7℃を超えていました。
寒波の到来とともに気温が下がる時間帯だったようです。
玄関内部には土間収納を兼ねるシューズクローク、階段右手にニッチ、その手間にはアウターなども仕舞える収納と、余すところなくスペースを活用しています。
扉で仕切らない入り口は、アーチの下がり壁を2つ並べることで、見た目に柔らかく、楽しい空間に仕上がっています。
奥の下がり壁内部に、
床下エアコン暖房が設置されています。
このお部屋は3.6帖のウォークインクローゼット。
この控えめな場所なら、住み始めてからも邪魔になりにくいし、見た目にも気になりませんね。
こちらは手前の下がり壁を入った、奥の脱衣室。
スロップシンクを備え、しつこい汚れ物や靴などを洗う時にとても便利。
乾太くんや、室内物干しもあるので、”脱ぐ、洗う、干す”をこの場所で完結でき、洗い終わったほとんどのモノを、階段を上がらずに、1階のウォークインクローゼットや収納スペースに仕舞えます。
さて、本題の床下エアコン暖房の効きめ、気になる脱衣室はというと、
21℃でした。
いきなりな感じがありますが、実際には寒い外から、玄関内部に一歩入ると、その暖かさが実感できます。
誰もいないお引渡し前のおうちが暖かいというのは、ちょっと不思議な感じがするくらいに。
こちらは、洗面化粧台。
脱衣室と分けているので、ご家族がお風呂に入っていても気兼ねなく歯を磨いたりできます。
左手前の足元空間が空いているので、スツールなどを置いておけば座って身支度ができます。
正面の扉はお手洗い。
脱衣室と浴室に続いて、ヒートショックが起きやすいのはトイレです。
でも床下エアコン暖房があれば、
この通り、21.2℃。
右手にガラリが見えています。
建物を支える基礎の内部に溜まった暖気を、このガラリから室内に取り込みます。
さて、それでは2階へ。
この日はあいにくの曇り空でしたが、想像してください。
2階リビングで、しかも吹き抜け。
南側にこれだけ窓があれば、光がサンサンと降り注ぐでしょう。
こちらはキッチンからの眺め。
右手のサービスバルコニーの横に、三角垂れ壁が見えますね。
二人並んで座れるスタディーコーナー。
正面の壁は上部を仕切らずに開放感を出しています。
目の前が全面壁だと息が詰まりそうですが、このように抜けていれば、ちょっと疲れたなと感じても、伸びをしてうまく気分転換が図れるのではないかと思います。
今回のリビング、実はもう一つ工夫が。
こちらの写真、立ち位置をもう一度キッチンに戻しました。
中央に白い柱がある腰壁、なにやら真ん中に長細い空間があります。
想像してください。
キッチンで作業をしていると、「ガチャッ」と玄関が開きます。
「ただいま!」と声が聞こえればよいですが、時にはそんな気分になれないこともあるでしょう。
階段から顔が見えるまで誰だかわからない、あるいは自分の部屋にそのまま直行してしまったら様子をうかがい知ることもできません。
そんな時、この空間を上からのぞくと、
帰宅したご家族の様子をご自身の目で確認することができるのです。
日々の暮らしをイメージされたナイスなアイディアですね。
これはお客様のご要望を実現したものですが、実は一石二鳥。
この小さな吹き抜けが、1階の床下エアコン暖房の暖気を2階に効率よく上げてくれるのです。
ということで、2階リビングの温度は、
18.1℃でした。
さすがに1階に比べると低いですが、シーリングファンを効果的に使えば日々の暮らしは問題なさそうです。
先日のクローズアップ現代では、高齢の方がいる場合は22℃以上が望ましいとお話ししていました。
そのような場合は補助的な局所暖房も検討されるのがよいと思います。
それでも寒暖差10℃以上のヒートショックなどとは無縁ですので安心です。
ご覧のように、キッチン上部には固定階段で上がる小屋裏があります。
リビングやダイニングは開放感が欲しいので吹き抜けがいいですが、キッチンに吹き抜けはいりませんよね。
その分小屋裏として利用しています。
建物の形状をそのまま活用し、LDKに面する部分はロフトのように使い、階段に近い部分は小屋裏収納のように使えます。
その広さ9.25帖。
さて、気になる室温は、
18℃ちょうどと、ほぼキッチンと同じ温度です。
このように、たった1台のエアコンで、家をまるごと暖めるのが床下エアコン暖房です。
それを実現するには、暖気をできるだけ外に漏らさないように気密性を高め、壁や窓から熱が逃げないように断熱性を高めることが欠かせません。
住宅性能を高めるメリットは冬のためだけではありません。
暑い夏も効果を発揮します。
夏場はこの小屋裏に設置したエアコンで、小屋裏と2階LDKをまるごと冷やします。
というわけで、注文住宅ならではのアイディアを満載した、床下エアコン体感レポートお届けしました。
たくさん勉強して、想像して、見て回って、決断して、家を建てるのはとても大変ですが、苦労しただけの甲斐はあると思います。
この先、ずっと住むことになりますので。
クローズアップ現代「実は危ない!ニッポンの”寒すぎる”住まい」
2023年01月18日 13:30 Category : ニュース
昨夜、7時半から、NHKクローズアップ現代で、「実は危ない!ニッポンの”寒すぎる”住まい」が放映されました。
ご覧になられた方も多かったのではないかと思います。(本日17時半よりBSで再放送されます。)
この番組のメッセージは主に2つ。
1.寒さが命を奪う危険があります。寒い日は暖房をつけましょう。
2.家の寒さをなくしましょう。
というお話でした。
1つ目は、寒くても「節約のため」とか「俺は大丈夫」と、十分に部屋を暖めずにいたら心筋梗塞等を発症してしまったという方々の事例が紹介されていました。
高齢の方ばかりと思っていましたが、40代の方もいらっしゃいました。
寒い!と言えば、思い浮かべる北海道。
寒さに対して敏感なのか、冬のリビングの平均気温は19.8℃と47都道府県で最も高く、そのおかげもあって、冬の死亡増加率が実は最も低いことが紹介されていました。
「だから暖房で部屋を暖めるのが重要なんです」と。
WHOでは、最低でも室温が18℃を下回ることがないように!と勧告しています。
2つ目の家の寒さをなくしましょう、については、まず問題なのが家の中の温度差。
リビングと、廊下やトイレなどの温度差に加え、室内の上と下の温度差の問題が取り上げられていました。
エアコンでは床が暖まらないのです。
「日本には家全体を暖める発想がない。スポットで採暖設備を置いて何とか寒さをしのぐ。冬が来るたびに何十年も繰り返す。いつかは身体に限界がきてしまう。」東京大学教授のコメントが紹介されていました。
次に紹介されていたのは家の中で最も温度が逃げやすいのは窓のお話。
窓から逃げる熱を防ぐために、内窓を設置するのが効果的で、カーテンや梱包に使うプチプチを窓に貼り付けるのも有効だと紹介されていました。
この番組を見て強く思ったのは、これから家を建てる方は、歳を重ねてから、寒さ対策や断熱リフォームをしなければいけない家を建ててはいけないということ。
この問題の解決策は、家を建てる時にこそ、あると思います。
一度建ててしまったら、あとには引けないのです。
断熱リフォームをされた方が「歳をとると、新築をするというわけにもいかないので」と話ししていたのが印象的でした。
備えあれば憂いなし。
今から、冬寒くない家を建てておけば、歳を重ねてからも冬の寒さ対策から解放されます。
壁掛けエアコンは、足元があたまらず、温まるのはリビング一室のみ。
床下エアコンなら、床から家全体をまるごとあたためてくれます。
番組では、窓から冷気が襲う、窓の対策を!としつこいほどに放送していました。
複層ガラスの入った樹脂サッシなら、内窓もプチプチも要りません。
床下エアコンを体感できる当社のショールームには、その違いがわかるように、アルミサッシと、樹脂サッシを並べて設置しています。
今から1/20の大寒を経て、2/3の立春までが一年で最も寒い季節です。
この時期にぜひ、床下エアコン暖房の快適さを体感しにきてください。
20年後、30年後を想像していただいても、「これなら大丈夫!」と、きっと思っていただけると思います。
床下エアコン体感会を予約制で実施しております。
ご興味のある方は、お電話か問い合わせフォームより、お問い合わせ、お申し込みください。
冬至翌日の床下エアコン暖房体感レポート@横浜市西区
2022年12月28日 17:37 Category : ニュース
先日、お引渡し直前の現場にお邪魔しました。
外構工事中の現場はこちら。
道路と敷地の高低差、約4m。
頑丈な擁壁の上に立つお住まいです。
狭小地、変形地、高低差のある土地の家づくりは当社が得意とするところです。
この日、12/23の横浜市最低気温は4.8℃。
朝、8時過ぎの外気温は6.5℃でした。
誰もまだ住んでいない冬の新築現場は、想像を絶するほど寒いもの。
スリッパなしで床の上に立つと、身体中の熱が足の裏から床に吸い取られるようで、そのままの状態ではいられないほどです。
夏の砂浜で立っていられないように、冬の新築現場も、指がちぎれそうに寒く、片方の足裏をもう片方の足の甲に重ねて、という動きを繰り返す動作を思い浮かべていただけるとその寒さをご理解いただけるのではないかと思います。
ですが、今は床下エアコンという強い味方がおりますので、玄関を開けると別世界が広がります。
お引渡し前から床下エアコン暖房を入れ、お引渡しの際には、お施主様にその暖かさを実感していただけるようにしています。
こちらが反対側から見たダイニングキッチンスペースです。
正面の多目的カウンターの下や、左手のスリット窓の下など、窓の下に床ガラリを設けています。
性能の高い樹脂サッシを使用していますが、それでも窓の下はコールドドラフトと言われる、窓からの下降冷気が生じます。
ここに床ガラリがあれば、その不快な冷気を打ち消すことができます。
床下に溜まった暖気が家全体をじっくり暖めて、
キッチンのワークトップに置いた温度計は22℃。
冬の快適な室内温度は18〜22℃程度といわれていますが、寒い寒い冬の朝なのに、本当に快適でした。
こちらはキッチン奥の洗面脱衣室。
南側に設置された床下エアコンからは遠い、北側にあります。
床に置いた温度計を見ると、
21.3℃。全く寒くありません。
この脱衣室なら、ヒートショックとは無縁です。
こちら、浴室のリモコンです。
主に、浴室内部の空調を管理するものですが、右側の少しずれたところに「床(キラリ✨)」の文字が。
ご存知の方も多いかと思いますが、この浴室の左下にあるカウンターに
床ワイパー洗浄機能がついています。
1日の入浴後、このような水流で皮脂や角質の汚れを洗い流してくれます。
最後にキレイ除菌水を散布して、カビやピンク汚れの発生を抑えるすぐれもの。
あると嬉しいオプションです。
さて、いざ2階へ。
こちらは主寝室。
レンガ風のアクセントウォールに、その裏手にあるウォークインクローゼットのブロンド系のクロスが合いますね。
こちらの収納は内部で2つに分かれていて、主寝室側(手前)は衣類をたっぷり仕舞えるウォークインクローゼットで、
奥の収納は、ホールからダイレクトにアクセスできる動線になっています。
ファミリークローゼットとしても使えるし、場合によっては書斎にもなりそうですね。
さて2階の気温はというと、
北側の洋室に置いた温度計、19.9℃。
1階の床下に設置したエアコンの暖気が2階まで上がるの?と不思議に思われるかと思いますが、時間をかけて建物をじっくりあたためるので、2階も暖まるのです。
今回のお宅は2階建てなのですが、上に上がる階段があります。
屋上に出るための塔屋があるのです。
左上にエアコンが設置されています。
「なんでこんなところに?」と思ってしまいそうですが、このエアコンは夏場の冷房専用エアコン。
冷たい空気は上から下へ流れるので、夏場、このエアコンから流れる涼しい空気が、階段室を通って、2階、1階へと流れます。
2階の階段室に設置した夏用エアコンが1階を涼しくする動画を上げていますので、ご興味のある方はそちらもご覧くださいませ。
屋上に上がると、
高いところからの眺望が楽しめてとっても気持ちがいい!
これから家を建てるなら、耐震性、断熱性、気密性といった住宅性能が高く、1台のエアコンで家全体を暖める床下エアコン暖房の家が絶対にいい!と本気で思っています。
というのも、当社の事務所もショールームにも床下エアコンが設置され、その快適さを味わっているから。
ご興味のある方は、年末年始休暇明けの寒さが本格化するこの機会に、ぜひお出かけください。
家づくり相談、およびショールーム見学は予約制ですので、事前にご連絡をお願いいたします。
年末年始の営業のご案内
2022年12月24日 18:01 Category : ニュース
弊社の年末年始の営業についてお知らせいたします。
<年内> 2022年 12月28日午前中まで営業
<新年> 2023年 1月6日より営業
12月28日午後~2023年1月5日までにいただきましたお問い合わせにつきましては
1月6日より順次ご対応させていただきます。
ご不便をお掛けして申し訳ございません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
完成間近の床下エアコン暖房の家 体感レポート!
2022年12月13日 18:32 Category : ニュース
先週金曜日、完成間近の現場にお邪魔してまいりました。
外構工事中の現場はこちら。
バルコニーを支える柱と梁が印象的ですね。
どれくらいの広さがあるかというと、
写真では伝わりにくいかもしれませんが、奥行き2m強、幅8m弱の広々バルコニー。
卓球台を2台並べて遊べるほどの広さがあります。
先ほどのアングルでは見えませんでしたが、ちょっと引いてみると、
屋根一面にソーラーパネルを敷き詰めています。
今回のお住まいは、V2Hシステムを導入されました。
V2Hとは、ビークルトゥホーム(Vehicle to Home)といって、電気自動車を充電池に見立て、発電した電気を車に充電したり、逆に、車に充電した電気を家庭で使ったりすることができるようにする仕組みです。
あと2週間ほどで冬至を迎える昼の短い日でしたが、たっぷりと太陽の光を浴びて、
しっかり働いてくれていました。
さて、早速ですが、室内をご紹介しましょう。
ダイニング側から見たリビングです。
左手奥のアクセントウォールは、壁掛けTV用の金具が設置されています。
正面の壁はクロスではなく、セメント系の素材で作られたタイルで仕上げています。
その名もSOLIDO.
光の加減でその良さが伝わりにくいのが残念ですが、実物を見ると1枚1枚表情が違い、時間が経過してもその意匠性の高さににんまりしてしまうようなマテリアルです。
その下に造りつけ収納がありますが、右手のルーバー内部に床下エアコンが設置されています。
12/9当日、最低気温7℃、最高気温14℃。
お昼の気温はその日の最高気温に近い12℃でした。
環境省が推奨するウォームビズでは、冬、快適に過ごせる室温の目安は20℃とのこと。
完成間近で、床下エアコン暖房を運転させた室内の温度をご紹介しましょう。
まずは、キッチンから。
ちなみに、床下エアコン暖房は先ほどご紹介したリビング西側の1台のみ。
東に位置するキッチンから7m以上離れています。
でも、この床下空間には仕切りがなく、つながっているので暖気が届いて21.5℃でした。
北側の浴室前の脱衣室です。
キッチンよりはやや下がり、19.7℃。
寒さは感じません。
こちらは2階、北側の子供室。
21.9℃あります。
床下エアコン暖房は、冬の間中運転をずっと続けるので、床下からの暖気が1階の建物自体をじっくりあたため、ゆっくりと2階にも行き渡ります。
家の断熱性と気密性が高ければ、床下に設置したエアコン1台で大抵の場合、環境省が推奨する目安20℃をクリアすることができます。
「それじゃあ、夏は?」
これまで夏のエアコンは、階段室や吹き抜けがあれば2階の壁面に設置して、家中に冷気を行き渡らせる方法を採用していました。
しかしこの方法だと、閉め切った寝室には、冷気が行き届かず、個別にエアコンを用意する必要があります。
その問題をクリアすべく、今回のお宅では、小屋裏にエアコンを設置して、そのエアコンがつくり出す冷気をダクトを通じて各居室に送る仕組みを導入しました。
この吹き抜けになっている子供部屋の吹き出し口の向こう側に小屋裏があり、エアコンが設置してあります。
断熱性の高いダクトを通じて、冷気を届けます。
主寝室の天井にも、
1階のリビングダイニングキッチンにも冷気を送ります。
暖気は下から上へ流れるので、床下エアコンで暖房を行い、
冷気は上から下へ流れるので、小屋裏エアコンから家全体に涼しい空気を送ります。
たった2台のエアコンで、夏も冬も快適に暮らせる家ができました。
こちらはリビングにつながる書斎。
外からも内側からも様子がうかがえる窓付きの建具で、光もたっぷり採りこめます。
洗面化粧台は下台のみ設備メーカーの商品を設置して、正面にはタイルを取り付け、鏡と照明、タオル掛けを統一感のあるトーンでセレクトしていただきました。
照明の陰影がアクセントとなって、入るたびにちょっとわくわくします。
洗面室に続くランドリールームは、脱衣スペースと洗濯機、ドライスペースが分かれているのでとても使いやすいと思います。
特にドライルームは奥行き3m超の広さがあるので、たっぷり干せます。
以前にお客さまインタビューで、あるお客様が「ドライルームに除湿器を置けば、洗濯物がよく乾く」と仰っていましたが、最近の除湿器は非常に優秀です。
こちらは主寝室。
左手の扉奥は、2階の洗面化粧台、その先のお手洗いに続き、右手は1階からスムーズに出入りできる動線です。
毎朝の身支度は2階の洗面化粧台を使えば、とてもスムーズですね。
駆け足でご紹介させていただきましたが、奥行き2m超の広々バルコニー、V2H、床下エアコン暖房、小屋裏エアコン冷房、使いやすいランドリールーム、リモートワークもできる書斎、さらに細かなマテリアルも丁寧に選んでいただけた、盛りだくさんなお住まいでした。
このような充実の家づくりには「こういう選択肢がある」ということをまずは知ることがとても重要です。
「じゃあ、どうすればいいの?」
と思われたなら、まずは当社のショールームにお出かけください。
床下エアコン暖房や、断熱性が高い窓とはどういうことなのか?など、実感としてお判りいただけると思います。
ショールームの体感会は予約制です。
ご興味ございましたら、お電話かお問い合わせフォームより、ご予約をお願いいたします。